パンチャーのおすすめ機種・選び方【徹底解説】

パンチャー(油圧パンチャー)とは、金属板などに穴を開けるための工具です。 構造は文房具である穴あけパンチとよく似ており、それを金属用に強力にしたような形となっています。 鉄工用のドリルで穴を開ける場合と比べると、パンチャーを使えば油圧の力で

  • 静かに
  • すばやく
  • 綺麗に
穴を開けることができるのが特徴です!
今回の記事では、そんなパンチャーの選び方の解説と、おすすめの機種を紹介していきます。 今後パンチャーの購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

パンチャーの選び方は?

パンチャーの選ぶ際に考慮することは、大きくわけて5つです。

  1. 電源
  2. 穴あけ能力
  3. 加工材料
  4. 機能
  5. メーカー
どんな素材に穴を開けるか、どのくらいの頻度で利用するかなど、使用用途に応じて選ぶパンチャーは大きく変わってきます。 それぞれについて詳しく以下で見ていきましょう!

電源

油圧を使って動くパンチャーですが、基本的な動力源は電気となります。 基本的にはAC電源式・18V充電式・36V充電式のいずれかです。

パンチャーは大きくわけて2つに分けられ、AC電源やバッテリーで油圧ポンプを動かす電動式と、手動で油圧ポンプを動かす手動式の2種類があります。 電動式のパンチャーを利用すれば、ハイパワーかつスピーディーに素材への穴あけができます。

頻繁に利用する場合や、一度に連続して穴あけをする場合には電動式がオススメです。 さらには電動式のパンチャーは使用用途に応じて、
  • スタンダードタイプ(溝形鋼・山形鋼・平鋼の穴あけ用)
  • ノッチングタイプ(配電盤などの板金物のケガキ、穴あけ用)
  • フリータイプ(配電盤などの板金物の穴あけ用)
の3種類に分けられます。

※一般に出回っている通常の電動式パンチャーは、ほとんどがスタンダードタイプとなります。 一方、手動式のパンチャーは、電設管を使う工事に用いられることが多く、替刃のサイズも電設管工事に使いやすいサイズのものが多いです。 電動式のものと比べると軽量で持ち運びが楽にできます。

あまり頻繁に利用しない場合や、一度に大量に穴を開けることがない場合は、手動式のパンチャーが適しています。 手動式のパンチャーは使用用途に応じて、
  • フリータイプ(標準的な手動油圧パンチャー)
  • ホースタイプ(フリータイプの先端にホースがついたタイプ)
  • ケガキ専用タイプ(穴の修正用)
の3種類に分けられます。

穴あけ能力

穴あけ能力はパンチャーによって違います。 開けたい穴の大きさや、素材の厚さに応じて適切なパンチャーを選ぶようにしましょう。

例えば分厚い素材の穴あけになってくると、手動式のパンチャーでは難しい場合や、電動式でもスタンダードタイプでなければ穴が開けられない場合もあります。 事前に使用用途を確認してから、パンチャーを購入するようにしましょう。

加工材料

加工する素材の材質と形状は事前に確認しましょう。 例えば鉄かステンレスかで、使用する替刃(ポンチ・ダイス)が変わってきます。 また、素材の形状もフラットバー(平鋼)なのか、アングル(山形鋼)なのかで替刃の種類が変わりますし、本体の構造によっては加工できない場合もあるので注意しましょう。

ポンチ・ダイスを交換することで、様々な大きさの穴をあける事ができるようになります。 ポンチやダイスは穴あけ作業を繰り返すことによって摩耗したり変形していくので、定期的に交換する必要があります。

機能

電動油圧パンチャーの機能には、複動式と首折れ式があります。

  • 複動式:ピストン運動を利用した加工能力の高いタイプ
  • 首折れ式:モーター部が折れ曲がることにより、狭い場所での作業もやりやすいタイプ
基本的には穴を開けるために使用するパンチャーですが、種類によってはケガキ(穴の修正)専用で、穴を開けられないものもあります。

メーカー

パンチャーはあらゆるメーカーから販売されています。 そのなかで特に有名なのは、 など、国内の有名工具メーカーが多く挙げられます。 特にオグラ・育良精機・亀倉精機などは油圧工具を中心に扱うメーカーであり、数多くの製品をラインアップしています。

パンチャーのおすすめ機種

さて、ここからはアクトツールが厳選したオススメの電動式パンチャーランキング5選のご紹介です。

1位 オグラ 油圧式パンチャー HPCN209W

1位はオグラの油圧式パンチャーHPCN209Wです。 衝撃吸収構造のハイパワーモーターを採用した、複動方式のパンチャーです。 一般鋼材・ステンレス・アルミなどの加工が同じ替刃でできる便利な設計なので、さまざまな素材を扱う現場では大活躍します。

穴あけ最大能力(鉄) t9×φ20 (mm)
穴あけ最大能力(ステンレス) t6×φ20 (mm)
質量 11.3 (kg)
機能 複動式

2位 亀倉精機 電動油圧式ポートパンチャー RWM2A

2位は亀倉精機の電動油圧式ポートパンチャーRWM2Aです。 複動オートリターン機能を搭載しています。 ワンタッチワークストリッパー採用で、替刃の交換や位置合わせが簡単にできます。 アングル・チャンネル・フラットバーなどの形鋼の穴あけに適しています。

穴あけ最大能力(鉄) t9×φ20 (mm)
穴あけ最大能力(ステンレス) t6×φ20 (mm)
質量 19.2 (kg)
機能 複動式

3位 育良 イクラミニパンチャー IS14MPS

3位は育良精機のイクラミニパンチャーIS14MPSです。 通常の電動式パンチャーと比べると半分くらいの質量になるミニタイプです。 穴あけ能力はそのぶん少し弱まりますが、取り回しがしやすいので狭い作業現場では役に立ちます! 全機種2重絶縁モーターを採用し、安全性を重視した設計です。 4プランジャ方式によってスピーディに作業できます。

穴あけ最大能力(鉄) t6×φ14 (mm)
穴あけ最大能力(ステンレス) t4×φ14 (mm)
質量 6.6 (kg)
機能

4位 マキタ(Makita) 電動パンチャ PP201

4位はマキタの電動パンチャーPP201です。 フラットバー・アングル・溝形鋼の穴あけに適しています。 パンチ・ダイスを付け替えることにより、板厚8mm・穴径20mmまでの丸穴や長穴を打ち抜くことが可能。 また、100Vのハイパワーでパワフルかつスピーディに穴あけが行えます。

穴あけ最大能力(鉄) t8×φ20 (mm)
穴あけ最大能力(ステンレス) t6×φ20 (mm)
質量 10.6 (kg)
機能 複動式

5位 IKK 電動油圧パンチャー EP-19V

(引用:モノタロウ

5位はIKKの電動パンチャーEP-19Vです。 フラットバーや溝形鋼などへの穴あけに適しています。 丸穴径は最大20mm、長穴径は14×21mmまでの穴あけが可能になっています。 ポンチ・ダイスはEP-20Sと共用できるのも便利です。

穴あけ最大能力(鉄) t6×φ20 (mm)
穴あけ最大能力(ステンレス) t5×φ20 (mm)
質量 16.1 (kg)
機能 複動式

まとめ

いかがでしたか? 今回の記事では、金属板への穴あけに不可欠なパンチャーの選び方と、オススメの機種のご紹介をしました。 今後パンチャーを購入する際の参考になれば幸いです。

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次回の記事もお楽しみに!