【工具屋が教える】ボッシュのスクリュードライバーを買う前に確認することとオススメ機種
DIYとして使用することは少ないですが、建築現場などではよく見かける電動工具の一つと言えるでしょう。
スクリュードライバーは多くのメーカーから製造・販売されていますが、今回はドイツメーカー「ボッシュ」のスクリュードライバーにスポットを当てていきます。
本記事ではスクリュードライバーの選び方に加えて、オススメのボッシュ製スクリュードライバーを厳選してご紹介(^^)
「スクリュードライバー選びで悩んでいる...」
「オススメのボッシュ製スクリュードライバーが知りたい!」
という方は、ぜひ参考にしてくださいね。
そもそもスクリュードライバーとは?
記事冒頭の説明とかぶる点もありますが、スクリュードライバーとは石膏ボードや天井材(ジプトーンなど)の張り付けをする際に重宝される電動工具です。
主に内装工事業者によく利用されていて、ボードの張り付け作業にはなくてはならない必須の電動工具となります。
インパクトドライバーのようにスイッチを押してもビットが回転することはなく、先端を対象物に押し込んでいくことでネジ締め作業ができるため、天井ボード張りのような片手の締め付け作業もできます。
また一定の深さでネジ締めができるため、ボード張りあとのパテ処理をする際にも、余分なパテを使わずに済むのも利点です。なお、スクリュードライバーは片手でネジ締めもできるため、作業の効率を上げることも可能です。
世界的にも知名度の高いボッシュについて
ボッシュは1861年に創業されたメーカーで、もともとはドイツの自動車メーカーへ自動電装品を供給する企業として設立されています。
そのため現在でも日本ではクルマ関連の企業と認知されているケースも多いですが、一方で電動工具の質も高く建設現場でもプロの職人さんが使用しているシーンをよく見かけます。
ボッシュは現在の電動工具のベースとなる製品を多く生み出しており、ジグソーやハンマードリル、インパクトドライバーなど多くの工具を世に送り出しています。
また、実は「DIY用電動工具」というのはボッシュが世界で初めて開発・販売しており、電動工具をより身近なものとして位置づけた企業です。なお、ドイツのメーカーであるボッシュは「安全」に対する意識がとても強く、安全を重視する日本ユーザーにフィットしている商品も多い印象です。
スクリュードライバーと電動ドライバー・インパクトドライバーの違い
よく似ている工具として「電動ドライバー」と「インパクトドライバー」の2つがありますが、大きく異なる点が一つあります。それが、スクリュードライバーは石膏ボードの貼り付けを行うことに特化した電動工具ということです。
電動ドライバー・インパクトドライバーは、石膏ボードに打ち込むことに「特化」しているわけではないので、その点が大きく異なる点と言えるでしょう。電動ドライバーは「ネジ締め」「穴あけ」を行う工具です。
ドリルドライバーも電動ドライバーの種類の一つで、クラッチ機能でトルクを制御することが可能です。また、パワーが一定なので、電動ドライバーは繊細な作業にオススメ。一方インパクトドライバーは、回転方向への打撃ができる点が大きな特徴。
ドライバー内でハンマーが勢いをつけながら回転方向へ打撃を与え続けるため、繊細な作業には向いていません。ただ、ガツガツ打ち込んで行きたいときなどはインパクトドライバーがオススメとなります。
ボッシュ製スクリュードライバーの選び方
ここからはボッシュ製スクリュードライバーを選ぶときのポイントを紹介します。選ぶときの軸にして欲しいのは、「電源」「用途」「種類」の3つです。どれもカンタンなことなので、次章から一緒に見ていきましょう!
電源
スクリュードライバーは「電動」の工具なので、当然ですが電気がなければ動きません。その中でスクリュードライバーの電源方式には「充電(コードレス)式」「コード式」の2つがあり、それぞれ特徴は下記のとおりです。電源方式 | メリット | デメリット |
充電式 | ・取り回しが良い ・屋外でも使用できる |
・作業途中で電源が切れる可能性 ・コストが高くなりやすい |
コード式 | ・軽量機種が多い ・コストが安くなりやすい ・持続性がある |
・コードが作業中邪魔になる可能性 |
言い換えれば電源を確保する必要がなく、フレキシブルに作業を行うことができます。一方、充電式のデメリットは作業途中で電源が切れる可能性があることと、コード式と比べてコストが高くなりやすい点となります。
一方コード式の場合、常に電源を確保しながらの作業となるため、作業が途中で終わることはありません。
ただ、作業中にコードが邪魔になる可能性はあります。このように充電式とコード式ではそれぞれメリットとデメリットがあるため、作業内容・環境にあわせてどちらかを選ぶようにしましょう!
用途
次に「テクス式」か「オートパック式」どちらを選ぶかです。こちらもそれぞれ特徴を下記で紹介するので、一緒に確認していきましょう(^^)
種類 | 特徴 |
テスク式 | ・M6サイズのテクスねじ、ドライウォールネジなどトルクが必要な時に便利 |
オートパック式 | ・連結ビスの使用ができるモデル ・連続でビス打ちを行う時に便利 |
ただ、連結ビスを使用すれば重量が重くなりますし、少し費用が高くなります。 テスク式の場合は、ひとつひとつビスを手でセットしてからボードに打ち込みます。
オートパック式と比べるとやはり作業性は多少劣りますが、テスク式でも慣れた作業者であれば素早くビスの打ち込みが可能です。
種類
スクリュードライバーは「電動」式の他に「エア式」と呼ばれる種類の機種もあります。エア式はコンプレッサーが必要になり、作業を行うときに大掛かりになってしまうため、DIYなどを行う方であれば電動式のスクリュードライバーの方が良いでしょう。スクリュードライバーの使い方
ここではスクリュードライバーの使い方について見ていきましょう。例として連結ビスを利用するオートパックスクリュードライバーの使用方法を解説していきます。①電源およびバッテリー充電の確認
スクリュードライバーは電動工具なので、電源の確保を最初におこないましょう。充電式であれば、作業量に応じたバッテリー充電をしておく必要があります。またコード式に関しては、充電式のように自由に動き回れるわけではないため、作業する場所とコンセントの位置は考えるようにしましょう。
延長コードやドラムなどを利用する場合、タコ足配線にならないように注意してください。
②連結ビスの装填
オートパックスクリュードライバーの場合、使用するビスは連結ビスになります。張り付けするボードの厚みによってもビスの種類が変わるため、張り付け環境に応じた長さのビスを本体に装填してください。③ビスの打ち込み
本体にビスを装填したら、ケガキ線などに沿ってビスを打ち込んでいきましょう。スクリュードライバーはスイッチを押すだけでは先端のビットは回らないため、スイッチをONにした状態できちんとボードに押し込んでください。押し込まれると同時にビスが打ち込まれるため、きちんと打ち込まれたか確認してください。スクリュードライバーは打ち込みの深さも調整できるため、打ち込み状況を確認しつつ調整することが大切です。
オススメのボッシュ製スクリュードライバーを厳選紹介!
ここからはオススメのボッシュ製スクリュードライバーを厳選して2機種ご紹介します。「選び方はわかったけど、逆にどの機種がいいかわからなくなってきた...」「とりあえずオススメ機種が知りたい」
という方は、ぜひ参考にしてください。
もし悩んでいる方は、今回紹介する機種から選ぶのもアリですよ(^^)
GTB 18V-45
GTB 18V-45は、比較的コンパクトで取り回しがしやすい機種となります。人間工学に基づいた設計になっており、効率の良い作業が期待できるでしょう。また「PowerSAVE」というモードもあり、1回のフル充電でネジ締めできる回数をUPさせることが可能に。さらにネジが壁に触れると自動的にモーターがオンになる便利設計です。
トルク | 6N・m |
回転数 | 0〜4,500min-1 |
定格電圧 | 18V |
ビットホルダー | 1/4'' Hex ユニバーサル |
サイズ(WxLxH) | 266 x 287 x 97 mm |
質量 | 0.95Kg |
GMA 55(マガジンアタッチメント)
こちらは「スクリュードライバー用マガジンアタッチメント」となり、「GTB18V-45(H)」専用の商品です。作業がしづらい場所でも快適・スピーディな作業を実現し、ドライウォール(石膏ボード)のネジ締め・連結テープネジ使用時の締め作業が得意です。
ネジの長さ | 25〜55mm |
最大ネジ頭径 | 9.5mm |
能力 | ネジ締め:5mm |
サイズ(W×L×H) | 152 x 239 x 70 mm |
質量 | 0.36Kg |
まとめ
...とは言っても、電動工具って新品で買うと高いですよね。とくにボッシュなどの有名メーカーのスクリュードライバーになってくると、数万円かかってくるのが基本です。
そのため、
「買い替えたいけど、予算がなくて購入できない...」
「とりあえず今の機種を使い続けるしかないかな」と悩む方も多いかと思います。
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