コンプレッサーの選び方&おすすめ機種【徹底解説】

2021-12-24

今回はエアコンプレッサーの選び方とオススメの機種を紹介します。

「エアコンプレッサー」とは、空気を圧縮する工具です
圧縮した空気を排出して、いろいろな作業を効率的に行うことができます。
イメージしやすい例だと「自転車の空気入れ」なんかもエアコンプレッサーを使えばあっという間にできてしまいます(^^)

エアコンプレッサーは建設現場で使われることも多いですが、DIY用として購入する方も多くいます。
とは言っても、自転車の空気を入れる為だけに強力なエアコンプレッサーを買ったらオーバースペックです
なので、エアコンプレッサーを買う時はスペックが用途に合っているものを選ぶことが何より大切です!

そこで今回は、エアコンプレッサーを始め工具専門のリユースショップを運営している私たちが「エアコンプレッサーの選び方」を解説します。
記事の後半からはおすすめのエアコンプレッサーを10種類紹介します!
この記事を読むだけで、あなたにピッタリのエアコンプレッサーが見つかるはずです!
ぜひ、最後までご覧下さい。

エアコンプレッサーの選び方と種類

エアコンプレッサーを選ぶときに確認すべきスペックは5つあります。

  1. タンク容量
  2. 吐き出し空気量
  3. 馬力(出力)
  4. タンク内最高圧力
  5. オイルフリー式と給油式

あまり聴き馴染みがない言葉も多いですよね。
一見難しそうですが、意味を知れば簡単です。
スペックや使い道によって、あなたが選ぶべきエアコンプレッサーは変わります
例えばメールしか使う予定がないのに、動画編集ができるようなすごいパソコンを購入してもスペックが高すぎますよね( ;∀;)
エアコンプレッサーでも同じことが言えます。

そこでここからは、エアコンプレッサーのスペックで特に確認しておきたいポイントを5つ紹介します。

タンク容量

エアコンプレッサーは空気を圧縮する工具です。

空気を圧縮する為には、空気を溜める場所が必要です
その為、エアコンプレッサーには空気を溜めるタンクが付いていることがほとんど
シンプルなことですが、タンクのサイズが大きければその分空気を溜める量が増えます。

空気を溜める量が増えれば、作業できる時間が増えます
作業できる時間が増えれば、その分効率的に作業を行えます(^^)
したがって、長時間エアコンプレッサーを使って作業をする予定ならば、その分タンク容量は大きいものを選ぶことがオススメ。
下記の表はあくまで目安ですが、エアコンプレッサーの使い道ごとにタンク容量のサイズを表しています。

使い道(用途) タンク容量
タイヤの空気入れ 8〜13L
タイヤ交換 30L
エアブラシ 3〜8L
カップガン・スプレーガン 30L
エアダスター・エアブローでの清掃、ホコリ吹き飛ばし、乾燥作業 30L
エアカッター、釘打ち機 8L
サンドブラス 30L

もちろんタイヤの大きさや塗装する対象にもよりますが、タイヤの空気入れ・エアブラシなどは3〜13L程度あれば十分かと思います。
一方、タイヤ交換・ホコリなどのゴミを吹き飛ば作業をする時は、長時間使うことが想定されます。
その為、タンク容量も大きくするのがおすすめです。

ただ、数字だけだとあまりイメージがつかないと思います。
なので簡単ではありますが、タンク容量が「8L」と「30L」のエアコンプレッサーの画像と簡単なスペックを書いておきます。

8L

簡単にスペックを書くと、下記の通りです。

ブランド ‎HiKOKI(ハイコーキ)
製品番号 ‎EC1245H2(N)
梱包サイズ(cm) 48 x 40.5 x 39.5 cm
タンク容量(L) 8
重量(kg) 13

タンク容量が30Lのエアコンプレッサーのサイズ感は下記の通り。

30L

ブランド ‎シンセイ(Shinsei)
製品番号 ‎EWS-30
梱包サイズ(cm) 68 x 66 x 35
タンク容量(L) 30
重量(kg) 23

タンク容量が8Lの場合、重量は13kg。
一方、容量が30Lともなると23kgと重くなります。
シンプルなことですが、タンク容量が大きくなるのでサイズが大きくなります。
サイズが大きくなれば重量も重くなります。 エアコンプレッサーを移動する為にコロが付いているケースもありますが、それでも移動は大変になると思います。 その為、一つは使い道に合ったタンク容量が付いているエアコンプレッサーを買うこと。
そして、移動をする際に自分で持てる重量のものにすることが大事になってきます。

吐き出し空気量

エアコンプレッサーを起動してすぐに使いたい方は「吐き出し空気量」が大きい機種を意識して選ぶことが大切です。
「吐き出し空気量」というのは、エアコンプレッサーのタンク中に空気を溜められる量と時間を表した数値です。

「吐き出し」と書いてはありますが、空気を溜める数値を表しているので「ん?」となるかもしれません。
ただ、エアコンプレッサー業界では「吐き出し空気量」「空気吐出量」と表記するのが一般的です
ただ、こちらも文章だけではよく分からないと思います。
そこで今回はHiKOKIから発売されているエアコンプレッサーEC1445H3(CTN)と EC1445H3(CN)の2種類のエアコンプレッサーの吐き出し空気量を見ていきましょう。

 (引用:HiKOKI公式サイト

吐き出し空気量の箇所をピックアップすると、下記のように書いてあります。

0.7Mpa 95L/min
2.3Mpa 80l/min

Mpaというのは圧力の単位です。 「0.7Mpa 95L/min」というのはエアコンプレッサーのタンク内の圧力が0.75MPaの時に1分間で95L空気が溜まるという意味です。

一方「2.3MPa 80L/min」というのは圧力が2.3Mpaの時に1分間で80L空気が溜まるという意味です。 タンク内の圧力が高くなるほどに、空気を溜め込むことができる量は減ります。

人間もお腹が空いている時はたくさん食べられますが、お腹がいっぱいになるとあまり食べられませんよね。 エアコンプレッサーも圧力が低ければたくさん空気を吸い込めますが、圧力が高くなれば吸い込める空気の量も減ります。

難しいことを言っているようですが、つまりLの数字が大きければ1分間で吸い込むことができる空気量が増えるということです。 その為「吐き出し空気量」の数字が大きければ、タンク内に空気を溜める時間も早くなるとも言えます。 なので、エアコンプレッサーを起動してすぐに使いたい方は「吐き出し空気量」が大きい機種を意識して選ぶことが大切です。

馬力(出力)

次に確認しておきたいのが、エアコンプレッサーの馬力とエアツールの空気消費量です

メーカーによっては「馬力」ではなく「kw」や「消費空気量」などで記載されています。 先ほど「吐き出し空気量」について説明しました。

おさらいですが、吐き出し空気量とはエアコンプレッサーが1分間でタンク内に吸い込むことができる空気の量と時間です。 吐き出し空気量は、馬力によって左右されます。 また、エアコンプレッサーで圧縮した空気を排出する為には、エアツールを使うのが一般的。 下記のようなエアツールがイメージしやすいと思います(^^)

上記は、エアコンプレッサーに取り付けてゴミを吹き飛ばす際などに使うエアツールです。 ちなみに上記のエアツールは1分間の空気消費量が220Lと記載されています。 これはあくまで例ですが、例えば1分間で50Lしか空気を作れないエアコンプレッサーがあったとします。一方、上記のエアツールは1分間で220L空気を消費します。 1分間で220L消費するのに対して50Lしか供給できないので、供給する空気が足りなくなってしまいますよね( ;∀;)

そうならない為に、エアコンプレッサーの馬力とエアツールの空気消費量を見比べることが大切です。

具体的な方法として、エアツールに書いてある「消費空気量」を確認しましょう。 一方エアコンプレッサーは取扱説明書に「馬力」や「Kw」と書いてあります。 馬力やKwによって空気量の目安があります。 下記が早見表となるので、参考にして下さい。

給油式コンプレッサー(馬力/Kw) 空気量
1馬力(0.75kw) 75L/min~
2馬力(1.5kw) 160L/min~
3馬力(2.2kw) 235L/min~
5馬力(3.7kw) 390L/min~
7.5馬力(5.5kw) 570L/min~
10馬力(7.5kw) 740L/min~
15馬力(11kw) 1075L/min~
20馬力(15kw) 2.0㎥/min~
30馬力(22kw) 3.7㎥/min~

(引用:サンエイエアー

エアツールの空気消費量を確認し、コンプレッサーの空気量と比較してみましょう。

上記の早見表の通りですが、エアコンプレッサーの馬力が大きくなれば、比例して供給できる空気量も上がります。

使用するエアツールの空気消費量によっては、馬力(Kw)の大きいエアコンプレッサーを選ぶ必要があるので注意して下さい。

ただ、最低条件としてエアコンプレッサーは1馬力(0.75kw)以上の機種を選びましょう。
1馬力以下だと、使用できるエアツールが限られる為です。 逆に、一般的な家庭で使用できるエアコンプレッサーは2馬力までが限界となります。 3馬力以上だと電気系統の確認をする必要があることも、覚えておいて下さいね。

タンク内最高圧力

タンク内最高圧力とは、文字通りタンクの中で最高どのくらい圧力を上げられるかを数値にしています。
タンク内の最高圧力が高ければ、タンクが低下するまでの時間は長くなります。

つまり、その分作業できる時間が長くなります。 一般的なエアコンプレッサーの場合、タンク内最高圧力は0.8Mpa程度です。
しかし、マキタが発売しているAC460Xnというエアコンプレッサーのタンク内最高圧力は4.6(4.51)Mpaもあります。
エアコンプレッサーはDIYや建設現場など様々なシーンで使われるので、スペックもピンからキリまであります。
とは言っても、DIYなどで使用するのであれば「タンク内空気圧力:4.6Mpa」はオーバースペックとなるでしょう。 一般的なDIYであれば、タンク内空気圧力は0.8〜1Mpaの機種で十分こと足りると思います

オイルフリー式と給油式

エアコンプレッサーには「オイルフリー式」と「給油式」の2種類があります。 それぞれメリットとデメリットがあります。

オイルフリー式

<メリット>

  • 家庭用ならメンテナンスが楽
  • オイルが混じらないクリーンな空気が出せる

<デメリット>

  • 騒音、振動が大きい

給油式

<メリット>

  • 騒音、振動が小さい
  • オイルを使っているので、耐久性に優れる

<デメリット>

  • オイルの交換などメンテナンスが必要
  • オイルミストが空気に混じる

給油式の場合オイルの交換などのメンテナンスが必要になるものの、オイルフリー式に比べて騒音・振動が比較的小さいというメリットがあります。
その為、エアコンプレッサーを使う環境を考慮しながら選ぶことが大切です。

エアコンプレッサーのおすすめ機種

ここまでエアコンプレッサーを選ぶ時に注意しておきたいスペックなどを紹介してきました!
参考になれば幸いです。
ここからはタンク容量ごとにおすすめのエアコンプレッサー10機種を紹介します。
メーカーによって価格が大きく変動するので、お財布と相談をしながら選ぶのもアリです!

〜9L

AC462XSB

総合電動工具メーカー「マキタ 」から発売されているエアコンプレッサーです。タンク容量が7Lなのでかなりコンパクトな部類です。
軽量なので移動も楽々。
DIYで使用されている方も多いのか、Amazonでの評価も上々。
また、ラバークッションが付いているので床に置いた時の振動も低減。
ダブルファンで騒音を抑える造りになっているのもポイントが高いです。
ただ、タンク容量が7Lなので長時間の作業にはあまり向きません。

ブランド マキタ(Makita)
製品番号 ‎AC462XSB
製品サイズ(cm) 44.9 x 29.2 x 37.6
タンク容量(L) 7
重量(kg) 14
付属品 ショルダーベルト
保証(ヶ月) 24

SK11


「自転車の空気入れくらいにしか使わない」などあまり空気も使わないような簡単な作業であれば、こちらもオススメです。
タンク容量は4Lで重さが10.8kgと超軽量! ハンドルがついているので、持ち運びが楽です。
また、オイルレスなので給油式と比べてクリーンな空気を排出できます。
ただ、タンク容量は4Lとかなり小さいので作業内容によってはストレスを感じるかもしれません。
ブランド SK11(藤原産業)
製品番号 ‎SR-L04SPT-01
製品サイズ(cm) 38.2 x 35 x 33.8
タンク容量(L) 4
重量(kg) 10.8
付属品 -
保証(ヶ月) -

CP-8A


7.7kgのコンパクト設計が特徴のCP-8A。
ブラックでスタイリッシュなのも魅力の一つです。
100V電源なので、家庭用としても利用可能。
さらにホースが差し込み式のワンタッチで、初心者にもカンタン設計となっています。
オイルフリーなので、パソコンキーの掃除にも使用できます。

ブランド ミナトワークス
製品番号 CP-8A
製品サイズ(cm) 44 x 16 x 40
タンク容量(L) 約8L
重量(kg) 7.7
付属品 -
保証(ヶ月) -

10〜19L

AC462XLB


タンク容量が11Lで最高圧力は4.5MPaと申し分なし!
大手メーカーマキタから発売されており信頼性も抜群です。
マキタのエアコンプレッサーはデジタル表示なのがポイントで、非常に使いやすく感じると思います。
Amazonのレビューを見ても静音&パワー有りと評判も良いです。
ブランド マキタ(Makita)
製品番号 AC462XLB
製品サイズ(cm) 62 x 42 x 40
タンク容量(L) 11
重量(kg) 15
付属品 取扱説明書
保証(ヶ月) 2

‎ACP-13SLA


「タンク容量は大きくしたいけど、予算がちょっと...」という方は、海外製造のエアコンプレッサーを検討するのも一つの手です。
こちらの商品は海外製造でお買い得です。
車・自転車のタイヤ交換を始めボールやゴムボートなどの空気入れはもちろん、ホコリなどのゴミを吹き飛ばす用途としても使用可能です。
ブランド ‎髙儀(Takagi)
製品番号 ‎ACP-13SLA
製品サイズ(cm) ‎51 x 22 x 50
タンク容量(L) 13
重量(kg) ‎13.6
付属品 ‎エアーフィルター(チューブ付)×1、取扱説明書×1
保証(ヶ月) ‎お買上げ日より6か月※保証書の規定に基づく。

20〜29L

TRTO-SC20L


「タンク容量が少ないのはいやだ!」という方は、こちらがオススメです。
パソコンのキーボードなどのホコリ飛ばしにも使えますし、タイヤの空気入れやDIYにも使用できます。
金額も2万円を切っており、非常にリーズナブルです。
ブランド TrueTools
製品番号 TRTO-SC20L
製品サイズ(cm) 30 x 52 x 52
タンク容量(L) 20
重量(kg) 18.3
付属品 -
保証(ヶ月) -

FX7601


オイルフリーのタイプなので、メンテナンスが非常に楽々です!
タンク容量は26Lあるので、用途としてはタイヤの空気入れはもちろんエアネイラ、ステープラー、塗装などに使用可能!
タンク容量が大きく重量は23kgと重いですが、ハンドルとコロがついているので持ち運びもOKです!
ブランド アネスト岩田
製品番号 ‎FX7601
製品サイズ(cm) 54 x 32 x 79
タンク容量(L) 26
重量(kg)  23
付属品 -
保証(ヶ月) -
 

30L

ACP-39SLA


こちらもオイルフリーでタンクレス!メンテナンスの面倒がありません。
タンク容量も39Lあるのでストレスフリーで作業ができそうです。
用途的には、自転車・自動車などの空気入れからエアータッカーやペイント作業など様々なDIYで使用可能!いろいろなシーンで大活躍してくれます。
ブランド 髙儀(Takagi)
製品番号 ACP-39SLA
製品サイズ(cm) 66 x 36 x 57
タンク容量(L) 39
重量(kg) 25.6
付属品 -
保証(ヶ月) ‎お買上げ日より6か月※保証書の規定に基づく。

EWS-30

こちらの商品はDIY用に開発されたエアコンプレッサーで、オイルレス!
空気入れに利用するも良し、農作業(ネギの皮むき)に使用するも良し、屋根や壁のDIYに使っても良しと優秀です。
また、空気取り出し口にはワンタッチカプラーとエアーコックが装備されているので取り付けも楽々!
ブランド シンセイ
製品番号 ‎EWS-30
製品サイズ(cm) 68 x 66 x 35
タンク容量(L) 30
重量(kg) 23
付属品 -
保証(ヶ月) -

TRTO-SC39L


TrueToolsブランドの中ではもっとも大きい39L!
「コンプレッサーとは思えないほど静か」というレビューもあり、音が静かです。そのため住宅街などのシーンでも活躍が期待できるでしょう。
ブランド TrueTools
製品番号 TRTO-SC39L
製品サイズ(cm) 37×70×61
タンク容量(L) 39
重量(kg) 25.5
付属品 -
保証(ヶ月) -

まとめ

今回はエアコンプレッサーを選ぶときに確認しておきたいことを紹介しました。
エアコンプレッサーはいろいろなシーンで活躍できる優れものです。
建設現場ではもちろん、DIYをする方にもオススメですよ!(^○^)

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