2023.07.31

マキタの充電式ファン（産業扇）の選び時のポイントとオススメ機種！

蒸し風呂のような暑さの中で工事を行うときに便利な充電式ファン（産業扇）。建設現場ではもちろん今ではアウトドアに使用されることも多く、充電式なので持ち運びが便利な点も人気の一つです。

充電式ファンは多くのメーカーから発売されていますが、今回はその中でも大手工具メーカーの一つ「マキタ」の充電式ファン（産業扇）にスポットを当てて紹介します。

本記事ではマキタ製ファンの2023年モデルの特徴に加えて、選び方・オススメ機種についてご紹介(^^)

今充電式ファン選びでお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね。

2023年モデルの特徴

（引用：マキタ）

マキタは2023年6月に上記の40Vmax型充電式ファン「CF003G」を発売しました。

今まで発売してきた充電式ファンと比べて非常に大きく、羽根径は450mm。今まで発売してきた充電式ファンの羽根径は「180mm・235mm・330mm」のどれかだったので、今回発売したCF003Gは新しいジャンルの充電式ファンと言えるでしょう。

その羽根径の大きさから、大風量で広い空間での送風や換気に適しており、建築現場はもちろん倉庫内での作業・ビルメンテナンスのワックス乾燥など幅広い用途に使用することができます。

1充電あたりの作業量は「約1時間55分」から最大でなんと約17時間10分とされており、長時間運転も可能です。

最大風量は120m3・最大風速は300m/minと性能が高くパワフルなCF003Gですが、価格が少々高いことがデメリット。大規模な現場等であれば購入を検討しても良いと思いますが、小さい現場やキャンプ等で使用するのであればオーバースペックになる可能性も否めません。

マキタの充電式ファンの選び方

（引用：マキタ）

マキタの充電式ファンを選ぶときは、

・タイプ
-コンパクトタイプ
-据え置きタイプ

・機能性
-パワー
-連続使用時間
-首振り・角度調整

上記を軸にすることでグッと選びやすくなるかと思います。
それぞれ次章から紹介していくので、一緒に見ていきましょう！

タイプ

マキタ製充電式ファンはコンパクトタイプと据え置きタイプに分かれます。

コンパクトタイプ

（引用：マキタ）

コンパクトタイプは名前のとおりコンパクトで、持ち運びがカンタンです。
車内に取り付けるなどさまざまな場所に応用がききます。

据え置きタイプ

（引用：マキタ）

据え置きタイプはサイズが大きくパワーが強い機種も多く、大規模な建設現場やイベント会場で使用するタイプです。コンパクトサイズより可動性は低いですが、風速が大きいため、広い空間の送風や換気に適しています。

そのためまずはどこで使用するのかをあらかじめ決めておいて、コンパクトタイプにするか据え置きタイプにするかを選びましょう。

機能性

次に機能性です。
充電式ファンは機種ごとにパワー（風量）や連続で使用できる時間も異なり、首振りや角度調整など付加機能がついている機種もあります。

パワー

風量・風速の数値が高いほど、パワーも上がります。
充電式ファンの仕様を確認し、作業用途にあったパワーの機種を選びましょう。

連続使用時間

当然のことですが、充電式ファンはバッテリーが切れてしまうと動きません。（AC電源で動く機種も一部あります）

また、機種によって連続してどのくらいの時間使用できるかは異なるため、必ず購入前に一回の充電でどのくらいの時間使いそうかを考えておきましょう。
なお、基本的に充電式ファンは風量が弱いほど使用時間は長くなります。

首振り・角度調整

最後に「首振り」や「角度調整」機能がついているかどうかも重要です。首振り機能がついていることで広範囲に風を送り、風の流れを作ることが可能です。

マキタの充電式ファンのオススメ機種

ここからはオススメのマキタ製充電式ファンを厳選してご紹介します！

「とりあえず選び方はわかったけど、どれがいいのかわからなくなってきた...」「オススメのファンから選びたい！」

という方は、ぜひ参考にしてくださいね。

CF001GZ

（引用：マキタ）

CF001GZは40Vmaxを使用しているパワフルな一台ですが、強モード時の騒音値は48dBと意外にも静か。自動首振り・角度調整機能がついており、使用しやすい設計となっています。なお、ACアダプタジャックがついているので、AC100Vでの使用も可能です。

羽根径mm	235mm
風速	弱：120(m/min) 中：150(m/min) 強：190(m/min)
1充電あたりの作業量（BL4025装着時）	弱：約12時間10分中：約9時間10分強：約6時間50分
サイズ（長さ×幅×高さ）	144×333×463mm
質量	2.0Kg

CF102DZ

（引用：マキタ）

CF102DZはコンパクトな充電式ファンで、車の中などあらゆる場所で使用でき、持ち運びも楽々な一台です。別販売品の三脚に取り付けることもで、高い位置からの送風も可能になっています。

羽根径	180mm
風速	弱：120(m/min) 中：150(m/min) 強：180(m/min)
1充電あたりの作業量（BL1460B装着時）	弱：約14時間20分中：約7時間45分強：約6時間5分
サイズ（長さ×幅×高さ）	185×272×284mm
質量	1.3Kg

CF100DZ

（引用：マキタ）

CF100DZは10.8Vスライド式バッテリーで動く機種で、こちらも非常にコンパクト。とは言っても風速はMAXで180(m/min)の出力があり、風量も大きめ。

ただ、1充電あたりの作業量は最大で4時間程度なので、他機種と比べるとやや短いです。

羽根径	180mm
風速	弱：120(m/min) 中：150(m/min) 強：180(m/min)
1充電あたりの作業量（BL1015装着時）	弱：約4時間中：約2時間25分強：約1時間45分
サイズ（長さ×幅×高さ）	148×260×252mm
質量	1.0Kg

CF301DZ

（引用：マキタ）

CF301DZはファンカバーリブを渦巻き形状にしており、風速が従来機よりも向上している機種です。羽根径も330mmと大きく、中・大規模な現場で風を送るときに役立つでしょう。その他付加機能として自動首振り・角度調整機能もついています。

羽根径	330mm
風速	弱：120(m/min) 中：170(m/min) 強：240(m/min)
1充電あたりの作業量（BL1460B装着時）	弱：約10時間30分中：約5時間20分強：約2時間40分
サイズ（長さ×幅×高さ）	261×439×602mm
質量	3.8Kg

CF003GZ

（引用：マキタ）

CF003GZはマキタが2023年に発売した新モデルの充電式ファンです。羽根径は455mmと非常に大きく、大風量で広い空間での送風・換気にピッタリ。建築現場・倉庫内での作業・イベント会場など大きい場所での使用に向いています。

なお、風量は無段階（38〜120m3/min）で細かい調整も可能に。
バッテリーは40Vmaxを使用しますが、泡せて18Vバッテリーを同時に取り付けることもできます。

羽根径	450mm
最大風速	120(m3/min)
1充電あたりの作業量（BL4040装着時）	最小：約17時間10分最大：約1時間55分
サイズ（長さ×幅×高さ）	312×633×770mm
質量	7.9Kg

まとめ

いかがでしょうか？

今回は2023年にマキタが販売した充電式ファンについて紹介し、選び方とオススメ機種を厳選してご紹介しました。最後にまとめておくと、マキタ製充電式ファンを選ぶときは下記の点が非常に大切です。

-タイプ（コンパクトタイプor据え置きタイプ）
-機能性（パワー・連続使用時間・首振り・角度調整機能）

いずれも作業内容に合わせた仕様の機種を選ぶことで、きっとあなたにピッタリの一台が見つかるでしょう！ぜひこの記事を参考に、あなただけの充電式ファンを見つけてください(^^)

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