ボッシュのドリルドライバーを買うときのポイントとは?オススメ機種も徹底解説
今回は上記に回答する記事です。後ほど詳しく紹介しますが、ドリルドライバーはネジ締め・穴開けを行うことができる電動工具です。多くの工具メーカーからドリルドライバーは販売されていますが、その中でも今回は有名メーカー「ボッシュ」のドリルドライバーにスポットを当てて紹介します。
本記事ではドリルドライバーを選ぶときの大事な6つのポイントについて説明し、記事後半からはオススメのボッシュ製ドリルドライバーを厳選してご紹介(^^)
今ドリルドライバー選ぶで悩んでいる方などは、ぜひ参考にしてくださいね!
そもそもドリルドライバーとは?
ドリルドライバーは、ネジを締めるときに活躍する電動工具です。中には石材やコンクリートなどに穴を開けることができる機種もあり、建設現場でもよく見かける工具の一つとなります。インパクトドライバーと比べると繊細な作業に向いており、DIYを行う方にもオススメの電動工具です。その他ドリルドライバーとインパクトドライバーは「チャック」「スピードコントロール」「トルク調節部」の3つが異なっており、もっと詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてくださいね(^ ^)
関連記事:【徹底比較】インパクトドライバー とドリルドライバーの違いとは?
ボッシュのドリルドライバーを選ぶときの大事な6つのポイント
ボッシュのドリルドライバーを選ぶときは、
-電源
-用途
-取付チャック能力
-締め付けトルク
-振動機能
-サイドハンドル
上記の6つが大切です(^^)
どれもカンタンなことなので、次章から紹介していきます。
今回紹介する「6つ」のポイントを軸に選ぶことで、きっとあなたにピッタリのボッシュ製ドリルドライバーが見つかるでしょう!
電源
ドリルドライバーは「電動工具」なので、「電源」を確保する必要があります。その中で電源を確保する方式は「バッテリー式」と「コード式」があり、どちらかを選ばなければいけません。下記からそれぞれのメリットとデメリットを紹介するので、参考にしてくださいね。
バッテリー式
バッテリー式のメリットは、取り回しの良さです。ドリルドライバーにバッテリーを付けることで電源を確保できるため、発電機など電源を確保する必要がありません。つまり場所を選ばずに作業が可能となり、作業場所が変わっていくような方にオススメ。なお、建設現場ではバッテリー式の電動工具を使用している方が多い印象です。
一方、バッテリー式の最大のデメリットが、バッテリー切れです。バッテリーは有限なので、作業途中で電源が切れる可能性もあります。そのためバッテリー式を選ぶ方は、作業時間と稼働時間を比較して、余裕を持った作業を行うことが大切です。
コード式
コード式の最大のメリットは、電源が途中で切れる可能性がほぼないことです。コード式は常に電源を確保しながら作業が行えるため、長時間の作業にも向いています。そのため作業場所近くで電源を常に確保できる方にオススメとなります。一方最大のデメリットは、取り回しの悪さです。シンプルなことですが、作業中は電源を常に確保しておく必要があるため、作業場所を変更しづらいです。また、作業中にコードが邪魔になるケースもあり、その点もデメリットと言えるでしょう。
このようにバッテリー式とコード式にはそれぞれ特徴があるため、作業場所や用途にあわせて選ぶようにしましょう!
用途
次に「用途」となります。ドリルドライバーには、建設現場などプロの仕事場で使われることが多い「ピストル型」と「ペン型」の2つがあります。どちらを選ぶかは、用途によって変わるため、下記をご覧ください。
ピストル型
ピストル型は、建設現場などで本格的に使用する方にオススメです。さまざまな種類が発売されており、価格帯も1万円のものから3万円の機種まで幅広いです。ピストル型は性能が高い機種も多いため、仕事で使用する方はこちらが良いでしょう。ペン型
ペン型は、ストレート型・スティック型とも呼ばれるように、ストレートの形状をしたドリルドライバーです。形状を生かして、上向きの作業や狭い場所でかつやくが期待できますが、構造の問題でトルク(パワー)を強くすることができません。言い換えると、ネジを締め付けるパワーが一定以上とならないため、仕事として使用する場合は物足りなさを感じる可能性も。そのためDIY作業や上向き作業で補助的に使用する場合にオススメです。
取付チャック能力
チャックとは、ドリルドライバーにビットを挟むための部品となります。また、チャックには種類があり「〇〇mm以上」のビットは対応していないなど記載があります。たとえば「GSR 10.8-2-LI PROFESSIONAL」の仕様表を見てみると、「チャック把握半径:1/10mm(最小/最大)」と記載されており、10mm以上には対応していないことが分かりますよね。
そのため、使用したい機種のチャック能力と、使用したいビットの大きさが合うものを選びましょう!
締め付けトルク
締め付けトルクとは、カンタンに言い換えれば「パワー」です。ドリルドライバーがネジ等を締め付ける力のことで、トルクの数値が高ければパワーも強いことを意味します。トルクの強さは通常「〇〇N・m」と表記されており、「GSR 18V-150 C PROFESSIONAL」は最大で「150N・m」です。トルクの数値が125N・mを超えてくると、本格的な作業でも対応ができるため、作業内容によってトルクの強さを検討しましょう。
なお、先ほど紹介した「ペン型」のトルク能力は「5N・m」程度なので、DIYなどカンタンな作業を行うときに便利です。
振動機能
ドリルドライバーの機種によっては、振動機能が付いている機種もあります。振動機能がついていると石材など硬い材料へ穴あけもできるようになりますが、そもそも石材等のあ穴あけが不要ならば「振動機能」も不要です。逆に石材やコンクリートなどの穴開けをする場合、振動機能は必須機能となるため、購入前に確認しましょう。
サイドハンドル
サイドハンドルはドリルドライバを支える「取っ手」の役割を持つ部品で、サイドグリップと呼ばれることも。とくに振動機能がついているドリルドライバの場合、作業をするときに本体が大きく動きます。そのためサイドハンドルで支えることで、手からドリルドライバが落ちないようにしてくれます。サイドハンドルは付いている機種と付いていない機種があるので、できれば付いている機種を選ぶようにしましょう!
オススメのボッシュ製ドリルドライバーを紹介!
ここからはオススメのボッシュ製ドリルドライバーを「厳選3機種」紹介します。ここまで読んで...「選び方はわかったけど、どの機種がいいかわからない...」
「とりあえずオススメ機種が知りたい」
という方は、ぜひ参考にしてくださいね。
GSR 18V-55
GSR 18V-55は、コードレスドライバードリルです。プロ向けの機種にはなりますが、「エントリーレベル」と評価している方も多く、幅広いニーズに対応している一台と言えるでしょう。
ただ、トルクは55N・mと十分で、金属・木材の加工を行うときに活躍します。チャックはRoehm製の13mmを採用しており、穴開けやネジ締めの動力をしっかりと伝達。なお、工具寿命とバッテリー駆動時間を伸ばす「ブラシレスモーター」も搭載されているため、長く使い続けることができるでしょう。
トルク(弾性体締付/剛性体締付/最大) | 28/55/- N・m |
回転数 | 0〜1,800min-1 |
チャック把握範囲 | 1.5〜13mm |
サイズ(W×L×H) | 389×444×112mm |
質量 | 1Kg |
GSB 18V-55
GSB 18V-55は「振動」ドライバードリルとなり、先ほど紹介した「GSR 18V-55」とスペックはあまり変わりません。ただ、こちらのGSB 18V-55の場合、仕様の「穴開け径」部分に「メーソンリー(組積造)」と記載されていることから、石材など硬い材料にも対応していることが分かります。そのため石材等の穴開けをする場合は、こちらの機種を選びましょう。なお、穴開け能力は「木工:35mm」「鉄工:13mm」「メーソンリー:13mm」となります。
トルク(弾性体締付/剛性体締付/最大) | 28/55/- N・m |
回転数 | 0〜1,800min-1 |
チャック把握範囲 | 1.5〜13mm |
サイズ(W×L×H) | 389×440×112mm |
質量 | 1Kg |
GSB 10.8V-15
GSB 10.8V-15も「振動」ドライバードリルです。穴開け能力は「木工:19mm」「鉄工:10mm」「メーソンリー:10mm」となり、先ほど紹介したGSB 18V-55より能力は控え目です。
ただ、コスパはこちらのGSB10.8V-15の方が圧倒的によくなるため、作業内容にあわせて使い分けましょう!またコンパクトなので取り回しも良く、狭いスペースでの作業や頭上で行う作業に向いています。ECP機能も搭載されているため、バッテリーの過負荷・過熱・深放電などのリスクも大幅低減。
トルク(弾性体締付/剛性体締付/最大) | 15/30/- N・m |
回転数 | 0〜1,300min-1 |
チャック把握範囲 | 1〜10mm |
サイズ(W×L×H) | 220×335×80mm |
まとめ
最後にまとめておくと、ボッシュのドライバードリルを選ぶときは、下記の6点が大切です。
電源 | バッテリー式かコード式かで選ぶ |
用途 | 用途(仕事or DIY)にあわせてピストル型かペン型かを選ぶ |
取付チャック能力 | チャック能力とビットの大きさが合っている機種を選ぶ |
締め付けトルク | 作業用途に合わせたトルク(パワー)の機種を選ぶ |
振動機能 | 穴開けをするならば振動機能有りの機種を選ぶ |
サイドハンドル | 必要に応じてサイドハンドルの有無から選ぶ |
「買い替えたいけど、新品で買う予算がない」
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