全ねじカッターのおすすめ機種から失敗しない選び方をご紹介します。

2022-8-26
全ねじカッターって一体何?
全ねじカッターを選ぶときのポイントが知りたい
オススメの全ねじカッターを買いたい

今回は上記の悩みを解決する記事です。
全ねじカッターは、文字どおり「全ねじ」を切断する電動工具です
全ねじを使用する現場では欠かせない工具で、多くのメーカーが販売しています。

日常生活ではあまり見る機会も少ないですが、建設現場では頻繁に使われています。この記事では全ねじカッターの基礎知識に加えて、全ねじカッターを選ぶときのポイントを6つご紹介(^^)

記事後半からはオススメの全ねじカッターを5機種紹介します。
ぜひ、この記事を参考にあなたにぴったりの全ねじカッターを見つけてくださいね。

それでは始めていきましょう!

全ねじカッターとは?

全ねじカッターとは、吊りボルトなどの全ネジを切断する工具です。ちなみに「全ネジ」とは、ネジ山のような頭部がついていないネジを指し「寸切」「長ねじ」「スタッド」など呼び名もさまざま。

全ねじカッターを使うシーンとしては、

ネジ山が邪魔で切断したい
両側にナットを使用したい

ときなどが挙げられます。地域ごとに「寸切りカッター」と呼ばれることもあり、配管工の方にとっては欠かせない電動工具。専用カッターを使用するためバリの発生が少なく、切断後の後処理が不要で作業効率も◎。

静かな切断音と切断スピードが速いことも、全ねじカッターの特徴の一つと言えるでしょう。

全ねじカッターとはねじ切り機の違いとは?

全ねじカッターと名前が似ていることからよく間違えやすい「ねじ切り機」ですが、使い方は全く異なります

全ねじカッターは「吊りボルト」などの全ねじを切断する工具。それに対してねじ切り機は、鋼管やパイプを加工(切断・接合)する機械です

対象の素材に加えて、用途も異なります。また、ねじ切り機は重量感があり、手で持ちながらの作業はできません

一方全ねじカッターは軽いもので3.0kg程度で、持ちながら作業をすることが可能。サイズ感的にも大きく異なります。

間違えて購入しないようにしましょう!

全ねじカッターの選び方や種類は?

全ねじカッターを選ぶときのポイントは、下記の6つです。
  • 電源方式(手動)
  • 重さ
  • 刃の方向
  • 切断できるねじの大きさ
  • 見た目
  • メーカー
それぞれカンタンに見ていきましょう(^^)

電源方式

全ねじカッターを選ぶときは、まず「AC(コンセント)式」か「バッテリー式」のどちらかを選ぶ必要があります。

AC式の方がコスパは良いですが、常に電源を確保する必要があります

一方バッテリー式は電源コンセントが不要で、あらゆる作業場所に対応
ただし、充電が切れればその時点で止まってしまうというデメリットもあります

DIYで使用するケースや、作業場所がいつも同じで電源を確保できるなら、AC式でも良いでしょう。ただし、高所での作業がある場合はバッテリー式がオススメ

AC式の場合、高所での作業をする時にコードが不足する可能性も高いです。

ちなみに全ねじカッターの中には「手動式」もあります。
価格はAC/バッテリー式の1/2程度とコスパは良いですが、作業効率は大幅にダウンします

作業用途に合わせて、電源方式や手動式を選びましょう。

重さ

全ねじカッターは、片手で作業をするケースが多いです。
DIYなど軽い作業なら重さはそこまで関係ありませんが、長時間使用するときは比較的「軽量」な機種をオススメします

天井付近で使用することも多く、ムリな作業体勢になることも多いです。
そのような観点からも、軽量な機種の方が良いでしょう。

刃の方向

全ねじカッターは、機種によって刃の方向が異なる場合があります

代表的な形状としては、刃の向きが「全ねじに対して手首と並行」「全ねじに対して手首の向きと直角」です。

並行

直角

結論から言うと、上向きで作業をするときは「直角タイプ」のモデルがオススメ。理由はカンタンで、刃部分がより見やすいためです。

上向き作業をするときは、全ねじカッターを見上げる体勢になりますが、直角タイプの方が刃を見やすいです。

また、並行タイプよりも短く全ねじを切断できるメリットも。一方並行タイプはさまざまな方向で切断しやすいと言うメリットもあるので、作業にあわせて「直角」もしくは「並行」タイプを選びましょう。

切断できるねじの大きさ

全ねじカッターは機種によって、「切断できるねじの大きさ」が異なります。カンタンなことですが、「4分」のねじを切りたいのに「3分」しか切れない全ねじカッターを買っても意味はありません

機種の仕様を確認し、切断する素材の大きさと照らし合わせるようにしましょう。

見た目

一口に「全ねじカッター」と言っても、メーカーごとに機種の形状が少しずつ異なります。

後ほどメーカーごとの全ねじカッターを紹介するので、参考にしてください。

やはり長く使うものになるので、見た目も大事だと思います。

メーカー

ここまでチェックしても「やっぱりどれがいいか分からない...」という方は、メーカーから決めるのもアリだと思います(^^)全ねじカッターを販売している代表的なメーカーは、下記3社です。 -マキタ -ハイコーキ -パナソニック

マキタ

(引用:マキタ

電動工具の国内シェアは60%を超えるマキタ

海外にも販路を広げており、マキタユーザーは全世界にいます。
高性能でコンパクトな工具を多く販売しており、初心者から上級者まで幅広いニーズに対応。

職人さんの中にも「迷ったらマキタで良い」と話す方もおり、プロからの信頼も厚いメーカーです。大手企業だからこそできるアフターケアの充実さも魅力の一つ。

ハイコーキ

(引用:ハイコーキ公式サイト

「ハイコーキ(HiKOKI)」はブランド名で、販売している企業は工機ホールディングス。元々日立グループにいたこともあり、技術力の高さにも定評があります

独自の技術を電動工具に吹き込むのが上手く、ヘビーユーザーが多いブランドです。カスタマイズ性も高い印象で、工具に対して強いこだわりを持つユーザーに選ばれやすい印象。

マキタと市場を争っており、比較されることが多いメーカーでもあります。

パナソニック

(引用:パナソニック公式サイト

家電製品の印象が強いパナソニックですが、電動工具の販売も行っております。大手企業ならではの修理体制が整っていることはもちろん、DIYユーザーからプロまで幅広く人気なメーカーです。

パワフルでタフな工具が多く、充電池の技術力が高いことも特徴の一つ。

全ねじカッターのおすすめ機種5選!プロの職人さん向け!

ここからはオススメの全ねじカッターを5機種紹介します!

選び方は分かったけど、どれが良いのかを知りたい
オススメの全ねじカッターを買いたい

という方は、ぜひ参考にしてくださいね。

マキタ

まず紹介するのは、マキタ製の全ねじカッターです。

SC102DRGX

上向きと定置切断どちらにも対応している万能型。床面でも安定して切断をすることができます。従来機と比較してコンパクトとなり、さらに作業効率はUP。本体構造の見直しを図り、刃物寿命も従来比「約2.5倍」に。18Vのバッテリーですが、14.4Vのバッテリーも使用可能です。

そのため14.4Vのバッテリーを持っていれば、使用することができます。
LEDライト・スケール・正逆転切替機能ももちろん付いています。
最大切断能力 W3/8全ネジ:軟鋼・ステンレス M10全ネジ:軟鋼
最小切断 20mm
本機寸法(長さ×幅×高さ) 199×103×308mm
1充電あたりの作業量 W3/8軟鋼全ねじ:約1,600本 W3/8ステンレス全ねじ:約1,500本 M10軟鋼全ねじ:約1,500本
質量 3.2kg

SC101DRF

SC102DRGXほどの作業量はいらない」と言う方は、SC101DRFがオススメ。先ほど紹介した「SC102DRGX」よりも作業量は控え目ですが、その分コスパの良い機種となっています。ただ、寸法や重量はそこまで大きな差はありません。

上向き作業はもちろん、定置作業にもピッタリ。
性能よりコスパを重視する方は、こちらの機種を検討しても良いでしょう。
最大切断能力 W3/8(軟鋼・ステンレス) M10(軟鋼)
本機寸法(長さ×幅×高さ) 241x99x293mm
1充電あたりの作業量 W3/8軟鋼全ねじ:約360本 W3/8ステンレス全ねじ:約210本 M10軟鋼全ねじ:約210本
質量 3.2kg

SC121DRG

さまざまなサイズの全ねじを切断したい」と言う方はにはこちらの機種がオススメ。

マキタ製充電式ねじカッターの中で、唯一の油圧式
対応する全ねじも多く「W1/2」から「W5/16」まで対応。

ステンレスW1/2も約3秒で切断でき、作業効率性は圧倒的です
本体は6.0kgと重量級ですが、「バランススタンド」を使うことで本機を水平にすることも可能。

全ねじを平行切断することができます。
細かい特徴ですが「リターンバルブ」機能も付いており、ネジを緩めると刃が初期位置に戻る新設設計。
最大切断能力 軟鋼(SS400) ステンレス(SUS304) W1/2・W3/8・W5/16 M12・M10・M8
切断スピード 約3秒
本機寸法(長さ×幅×高さ) 212×323×260mm
1充電あたりの作業量 W1/2:約440本 W3/8:約560本 W5/16:約650本 M12:約500本 M10:約560本 M8:約650本
質量 6.0kg

ハイコーキ(HiKOKI)

CL14DSL

ハイコーキ(HiKOKI)の代表的な全ねじカッターCL14DSLです。
全ねじに対して手首の向きが平行になるのが特徴
さまざまな方向を切断するときに使用しやすく、2.9kgと軽量です。

カッター寿命も「約10,000回」と向上しています。
ただ「上向き作業」をメインにするならば、直角タイプの全ねじカッターの方が良いでしょう。
全ねじ切断能力 軟鋼:W3/8, W5/16, M6, M8, M10 ステンレス:W3/8
ストローク数 30min-1
切断時間 2.3秒
カッター刃数/寿命 4個/約10,000回
寸法/重量 277×104×185mm/2.9kg

パナソニック

EZ45A9

EZ45A9
パナソニック製のコンパクト機種EZ45A9。「ケーブルラックの吊り込み」「空調設備の釣りボルト」などあらゆる作業に対応する直角タイプです。

重心バランス設計で、安定した作業を実現。
もちろん床置き切断も可能で、「W1/2」「W3/8」どちらも対応。

さらにもう一つの特徴が「デュアル式」です。
EZ45A9は「14.4V」「18V」どちらのバッテリーにも対応しているため、「14.4Vしかないから使えない!」と言うことにはなりません。
全ねじ切断能力 軟鋼:W1/2、W3/8、M10 ステンレス:W3/8、
最小切断長さ 約25mm
切断能力 ※18V/5.0Ah時 W1/2(軟鋼):約380本 W3/8(軟鋼):約620本 W3/8(ステンレス):約520本 M10(軟鋼):約560本
質量 3.75kg
参考までですが、「EZ45A9よりも切断能力を増やしたい!」と言う方は「EZ45A8」もオススメ。下記が製品の仕様となります。
「W3/8」「M10」の切断能力に限って見れば「EZ45A8」の方がやや性能は高いです。

最小切断能力も「約20mm」とさらに小さく。「切りくずキャッチャー」や「引っかけフック」などパナソニックならではの使いやすさも継承。

純正刃はムダなく使用でき、替刃コストも抑えることが可能です。
ただし「W1/2」の切断をするならば、EZ45A9の方が良いでしょう。
全ねじ切断能力 軟鋼:W3/8、M10 ステンレス:W3/8、
最小切断長さ 約20mm
切断能力 ※18V/5.0Ah時 W3/8(軟鋼):約780本 W3/8(ステンレス):約590本 M10(軟鋼):約590本
質量 3.3kg

まとめ

全ねじカッターはボルトを使用する配管工などの現場では欠かせません。

ただ、選ぶ時にもポイントがあるので、今回紹介した6つの選び方を参考にしてください。

特に大事なのは「切断できるねじの大きさ」です。
コストだけで選んでしまうと、いざ作業をするときに「これ切断できない...」となる可能性があります。

とは言っても..

コストが高くて手が出しづらい...
もう少し安ければ買うんだけどなあ

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