マキタのアングルドリルを選ぶ時のポイントとオススメ機種!
アングルドリルとは、狭い場所で使われるコンクリートなどの固い材料に穴をあけるための電動工具です。マキタからは性能・仕様が異なったアングルドリルを多数展開しており、「アングルドリルの選び方がわからない...」という方もいるでしょう。
今回は、「マキタのアングルドリルの選び方」と「オススメ機種」を紹介します! アングルドリルの購入を考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね(^^)/
ドリルドライバーとの違い
よく似た工具でドリルドライバーというものがありますが、以下のような違いがあります。
-ドリルドライバー•••ドリルとドライバーを兼ね備えた電動工具
-アングルドリル•••狭い場所で穴をあけることに的を絞ったコンパクトな電動工具
同じドリルであっても、アングルドリルはより明確な目的をもった工具なのです。
マキタ製アングルドリルの選び方
(引用:マキタ)
マキタのアングルドリルを選ぶには、以下の3つのポイントを確認しましょう。
-パワー・機能性
-重さ
-使用可能時間
それぞれ詳しく解説します。
パワー・機能性
電動工具を使う多くの方が一番気にする点はパワー(=トルク)です。トルクの数値が高ければパワーが強いという意味で、パワーが強いほど作業もはかどります。
DIYで使うならそこまでのパワーは必要ありませんが、大規模な工事や堅い部材に使用する場合はパワーが必要です。そのため、プロ向けはパワーがあることを前提とされています。マキタのアングルドリルは、充電式でもAC機を超えるハイパワーなモデルも登場し、注目を浴びています。
また、機能性でいうと回転式のハンドルだと作業時の姿勢に合わせてポジションを変更可能です。体の負担にならないため、作業範囲が限られるところでは回転式タイプがオススメです。 回転数を自動で調整してくれる機能が付いたモデルもあります。軽負荷時は高速回転、重負荷時は高トルクに自動で切り替えてくれます。いちいち自分で切り替える必要が無いため、作業量の多い方に重宝されるでしょう。自動でなくとも、レバー操作でワンタッチで速度切替えできるものもあります。
そのほか、製品によって以下のような付加機能が付いています。
-折りたたみ式のフック付きで、脚立や単管パイプ等に掛けられる
-アングルアタッチメントをはずして通常のドリルとして使える
-LEDライト点灯スイッチ採用で作業箇所を明るく照らせる
-サイドグリップ付きで柱等で支え、振り回されるのを防止する
重さ
軽いと取り回しも良く、作業性がアップします。また、疲労もより軽減できます。作業時間が長くなると、多少の重さの違いでも体への負担が変わってくるためです。長時間使うことが多い場合は、重さをしっかりチェックしましょう。
マキタのアングルドリルはバッテリー含んで重いものだと6.0㎏から、軽いものだと1.0㎏まで幅があります。バッテリー容量が大きいタイプや高性能なタイプは重くなる傾向にあるため、何を重視するかを検討するといいでしょう。 簡単な作業に使うのであれば軽量タイプや小型のモデルがオススメです。
使用可能時間
バッテリータイプを使用する場合は、使用可能時間も重要です。バッテリー容量が多ければ使用できる時間も長くなります。マキタのバッテリーは性能が良く、連続して使える時間も長めです。
充電式のアングルドリルでは、以下のバッテリー容量のタイプが展開されています。
-40V max
-18V
-14.4V
-10.8V
数値が高いとその分電動工具のパワーは強くなります。40V maxは圧倒的にパワーが強いです。現場で一日使用する方は40V max、複数のマキタ製18Vの電動工具を利用する方は、互換性のある18V対応のアングルドリルを選ぶといいでしょう。
このように、マキタのアングルドリルにはさまざまな特徴を持ったモデルがあり、選ぶ際にはそれぞれ考慮する必要があるのです。
マキタのアングルドリルのオススメ機種
ここからは「それぞれの特徴が違って選べない…」「結局なにがオススメ?」という方のために、工具屋が選ぶオススメ商品を紹介します!DA001GRDX
(引用;Amazon)
充電タイプでありながら、AC機を超えるハイパワー&粘り強さを誇ります。大径穴あけをパワフルにこなす40Vmax仕様のアングルドリルです。 AC従来機比穴あけスピード約2倍のハイパワーを実現しており、負荷に合わせて自動変速も可能です。軽負荷時は高速回転、重負荷時は高トルクに自動で切替えます。手動での速度切換えはワンタッチレバー式です。電圧 | 36V(40Vmax) |
質量 | 3.2kg(バッテリ含む) |
本機寸法 | 長さ539×幅128×高さ199mm |
回転数 | 高速:0~1500min-1[回転/分]、低速:0~400min-1[回転/分] |
最大穴あけ能力 | 鉄工 13㎜、木工 50㎜ |
DA450DRGX
(引用:Amazon)
高速な穴あけと優れた取り回しを両立したモデルです。ハイパワーブラシレスモータの採用と内部構造を最適化で、AC従来機比で穴あけスピードが約65%アップしています。 持ちやすい縦長ボディとハンドル位置で、軸芯を押しやすく振り回されにくいのが特徴です。電圧 | 18V |
質量 | 3.2kg(バッテリ含む) |
本機寸法 | 長さ434×幅82×高さ142mm |
回転数 | 高速:0~1400min-1[回転/分]、低速:0~450min-1[回転/分] |
最大穴あけ能力 | 鉄工 13㎜、木工 38㎜ |
DA350DRF
(引用:Amazon)
サッと使えるチャックキーは、左右どちらでも取り付け可能です。従来の14.4V製品と比べて1充電あたりの作業量約25%アップしています。ヘッドハイト 66mm、センターハイト 23.5mmで狭い場所にすっと入り、天井や壁際まで寄れるコンパクトヘッドが人気のモデルです。 また、自己放電が少ないため、長期保存しても満充電に近い作業が可能です。 ※満充電状態で保存してください。電圧 | 18V |
質量 | 1.6kg(バッテリー含む) |
本機寸法 | 長さ314×幅79×高さ115㎜ |
回転数 | 0~1,800(min-1)[回転/分] |
最大穴あけ能力 | 鉄工 10㎜、木工 25㎜ |
DA332DSH
ヘッドハイト63mm&軽量1.2kgで、手狭な場所、入り組んだ場所に便利なモデルです。配線が入り組んだ分電盤内の穴あけにも快適に使えます。高い場所でもボディ形状を生かして作業しやすく、大型スイッチレバーでどの位置で握っても 操作しやすいのがポイントです。
電圧 | 10.8V |
質量 | 1.2kg |
本機寸法 | 長さ313×幅68×高さ86㎜ |
回転数 | 0~1100(min-1)[回転/分] |
最大穴あけ能力 | 鉄工 10㎜、木工 12㎜ |
DA3010F
こちらもコンパクトヘッドと軽量ボディで快適な操作性のモデル。ダイヤル変速付パドルスイッチで、ネジ締め作業に便利な多段階ストッパー方式のダイヤル変速付です。サイドグリップが標準付属しており、より安定した作業を実現しています。
電圧 | 単相100 |
質量 | 1.4kg |
全長 | 270㎜ |
回転数 | 0~2,400(min-1)[回転/分] |
最大穴あけ能力 | 鉄工 10㎜、木工 25㎜ |
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はマキタ製アングルドリルの選び方とオススメ機種を厳選して紹介しました。ぜひ参考にしてくださいね!最後にまとめておくと、マキタ製アングルドリルを選ぶときは下記の点がポイントとなります。
-パワー・機能性
-重さ
-使用可能時間
全てが揃ったアングルドリルを選びたくなりますよね。
しかし、パワーがあって機能的なものは必然的に重たくなってしまうもの。逆に軽いものほど連続使用時間が短くなる傾向にあります。作業する規模や予算などから何を最も重視するのかぜひこの記事を参考にしていただき、あなたにぴったりの一台を見つけてくださいね。
ただ、アングルドリルをはじめ電動工具というのは新品で買うと非常に高価な商品ですよね。そのため「買い替えたいけど予算がない...」「とりあえず今の機種を使い続けるしかないかな...」と悩む方もいるかと思います。
そのようなときはぜひ、アクトツールのオンラインショップをチェックしてください(^^)/
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