【種類別】集塵機の選び方とおすすめ機種【徹底解説】

2021-12-24
集塵機は名前の通り塵(ちり)を集めて吸い取る機械です。 掃除機と似ていますが、吸い込むものが異なります。 下記をご覧ください。
集塵機 床・空気中の細いゴミや液体を吸い込む
掃除機 床に落ちたゴミ・ホコリなどを吸い込む
集塵機は床や空気中に飛び散る小さなゴミを吸い込みます。また、水などの液体を吸い込むことができる機種もあります。集塵機は電動工具と一緒に使われることが多いので、建設現場で使用されるシーンが多いです。 掃除機ではありえないようなものを吸い込むことが前提なので、目詰まりしにくいのもポイント。ベランダ掃除やDIYの為に購入する方も多いですよ(^^) しかし集塵機にもいろいろな種類があります。 「何を吸うのか?」や用途によって、おすすめしたい集塵機は変わります。 間違った種類の集塵機を買うと、故障の原因にもなります。 そこでこの記事の前半では、集塵機を選ぶ時に確認して欲しいポイントを4つ紹介します。記事の後半からは、おすすめ集塵機を8機種厳選して紹介していきます。

集塵機の種類・選び方

集塵機を購入する前に回答して欲しい質問が4つあります。回答は全て2択です。
集塵機のタイプはどうする? 乾湿 or 乾式
電動工具との接続はどうする? する or しない
電動工具との接続は何を使う? コンセント or Bluetooth
容量はどうする? 8L or 15L
上記4つの質問について、ここから詳しく説明していきます。特に一番最初に紹介する「乾湿 or 乾式」は、集塵機を買う際とても大事なのでぜひご覧ください。

乾湿 or 乾式

集塵機で「何を吸うか?」によって、選ぶべき集塵機のタイプは異なります。 集塵機のタイプは大きく分けて「乾湿」「乾式」の2つ。 それぞれ吸い込めるものがそれぞれ変わります。
タイプ 吸い込めるもの
乾湿 乾燥した粉塵+液体(水など)
乾式 乾燥した粉塵
「乾湿タイプ」ならば乾燥したものと湿っているもの(液体)を吸うことができます。 「乾式」であれば、乾燥したものしか吸うことはできません。 水などの液体を吸い込む予定ならば「乾湿」を選びましょう。 ベランダ掃除で使う場合は、水や泥が混じる可能性があるので乾湿タイプの集塵機がおすすめです。 一方、乾燥した細かい粉塵以外は吸い込まないのであれば迷わず「乾式」です(^^) 乾湿と乾式タイプの形状の違いはホースの長さです。乾式タイプは電動工具と繋ぐためのホースがついていることが多く、ホースも長くなります。文字だけだとイメージしづらいと思うので、HiKOKIから発売されている集塵機(乾湿・乾式)の画像をご覧ください。

乾湿(RP80YB)

(引用:HiKOKI

乾式(RP80YD)

(引用:HiKOKI

乾湿タイプのホースの長さは「2m」で、乾式タイプのホースの長さは「5m」と長くなります。一見すると、どこでも使用できる乾湿タイプの方が良さそうに見えますよね。 しかし、そうでもないんです。 と言うのは、乾湿タイプの集塵機は比較的「フィルターの目」が粗いのが特徴です。乾湿タイプの集塵機で細かい木の屑を吸った場合、フィルターを通り抜けてモーターまで到達する可能性があります。結果、モーターが壊れてしまうなんてことも考えられます。 その為、水などの液体を吸う予定がないのであれば乾式タイプを選ぶことをおすすめします。 吸い込む対象によって「乾湿」or「乾式」を選びましょう。

電動工具との接続するorしない

集塵機を電動工具と接続するかどうかです。 もし電動工具と集塵機を接続する予定なら、下記の通り「連動付」と書いてある集塵機を買う必要があります。

(引用:HiKOKI

もう少し具体的に説明します。 「連動付き」の集塵機の場合、電動工具と接続ができます。接続して「連動」します。簡単に言うと、電動工具のスイッチがONになったら集塵機も同時にONになります。 DIYをする方には「連動付き」の集塵機がおすすめです。 例えば集塵機と電動ノコギリを接続すれば、電動ノコギリのスイッチをONにすると集塵機のスイッチも自動的にONになります。OFFにすれば、どちらもOFFになります。 電動ノコギリで作業をしている最中に集塵機も一緒に動くので、作業中に出たゴミをすぐに集塵機が吸ってくれるので掃除の効率が上がります。 一方、電動工具とは接続をしないのであれば「連動なし」の集塵機で問題ありません。

コンセント or Bluetooth連動

次に確認するポイントは「集塵機と電動工具」の連動をコンセントにするか、Bluetoothにするかです。コンセントは有線なので、ゴチャゴチャする可能性があります。Bluetoothは無線なのでスッキリしますが、割高です。

コンセント

集塵機と電動工具をコンセントでつなげるのが今までの従来型です。ちなみに、イメージとしては下記の通りです。

(引用:Amazon

連動コンセントの消費電力の範囲であれば機種を考えずに使用できます。しかし上記の通り、コンセント(有線)なので少し邪魔になる可能性があるのがデメリットです。

Bluetooth(無線)

コンセントから進化してBluetooth対応の集塵機も発売しています。 無線なのでコンセントが不要で、作業場所もスッキリします。 デメリットとしては「割高」「メーカーによってBluetoothの仕様が違う」ことの2つです。 まず、値段に関してです。HiKOKIから発売された同機種でBluetoothの有無で金額差がどのくらいあるかを見ていきましょう。

(引用:HiKOKI

上記の通り、Bluetoothの有無で7,000円の差があります。これが一つ目のデメリット。もう一つは、メーカーごとにBluetoothの仕様が違うことです。大手工具メーカーだと「マキタ」「HiKOKI」が有名ですが、仕様がやや異なります。簡単に説明していきます(^○^)
マキタ
マキタの集塵機と電動工具を無線でつなげる為には、ワイヤレスユニットを購入する必要があります。

(引用:Amazon

上記のワイヤレスユニットを電動工具につけることで、集塵機と電動工具を無線として使うことができます。別売になっているので、改めて購入する手間があります。 ワイヤレスユニットに対応している電動工具はマキタ公式HPからチェックできます。
HiKOKI
HiKOKIの集塵機を無線として使う場合、1つはBluetoothが搭載された電動工具を使用すること。もちろんHiKOKIのBluetooth付き集塵機に対応している電動工具である必要はありますが、マキタと違いワイヤレスユニットは不要になります。 もしくはBluetoothが搭載されたマルチボルトを電動工具に装着するかです。

(引用:HiKOKI

上記のマルチボルトバッテリーは非常に優秀で、例えばBluetooth対応していない電動工具をマルチボルトバッテリーに接続すると、接続された電動工具がBluetoothになるという優れ物。もちろん対応していない工具はBluetooth対応にはならないので注意が必要です。

容量

集塵機の容量は「8L」か「15L」が基本的なサイズです。 もちろん用途に合わせて15L以上の大容量集塵機もあります。 シンプルなことですが、容量が大きくなればなるほどゴミをたくさん集めることができます。 つまり、中に溜まったゴミを捨てる頻度は少なくなります。 基本的なサイズである8Lと15Lでは容量がほぼ2倍違います。しかし本体のサイズを見てみると、そこまで大きな差はありません。 下記は、HiKOKIから発売されている集塵機です。型番自体は同じなのですが、タンク容量が8Lと15Lになった時の本体サイズの違いです。

(引用:HiKOKI

RP80YB(L) 容量:8L 本体寸法:331×364×361mm(幅×奥行×高さ)
RP150YB(L) 容量:15L 本体寸法:331×364×418mm(幅×奥行×高さ)
8Lも15Lも幅と奥行きは同じです。15Lの方が「高さ」が57mm高くなるだけなので、大幅にサイズ感が変わるとは言えません。 サイズ感はそこまで変わらないのにも関わらず、タンク容量はほぼ2倍。また、8Lと15Lの価格差ですが「RP80YB(L)」「RP150YB(L)」は3,000円差でした。

(引用:HiKOKI

もちろん価格差はメーカーによっても変わるので一概には言えません。 ただ、サイズ感が大きく変わるわけではないので、予算的に余裕がある方は15Lを検討することもおすすめです。

集塵機のおすすめ機種

さて、ここまで集塵機を選ぶ時に確認して欲しいポイントを4つ紹介しました!どれも大事なことなので、購入前に必ずチェックするようにしてくださいね。さて、ここからは工具を専門に取り扱っている私たちが、おすすめの集塵機をメーカーごとに8種類紹介します。 紹介する順番は下記の通りです。また、要望にあった集塵機を選んでくださいね。
①連動付き・乾湿タイプ 「電動工具と集塵機をつなげたい」 「液体を吸う」
②連動付き・乾式タイプ 「電動工具と集塵機をつなげたい」 「液体は吸わない」
③連動無し・乾湿タイプ 「電動工具と集塵機をつなげない」 「液体は吸う」
④連動無し・乾式タイプ 「電動工具と集塵機をつなげない」 「液体も吸わない」
※商品価格は、2021年12月22日現在の表記です。

①連動付き・乾湿タイプ

VC1520

(引用:Amazon

商品価格:¥39,499 メーカー:マキタ
集塵容量(L) 15
仕事率(W) 350
連動機能 連動コンセント式
機能 強力吸引
重量(kg) 12.5
商品寸法(cm ) 56.5×48.5×36
「電動工具との連動有り」+「乾湿タイプ」でありながら、仕事率も350Wと強力吸引が大きな特徴のVC1520。吸引力調整ができるので、用途やシーンに合わせて調節も楽々。電動工具と連動して、短時間の内にたくさんの塵や水を一気に吸いたい方はこちらがおすすめです。

RP150YB

(引用:Amazon

商品価格:¥33,220 メーカー:HiKOKI
集塵容量(L) 15
仕事率(W) 300
連動機能 連動コンセント式
機能 三段変速
重量(kg) 7.9
商品寸法(長さ×幅×高さ)(cm ) 36.6×33.4×40
吸い込み力が「弱・中・強」の3段階に切り替え可能!コンパクトサイズなので持ち運びも楽々です。一方で、パワフルな性能も同時に実現。大手工具ブランドHiKOKIなので、信頼性も抜群です。乾湿タイプなので、いろいろな吸い込みができる万能集塵機です。

②連動付き・乾式タイプ

VC1530

(引用:Amazon

商品価格:¥37,390 メーカー:マキタ
集塵容量(L) 15
仕事率(W) 220
連動機能 連動コンセント式
機能 ON/OFFの度にチリ落とし
重量(kg) 11.8
商品寸法(cm ) 57.4×46×37.4
タンク内をきれいに保てる集塵機です。きれいに保つことで、目詰まりが減り吸引力も持続してくれると良いことづくめ。VC1530はフィルタの配置が変わり粉塵の影響を受けづらい設計になっています。ちなみにヘッド部分を逆につけ、後ろ側にホースを出せるなんて機能も。

RP150YD(S)

(引用:Amazon

商品価格:¥45,402 メーカー:HiKOKI
集塵容量(L) 15
仕事率(W) 300
連動機能 Bluetooth
機能 トリプルフィルタ構造
重量(kg) 8.3
商品寸法(cm ) 46.4×46.2×45.4
Bluetoothで電動工具とペアリングができてしまう最先端の集塵機です。また、トリプルフィルタ構造を採用しており、吸い込む力が持続するのも嬉しいポイント。ちなみにLEDライトもついていて、薄暗い場所でも作業できます。工事現場など様々なシーンでの活躍が期待されます。

③連動無し・乾湿タイプ

VC2500

(引用:Amazon

商品価格:¥40,380 メーカー:マキタ
集塵容量(L) 25
仕事率(W) 350
連動機能 無し
機能 ON/OFFの度にチリ落とし
重量(kg) 7.8
商品寸法(cm ) 61.2 x 57.2 x 37.2
集塵容量25Lと大容量の集塵機。マキタの集塵機の特徴「チリ落とし」があるので、吸い込む力が持続します。タンクがストレート形状なので、ポリ袋が抜き取りやすく、ゴミ捨て性能も大幅に向上!キャスタストッパーもついているので、作業時の不意な移動を防止してくれます。

RP150SB

(引用:Amazon

商品価格:¥34,170 メーカー:HiKOKI
集塵容量(L) 15
仕事率(W) 300
連動機能 無し
機能 LED&アルミ製パイプ
重量(kg) 7.5
商品寸法(cm ) 36.6×33.4×40
HiKOKIから発売している「乾湿」で、連動無しのシンプル集塵機。タンク容量15Lと大きいので、清掃の時もゴミを捨てる手間がなくなりストレスフリー!LEDライトが付いているので、薄暗い場所でも作業可能。また、アルミ製パイプを使っており、耐久性もUPなのでおすすめです。

④連動無し・乾式タイプ

VC866DZ

(引用:Amazon

商品価格:¥41,000 メーカー:MAKITA
集塵容量(L) 8
仕事率(W) 90
連動機能 無し
機能 充電式バッテリー
重量(kg) 7.6
商品寸法(cm ) 63.3×42.2×39.2
マキタから発売されている「充電式バッテリー」の集塵機です。電源を確保する必要がなく、コードレスなので様々な場所へ持ち運びも可能に!業務用の清掃に特化していることもあり、運転音も静かに設計されています。

NT27/1

 

(引用:Amazon

商品価格:¥24,464 メーカー:ケルヒャー
コンテナ容量(L) 27
モーター出力(W) 1,150
連動機能 無し
機能 吸引力
重量(kg) 7.7
商品寸法(cm ) 42×42×52.5
ドイツの世界最大清掃機器メーカー「ケルヒャー」の集塵機です。高性能のフィルターと強烈な吸引力で細かいゴミやホコリを逃しません。ただ、海外製品からか付属のノズルが大きすぎるなどサイズの問題はあるようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は集塵機の選び方とおすすめ8機種を紹介しました!選ぶ際に確認しておきたい点は、下記の4つです。最後にまとめておきます。
集塵機のタイプはどうする? 乾湿 or 乾式
電動工具との接続はどうする? する or しない
電動工具との接続は何を使う? コンセント or Bluetooth
容量はどうする? 8L or 15L
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