【失敗しない】ハイコーキ製セーバーソーを選ぶときの注意点とは?おすすめ機種も徹底解説

刃を高速で回転させることで木材などの材料を切断できるセーバーソー。カンタンに言えば手動ノコギリを電動にした工具で、「レシプロソー」と呼ばれることもあります。

細長い形状なので狭い施工場所で特に重宝され、建設現場でもよく見る工具の一つ。セーバーソーを製造しているメーカーは多いですが、その中でもハイコーキのレシプロソーは市場でも人気が高く、信頼性も高い機種です。

そこでこの記事ではハイコーキのセーバーソーを選ぶときのポイントに加えて、オススメのハイコーキ製セーバーソーを厳選して7機種ご紹介(^ ^)

ぜひこの記事を参考に、あなたにピッタリのセーバーソーを探してみてくださいね!

ハイコーキのセーバーソーの選び方とは?

18Vコードレスセーバソー CR18DB
(引用:ハイコーキ

ハイコーキのセーバーソーを選ぶときは、

-切断能力
-切断する材質
-材質に合った刃
-電源


上記4つを軸に選ぶことをオススメします!どれもカンタンなので、次章からそれぞれ見ていきましょう。

切断能力

もっとも大事な選ぶポイントが「切断能力」となります。セーバーソーは機種によって切断できる材料のサイズが異なるため、口径の太い材料を切断するのであれば、その分切断能力も高い機種を選ぶことがポイントです。
(引用:ハイコーキ

たとえば上記はハイコーキの「18VコードレスセーバーソーCR18DA」で、能力を見ると

-軟鋼パイプ:外径50mm
-木材:厚さ:50mm
-軟鋼板:厚さ12mm

と記載されていることがわかります。このようにセーバーソーを購入する前に必ず切断能力を確認し、切断する材料に対応しているかを確認してください!もし切断能力が足りてないセーバーソーを購入すると作業効率も落ちてしまう可能性があるため、繰り返しますが「切断能力」は非常に大切です。

なお、一般的に切断能力が向上すると価格も比例してあがることが多いです。

切断する材質

次に、レシプロソー(セーバーソー)で切断する材質から選ぶ方法です。レシプロソーが切断できる材質は「木材・パイプ・竹」の他に金属である「鋼材・ステンレス」が挙げられます。

機種にもよりますが、「ALC(軽量気泡コンクリート)」を切断できる機種もあります。 あなたが切断したい材質に応じたレシプロソーを選びましょう。

材質に合った刃

湾曲ブレード No.141(S)
(引用:ハイコーキ

次が「材質に合った刃」からハイコーキのセーバーソーを選ぶことです。セーバーソーは刃を動かして切断する電動工具ですが、刃は材質によって付け替えることができ、材質に合った刃(ブレード)にすることができます。

木材を切断する時は「木材用ブレード」に付け替え、塩ビを切断する時は「塩ビ用ブレード」に付け替えることが可能です。たとえばハイコーキのCR14DBLをカタログで見てみると「ブレードNo.141(S)」が付属されており、こちらは厚物やステンレス管材の材料を切断するときに活躍します。

このようにブレードごとに得意な作業は異なるため、材質に合った刃が付属品としてついているかもセーバーソーを選ぶときのポイントです

電源

最後のハイコーキ製セーバーソーを選ぶポイントが「電源」となります。セーバーソーには「コード式」と「充電式」があり、それぞれの特徴は下記のとおりです。
電源 メリット(特徴) デメリット
コード式 ・パワーが持続する作業向き
・電源が途中で切れない
・コードが作業中に邪魔になるケースがある
充電式 ・短時間での作業向き
・コードレスなので取り回しが良い
・途中で電源が切れるケースがある
コード式の場合、パワーが持続するため長時間の作業に向いています。ただし作業中にコードが邪魔になる可能性があり、電源を常に確保しておく必要があります。そのため作業場所はほぼ変わらず、パワーのある作業を行う場合は「コード式」がオススメ。

一方作業場所が頻繁に変わり、取り回しの良さを求める方は「充電式」を選びましょう。ただ、バッテリーで動くため作業途中で電源が切れてしまう可能性があるため、その点は注意が必要です。

オススメのハイコーキ製セーバーソーを厳選紹介

ここからはオススメのハイコーキ製セーバーソーを「合計7機種」厳選して紹介します!「どの機種にすれば良いか迷う...」という方は、今回紹介する機種の中から選ぶのもアリですよ(^ ^)

マルチボルト(36V)コードレスセーバソー CR36DMA

コードレスセーバソー:CR36DMA
(引用:ハイコーキ

最初に紹介したいのが、コンパクトサイズでありながら36VとパワーのあるCR36DMAです。従来製品より全長・高さがコンパクトで、質量は驚異の2.9Kg。狭い場所で作業をする方にもオススメで、軽量なので長時間作業をする方にもピッタリの機種となります。

その他ハイコーキ独自の「リニアガイド式カウンタウェイト」を搭載しており、少ない質量で最大限の低振動効果を生み出すことが可能です。そのため切断をするときのバタつきが少なくなり、作業ストレスを低減してくれます。

能力 パイプ:外径130mm(軟鋼パイプ)/外径130mm(塩ビパイプ) 木材:厚さ255mm 軟鋼板:厚さ19mm
無負荷ストローク数 0〜3,000min-1
ストローク量 29mm
機体寸法(全長×高さ×幅) 361×219×87mm(BSL36A18X装着時)
質量 2.9kg(BSL36A18X装着時)

18Vコードレスセーバソー CR18DB

18Vコードレスセーバソー CR18DB

(引用:ハイコーキ

次に18Vシリーズの「CR18DB」です。こちらの機種は「平行移動式カウンタウェイト」が搭載されており、無負荷振動値は「10.7m/s2」という低振動が魅力となります。

そのため作業時の振動が抑えられており、作業ストレスも低減。一方で切断スピードが速いため、作業効率UPも実現しているお得なセーバーソーです。先ほど紹介した「CR36DMA」と異なる点として、CR18DBの場合「木材」は厚さ120mmまでしか切断することができません。

ただ、コストはCR18DBの方が安い傾向にあるため、切断能力と合っている方はCR18DBを検討しても良いでしょう。

能力 軟鋼パイプ:外径130mm 塩ビパイプ:外径130mm 木材:厚さ120mm 軟鋼板:厚さ19mm
無負荷ストローク数 0〜3,000min-1
ストローク量 29mm
機体寸法(全長×高さ×幅) 458×211×95mm(蓄電池装着時)
質量 3.7kg(蓄電池装着時)

18Vコードレスセーバソー CR18DBL

CR18DBLは「ブラシレスモータ+定速度制御」が採用されている機種で、ストローク量32mmとトップクラスの切断スピードが特徴です。さらにボディのスリム化にも成功しており、フロントグリップ部分が長く細くなっているため、作業中に疲れづらいのもメリットの一つ。

その他「ツールレスブレード着脱機構」採用で、レバーを押し下げるだけでブレードの取り付け・外しができるカンタン仕様です。なお、付属品つきであれば切断スピードを約10〜20%UPさせる「湾曲ブレード」が付属されており、作業をさらに便利にしてくれるアイテムがついてきます。
能力 軟鋼パイプ:外径130mm 塩ビパイプ:外径130mm 木材:厚さ120mm 軟鋼板:厚さ19mm
無負荷ストローク数 0〜2,500min-1
ストローク量 32mm
機体寸法(全長×高さ×幅) 435×230×83mm(蓄電池装着時)
質量 3.4kg(蓄電池装着時)

電子セーバソー CR13VEY

電子セーバソー:CR13VEY
(引用:ハイコーキ

電子セーバーソーの「CR13VEY」は、ハイコーキ独自のツイン回転式カウンタウェイトを採用しており、低振動が特徴の機種です。上下に配置したギヤ一体型カウンタウェイトを同時に逆回転させており、前後左右の慣性力を打ち消し合う優れた機構です。

また、チェンジレバーの切り替えにより「ストレートモード」と「オービタルモード」を選択でき、作業内容によって使い分けができます。なお、切断スピードも従来機器より「約1.5倍〜1.8倍」と効率も良いため、作業時間短縮にもつながるでしょう。その他速度モードは5段階あり、ステンレスからALCまで幅広い材料に対応しています。

能力 軟鋼パイプ:外径130mm 塩ビパイプ:外径130mm 木材:厚さ120mm 軟鋼材:厚さ19mm
無負荷ストローク数 0〜3,000min-1
ストローク量 32mm
機体寸法(全長×高さ×幅) 490×190×101mm
質量 3.9kg(コードを除く)

電子セーバソー CR13VBY2

CR13VBY2はハイコーキ独自の機構「軸受構造」を採用しており、耐久性がUPしている機種です。こちらの機種も「カウンターウェイト機構」が搭載されており、作業時のストレスも低減。

長く使い続けやすく作業時のストレスも低減されるため、使いやすいセーバーソーとなります。その他付加機能として「スイングカット」「ツールレス」「スイッチ・ダイヤル無段変速」機構もついており、建設現場などプロの現場でも仕様できる一台。なおブレードの逆付けも可能なため床上や壁際の切断にも最適です。
能力 鋼管:外径130mm 塩ビパイプ:外径130mm 木材:厚さ120mm 軟鋼材:厚さ19mm
ストローク数 0〜3,000min-1
ストローク量 32mm
機体寸法(全長×高さ×幅) 465×103×167mm
質量 4.5Kg

電子セーバソー CR13V2

電子セーバーソー「CR13V2」は、シンプルな機能が特徴の機種です。シンプルではありますが最大出力1,010Wのパワーを持っており、材料を効率よく切断することができます。

ブレードは着脱ツールレスで、逆付けも可能。フロントカバーは先端下部を前方に伸ばしており、握りやすく作業効率を落とさずに作業ができるでしょう。なお、スイッチの引き具合で変速できるため、「ごちゃごちゃした機能はいらない」という方はCR13V2がオススメです。
能力 鋼管:外径130mm 塩ビパイプ:外径130mm 木材:厚さ120mm 軟鋼材:厚さ19mm
ストローク数 0〜2,800min-1
ストローク量 29mm
機体寸法(全長×高さ×幅) 435×95×170mm
質量 3.3Kg

セーバソー CR12VY

CR12VYは質量1.4Kgで機体寸法は「326×68×109mm(全長×高さ×幅)」のコンパクトなセーバーソーです。形状はコンパクトですが最大ストローク数は5,500min-1とパワフルで、無段変速スイッチなので作業に応じて回転数は変えることが可能。

付加機能として「ブレード着脱ツールレス」「LEDライト」「ジグソーブレードの使用可能」と3つの機能がついており、狭い場所や少しだけ切断したい時などチョイ切り作業に最適。
能力 塩ビパイプ:外径120mm 木材:厚さ55mm 軟鋼板:厚さ3.5mm 鋼管:外径25.4mm
無負荷ストローク数 0〜5,500min-1
ストローク量 10mm
機体寸法(全長×高さ×幅) 329×68×109mm
質量 1.4Kg

まとめ

いかがでしょうか?今回はハイコーキのセーバーソーを選ぶときのポイントとオススメ機種を紹介しました!最後にまとめておくと、ハイコーキのセーバーソーを選ぶときは下記4つを軸にすると選びやすいです(^ ^)

-切断能力
-切断する材質
-材質に合った刃
-電源


切断する材料にあわせた「切断能力」を持っている機種を選び、機種によっては「木材・パイプ・竹・鋼材(ステンレス)」の他に「ALC」を切断できる機種もあります。そのため切断する材料・材質に合った機種を選びましょう。

その後切断する材料に合わせたブレードが付属品としてついている機種を選び、「充電式」or「コード式」のどちらかを選べば、あなたにピッタリのセーバーソーがわかるはずです!ただ、セーバーソーをはじめとした電動工具は高い商品です

価格はピンキリですが、新品で購入すると1万円台〜3万円台まであり性能の高い機種を選ぶとコストもかかってきます。そのため「新しいのを購入したいけど、予算がない...」「とりあえず今の機種を使い続けけるしかない...」と悩む方もいるかと思います。

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