【徹底解説】ハイコーキの丸のこのおすすめ機種&選び方

 木材の切断をする際には欠かせない電動工具である丸ノコ

最近ではDIYブームもあり、一般のご家庭でも丸ノコを使用する方が増えてきています!
使い方はいたってシンプルなので、DIY初心者さんにも手を出しやすい工具でもありますよね。

そんな丸ノコですが、近年ハイコーキのモデルに人気が集まっています! 国内工具トップメーカーのひとつであるハイコーキからは、さまざまな性能を持ち合わせた便利な丸ノコが販売されています。

とはいえ種類が多く、「どの丸ノコを選んだらいいかわからない!」という方も多いのでは。

そこで今回の記事では、ハイコーキの丸ノコの正しい選び方と、オススメの機種のご紹介をいたします。 丸ノコが欲しいという方や、どんな丸ノコの種類があるのか知りたいという方は、ぜひ参考にしてくださいね!

ハイコーキの丸ノコの選び方は?

ハイコーキの丸ノコには、上述したとおりさまざまな種類があります。
どれを選んでもきれいに木材がカットできることにはかわりませんが、性能の違いを事前に理解しておけばより便利に使いこなすことができます。

そこで、今回はハイコーキの丸ノコの選び方を電源・用途・外径の3つのポイントにわけてご紹介します。

電源

まずは、電源についてです。 電動工具の丸ノコには、主にAC電源式と、バッテリー式の2種類があります。
AC電源式にもバッテリー式にもそれぞれメリット・デメリットがありますので、ご自身にあったほうを選びましょう。 主な特徴は以下のとおりです。

AC電源式

メリット デメリット
バッテリー切れの心配なく使える コードがあるので取り回し性がよくない
バッテリー式と比べて比較的軽い 電源がある場所でしか使えない
バッテリー式と比べて比較的安い

AC電源式は、電源に接続して使用するタイプの丸ノコです。
電源のある場所でしか使用できないので、室内などの電源が届く範囲での利用しかできません。

ただ、ポータブル電源などに接続すれば、外でも使用も可能です。
バッテリーが搭載されていないぶん比較的軽く、シンプルな構造上価格も安い傾向にあります。 初めて丸ノコを購入する方にもオススメです。

デメリットとして、コードがあるぶん取り回し性は多少悪くなります。 あまり移動しながら使用する予定がなかったり、室内または庭で簡単な素材の切断をする程度であれば、AC電源式が十分に役立ちます。

バッテリー式

メリット デメリット
室内でも屋外でも、どこででも手軽に使える バッテリーが切れれば使えない
コードがないので取り回し性◎ バッテリーがあるぶん重量が重い
バッテリー式は、バッテリーを搭載してコードレスで使用するタイプの丸ノコです。なんといっても、電源を気にすることなくどこででも使用できる手軽さが魅力です。

コードがないので、いくら動いても取り回し性がよく、誤ってコードを切断してしまうなどのトラブルもありません。
もちろん、バッテリーが切れてしまっては使えなくなるというデメリットもあります。

予備バッテリーを持っていれば解決できますし、仕事量によっては1充電でも事足りることもあると思うので、事前に確認してみましょう。

すでにハイコーキのバッテリーをお持ちであれば、お手持ちのバッテリーをそのまま接続して使えます。 逆に、持っているバッテリーに合わせて使用するメーカーを選ぶというもの賢い方法です。

用途

(引用:ハイコーキ

ハイコーキの丸ノコはどれもよく似ているように見えて、それぞれ性能の違いがあります。 シンプルに素材を切断する以外にも、集じん機能付きだったり、際切りがしやすかったりと特徴に差があります。

性能の違いを理解していれば、より便利に丸ノコを使いこなすことができますよ! ここでは、ハイコーキの丸ノコによくある主な性能をご紹介します。

集じん機能付き

集じん機能付きのモデルは、木材を切断すると同時にでる粉じんを吸い取って、自動で掃除してくれるタイプです。掃除の手間も省けますし、誤って粉じんが体内に入るのも防いでくれます

チリやホコリなどが気になる、室内での利用の際にはとくに便利です。 集じん機能付きのモデルに、別売りの集じんアダプタを接続することによって使用できます。

パワー重視

パワフルに丸ノコを利用したいという方には、ハイコーキ史上最強クラスの36Vマルチボルトシリーズがオススメです。

従来の18Vシリーズよりさらに強力に、さらにはAC電源式よりもパワフルに動いてくれます。

バッテリーが強ければ切断スピードも速くなるので、結果作業スピードも上がります。 力強くスピーディな作業を求めている方は36Vマルチボルトシリーズを検討してみましょう。

際切りベース

丸ノコの中には、際切りに特化したデザインのタイプもあります。

壁際ギリギリを切断したいときや、狭く範囲の限られた場所の切断の際に便利です。

ソーカバーのデザインを変更することにより際切りがよりやりやすく、作業性が向上します。

電子制御

丸ノコには、電子丸ノコとも呼ばれる、電子制御機能のついた丸ノコもあります。電子制御がモーターに組み込まれることにより、自動でモーターの動きを変えて、モーターの故障を防ぎます

無負荷時には回転を抑制して静音性・安全性を高めたり、重負荷時にはモーターの動きを制御したりと、故障を未然に防ぐことが可能です。

外径

(引用:モノタロウ
丸ノコのノコ刃(チップソー)には、さまざまなサイズがあります。
ハイコーキからは、外径が100mm程度のものから300mmを超えるものなどもあり、幅広くサイズ展開されています。

125mm~165mmのサイズが最も人気があり、あらゆる作業に使いやすいでしょう。注意しなければならないことは、本体に合わせる刃のサイズに互換性がないことです。 それぞれのノコ刃によって本体のサイズも変わってくるので、事前に確認をしてから購入するようにしましょう。

ノコ刃が大きければ大きな木材が楽に切断できます。ただ、ノコ刃が大きくなればなるほど丸ノコ自体の重量が重くなり、とくに作業が長時間に及ぶと腕に負担がかかります。

主に切断する木材の大きさに合わせて、必要なノコ刃のサイズと丸ノコを選択しましょう。

ハイコーキの丸ノコののおすすめ機種は?

ハイコーキの丸ノコの特徴や選び方のポイントが理解できましたか?一見似たように見える丸ノコですが、それぞれ便利な性能の差があります。ここからは、工具のプロであるアクトツールが選んだオススメの丸ノコを性能別にご紹介していきます。

使用する環境や用途に応じて、みなさんにぴったりの丸ノコを見つけてみてくださいね!

造作目的

ハイコーキ 深切り電子丸のこ 刃径165mm C6MEY(SKNB)

まずは、電子丸ノコであるC6MEYです。
トップクラスの切断スピードで、重負荷作業も楽にできます。
高効率モーターコア+高出力コントローラーにより、賢く自動でモーターをコントロール。 作業中に過負荷や高温状態になると、各保護機能が作動してLEDライトが点滅してお知らせをしてくれます。

電源式でコードの長さは5mですが、延長コード使用時でも切断スピードが低下しにくく、安定した切断を実現できます。
ノコ刃寸法 外径165mm / 穴径20mm
商品寸法 (長さ×幅×高さ) 30 × 26.4 × 23.2 cm
電源 AC電源式
回転数(回転/分) パワーモード時:4,100 min-1 サイレントモード時:2,500 min-1
最大切り込み深さ 0~66mm(90°) / 0~46mm(45°)
重量 2.6 kg

集じん機能

ハイコーキ 18V コードレス集じん丸のこ 充電式 刃径125mm C18DYBL(NN) 

C14DYBL/C18DYBLコードレス集じん丸のこ
続いては、集じん機能の搭載されたC18DYBLです。
集じん機と接続可能で、別売りの集じんアダプタをセットすれば粉じんを自動で掃除してくれます。

周りを汚さず快適に作業ができますよ。軽量コンパクトかつ好バランスな設計で、ハンドルと重心の距離が短く優れた操作性を発揮。 作業時の疲労も大幅に減少してくれるので、作業効率がアップします!
ノコ刃寸法 外径110~125mm / 穴径20mm
商品寸法 (長さ×幅×高さ) 28 × 18.5 × 23.7 cm
電源 バッテリー式 18V
回転数(回転/分) パワーモード時:5,000 min-1 サイレントモード時:3,000 min-1
最大切り込み深さ 47mm(90°) / 30mm(45°)
重量 2.6 kg

際切り

ハイコーキ 深切り電子リフォーム用丸のこ 刃径125mm C5REY(SK)

C5REY(SK)
際切りにオススメなのが、C5REYです。際切り時に材料が見やすいように、ソーカバーのデザインが改善されています。 並行度調整機能付リンク構造なので、ベースの上げ下げがさらにスムーズに。

墨線が見やすくするブロワ機構や、高輝度LEDライトがついているのでどんな環境でも使いやすいデザインです。
ノコ刃寸法 外径125mm / 穴径20mm
商品寸法 (長さ×幅×高さ) 33.9 × 24.1 × 23.7 cm
電源 AC電源式
回転数(回転/分) パワーモード時:7,000 min-1 サイレントモード時:3,500 min-1
最大切り込み深さ 47mm(90°) / 30mm(45°) / 20mm(-15°)
重量 3.84 kg

パワー

ハイコーキ 36V 125mm コードレス丸のこ C3605DB(SK)(NN)

パワフルな丸ノコをお探しの方には、C3605DBがオススメです。
クラス最速の回転数7,000min-1で、今まで以上の高速切断で仕事がはかどります。モーターの負荷が大きくなると、通常のパワーモードに自動切替。

切断状況に応じてスムーズな切断が可能で、モーター効率もアップしています。 さらには安全性にも考慮され、モーター回転数の変化を監視してキックバックの動きを軽減してくれます。
ノコ刃寸法 外径125mm / 穴径20mm
商品寸法 (長さ×幅×高さ) 34 × 24 × 23.8 cm
電源 バッテリー式 36V
回転数(回転/分) パワーモード時:7,000 min-1 サイレントモード時:3,500 min-1
最大切り込み深さ 47mm(90°) / 30mm(45°) / 20mm(-15°)
重量 3.08 kg

軽さ

ハイコーキ 丸のこ 刃径165mm C6MB4(N)

軽量モデルをお探しの方には、C6MB4がオススメです。軽量とはいえノコ刃は165mmの十分な大きさがあり、回転数は5,000min-1としっかりパワーがあります。 軽量・コンパクトかつ、パワフルに使える丸ノコです。 電源式で、コードの長さは5mあります。
ノコ刃寸法 外径165mm / 穴径20mm
商品寸法 (長さ×幅×高さ) 30 × 25 × 25 cm
電源 AC電源式
回転数(回転/分) 5,000 min-1
最大切り込み深さ 0~57mm(90°) / 0~39mm(45°)
重量 2.66 kg

DIY

ハイコーキ 18V 刃径165mm コードレス丸のこ FC1806DA(NN)

 

コードレス丸のこ:FC1806DA

最後は、DIY向けの丸ノコFC1806DAです。DIY向けなので回転数は3,800min-1と上記のモデルよりは劣りますが、ご家庭で使うには十分の強さです。 コードレスで取り回し性に優れ、庭や玄関先などでも楽に作業ができます。

ノコ刃寸法 外径157~165mm / 穴径20mm
商品寸法 (長さ×幅×高さ) 32 × 26.7 × 21.2 cm
電源 バッテリー式 18V
回転数(回転/分) 3,800 min-1
最大切り込み深さ 57mm(90°) / 38mm(45°)
重量 3.4 kg

まとめ

いかがでしたか?
今回は、近年人気の集まるハイコーキの丸ノコの選び方や、オススメの機種をご紹介させていただきました!

丸ノコはいろいろな種類が販売されておりますが、必要な用途にあったものを選ぶことによって、一段と使い勝手が良くなる工具です。
使用環境や用途を考慮しながら、ご自身にぴったりの丸ノコを見つけてみてくださいね。

中古工具専門店のアクトツールでも、ハイコーキはもちろんさまざまなメーカーの丸ノコを販売しております。 ご購入をお考えの方は、ぜひアクトツールのオンラインショップものぞいてみてくださいね!

アクトツールで丸ノコを探す!

 それでは、また次回の記事でお会いしましょう!