マキタのディスクグラインダーで失敗しないおすすめ機種&選び方
そんな便利なディスクグラインダーですが、今回は「マキタ製ディスクグラインダー」にスポットを当てて紹介します。
電動工具市場で圧倒的なシェアを持つマキタは、多くのディスクグラインダーを販売しています。
たくさん機種があるのはいいことですが、逆に「どの機種がいいのかわからない...」と悩む方もいると思います。
そこでこの記事では基礎知識として、マキタのディスクグラインダーの特徴をご紹介。その後、機種を選ぶときのポイントとオススメのマキタ製ディスクグラインダーを「電源別」「外径別」で紹介します。
ぜひこの記事で、あなたにピッタリのディスクグラインダーを見つけてくださいね(^^)
マキタのディスクグラインダーの特徴は?
マキタのディスクグラインダーは、性能バランスが取れた工具も多く、あらゆる現場に対応するのも魅力の一つです。マキタ製ディスクグラインダーの特徴は、下記の3つが挙げられます。
- 自動モード切替機能
- Bluetooth連動
- XLOCK機能
それぞれカンタンに解説します。
自動モード切替機能
(引用:マキタ公式サイト)
マキタ製には「自動モード切替」機能がついている機種があります。軽負荷時には「ハイスピードモード」でサクサク作業を実現!逆に高負荷時は「高トルクモード」で、パワー重視モードに切り替えができます。素材によってモード切り替えできるのが、マキタ製の特徴。
Bluetooth連動
(引用:マキタ公式サイト)
また「無線連動対応型」のディスクグラインダーもあります。
連動コンセント不要で、Bluetoothで集塵機と連動が可能。ディスクグラインダーのスイッチを入れると、自動的に集塵機も起動する仕組みです。
それぞれ起動する必要はありません。そのため効率的に「木屑」「粉塵」など作業中に出るゴミを掃除することができます(^^)
ただ、マキタのディスクグラインダーと集塵機を連動させるためには、別途「ワイヤレスユニット」という部品が必要です。
XLOCK機能
(引用:マキタ公式サイト)
マキタは近年「XLOCK」という機能も追加しました。
ディスクの取り付けをワンタッチで行える機能です。
取り外しもカンタンで、レバーを上げるだけの楽々仕様。
ディスク交換時間の短縮にもつながります。
頻繁にディスクを変える方にとって、便利な機能と言えるでしょう。
マキタのディスクグラインダーの失敗しない選び方は?
- 電源
- 回転数
- 用途
- 替刃
電源
まず最初に決めるのは「電源」です。
電源は「コード式」「バッテリー式」の2つがあります。
それぞれ特徴があるので、下記から見てみましょう。
コード式
(引用:アクトツールオンラインショップ)
上記画像のとおり、コード式はコンセントから電源を確保します。AC式と呼ばれることもあります。作業場所近くで電源を確保できるなら、コード式もオススメです。
後述するバッテリー式よりコスパが良いことも特徴の一つ。電池切れの心配がないため、ストレスフリーで作業をすることが可能です。
ただ、逆に言えば電源を確保できなければ使用できません。
また、作業中にコードが邪魔になるデメリットも。
バッテリー式
コードもないので、作業中に不便だと感じることも少ないでしょう。
ただ、コード式よりもコストが高くなる傾向になります。
また、バッテリーが切れると作動しないため、途中で電池切れになるデメリットも。とはいっても、建設現場などさまざまなシーンで使用する場合は、バッテリー式の方がオススメと言えます。
回転数

ディスクグラインダーは、上記画像の丸い刃が回転することで切断・研磨などの作業ができます。
しかし機種によって回転数は異なります。
そのため用途に合った機種を選ぶことが大切です。
ディスクグラインダーの回転数は、
- 高速回転型
- 低速高トルク型
- 無段変速型
の3つがあるため、それぞれ紹介します。
高速回転型
一般的に普及しているのは、高速回転型です。回転数は12,000min-1前後で、研磨・切断などあらゆる作業に対応。
ただ、回転数が速いため最初は「削りすぎてしまった」となることもあるので、注意が必要です。
低速高トルク型
回転数は9,000min-1前後と高速回転型よりも回転の速さは劣ります。ただ、パワーが強いため「石材」「コンクリート」など硬い材料を切断するときにかつやくします。
加工する材料によっては、こちらの方がオススメの場合も。
無段変速型
素材に合わせて回転数を変更できるのが無段変速型。3,000〜11,000min-1前後と幅広く、あらゆる素材を効率的に加工することができます。
ただ、コストが高くなる傾向にあるので、その点はデメリットと言えるでしょう。
替刃
- 100mm
- 125mm
- 150mm
- 180mm
外径が大きい方がより厚い素材の切断が可能。
ただ、その分重くなります。ちなみにサイズが異なると原則互換性はありません。一般的によく売れるサイズは「100mm」で、サイズが大きくなるにつれラインナップも少なくなります。
用途
先述したとおり、ディスクグラインダーには「高速回転型」「低速高トルク型」「無段変速型」と大きく分けて3モデルがあります。
得意な作業がそれぞれ異なるため、作業用途に合った選び方が大切です。
マキタのディスクグラインダーのおすすめ機種を厳選しました!
ここからは「電源別」「外径別」に分けて、オススメのディスクグラインダーを紹介します。
代表的なマキタのディスクグラインダーは18Vですが、他にも「14.4V」「40V」の機種もあります。
電源別
14.4V充電式オススメ機種
GA400DZ
バッテリー的に長時間の作業向きではありませんが、コードレスタイプなので取り回しの良さも◎。過負荷時に点灯するランプはついているので、安全性は他機種と比べてもそこまで差はありません。重量も2.0kgと軽量。
回転数 | 11,000min-1 |
作業量目安 | コンクリート筋付:切り込み深さ5mm 約8.4m 鉄筋切断:φ10mm 約18本 |
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm | 100×4×15 |
重量 | 2.0kg |
GA410DZ
(引用:マキタ公式サイト)
14.4Vで色々な機能がついている機種が良い!」という方は、GA410DZがオススメ。Bluetooth機能がついており、集塵機と連動運転が可能です。ダイヤル変速が「1〜5」まであり、ステンレス研磨ならば「1」、切断なら「5」と用途に合わせて切り替えができます。
切断スピードも速くパワーも十分。性能が全体的に高く、付加機能で作業効率の大幅アップが期待できます。
回転数 | 8,500min-1 |
作業量目安 | コンクリート筋付:切り込み深さ510mm DRG:約14.4m |
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm | 100×6×15 |
重量 | 2.2kg |
18V充電式オススメ機種
GA404DZN
もちろん防滴・防じん機能「アプト」も搭載。急激な回転数低下も自動検知して自動停止するため、安全性も確保。
回転数 | 8,500min-1 |
作業量目安 | コンクリート筋付:切り込み深さ10mm 約16.8m(6.01Ah) |
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm | 100×6×15 |
重量 | 2.3kg |
GA420DRGX
通常ディスク交換は工具が必要でしたが、XLOCK機能があるGA420DXは不要です。回転数は8,500min-1とでパワーも申し分ありません。ディスク交換を頻繁に行う方にオススメしたい一台。
回転数 | 8,500min-1 |
作業量目安 | コンクリート筋付:切り込み深さ10mm 約16.8m(6.01Ah) |
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm | 100×6×22.23 |
重量 | 2.5kg |
40V充電式オススメ機種
マキタは40Vmax対応のディスクグラインダーも販売しています。
より性能・パワーを求める方は、こちらを検討しても良いでしょう。
GA001GRDX
(引用:アクトツールオンラインショップ)
負荷が重くかかる作業も、従来の18V機器と比べて作業時間は約2倍増えています。耐久性が高い新設計で、タフな現場でかつやくする一台です。
回転数 | 8,500min-1 |
作業量目安 | コンクリート筋付:切り込み深さ10mm 約13.4m コンクリート筋付:切り込み深さ20mm 約7.2m |
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm | 100×6×15 |
重量 | 2.6kg |
GA019GRMX
Bluetooth対応型なので、集塵機との連動も可能。キックバックによる反動低減で、高い安全性も追求しています。
回転数 | 3,000〜8,500min-1 |
作業量目安 | コンクリート筋付:切り込み深さ10mm 約21m コンクリート筋付:切り込み深さ20mm 約11.9m |
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm | 100×6×15 |
重量 | 3.0kg |
外径別
ここからはディスクの外径別にオススメ機種を紹介します!100mmクラス
GA4041C
そのため作業時のストレスも大幅に軽減され、効率アップが期待できるでしょう。また、再起動防止機能・電子制御・機械式ブレーキも付いており、安全性を追求。
バッテリー式にこだわらず100mmクラスの機種が欲しい方は、ぜひ検討して欲しい一台です。
回転数 | 2,800〜10,500min-1 |
電源 | 単相100V |
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm | 100×6×15 |
重量 | 2.4kg |
GA402DZ
シンプル機能ですが、過負荷時の警告ランプもついており、モーターを保護しながらの作業も可能に。
回転数 | 11,000min-1 |
作業量目安 | コンクリートの筋付 切り込み深さ5mm 約11.6m 鉄筋の切断 φ10mm 約38本 |
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm | 100×4×15 |
重量 | 2.1kg |
125mmクラス
GA5041C
より厚みのある材料の切断が得意なのは「125mm」なので、迷っている方はこちらの方が良いかもしれません。ただ、それぞれ互換性はないので注意してくださいね。
回転数 | 2,800〜10,500min-1 |
電源 | 単相100V |
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm | 125×6×22 |
重量 | 2.6kg |
GA520DZ
回転数 | 8,500min-1 |
作業量目安 | コンクリートの筋付 切り込み深さ5mm 約16.8m |
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm | 125×6×22.23 |
重量 | 2.6kg |
150mmクラス
マキタ製ディスクグラインダーで150mmクラスになると、基本的にコード式がメインとなります。GA6021C
ソフトスタートで再起動防止機能付き。AC(コード式)で150mmをお求めの方は、こちらを検討しても良いでしょう。ただ、無段変速機能がある方が良い場合は、次の9566CVがオススメ。
回転数 | 9,000min-1 |
電源 | 単相100V |
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm | 150×6×22 |
重量 | 2.9kg |
9566CV
回転数 | 4,000〜9,000min-1 |
電源 | 単相100V |
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm | 150×6×22 |
重量 | 2.4kg |
180mmクラス
外径がもっとも大きいマキタの180mmクラス。ディスクグラインダーを入れるケースも大きくなり、その分厚い素材を加工できます。
GA7011C
(引用:アクトツールオンラインショップ)
180mmクラスでは軽量の4.2kg。材料切断時にパワーが落ちづらく、作業のストレスも軽減されます。回転数6,000min-1で問題ない方はこちらをオススメします。ただ、少しでも回転数を増やしたい方は、次のGA7061Fの方が良いでしょう。
回転数 | 6,000min-1 |
電源 | 単相100V |
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm | 180×6×22 |
重量 | 4.2 |
GA7061F
回転数 | 6,600min-1 |
電源 | 単相100V |
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm | 180×6×22 |
重量 | 5.5kg |
まとめ
マキタ製ディスクグラインダーは、性能・付加機能が平均的に高いです。防じん・防滴機能も付いており、あらゆる現場に対応。
使い勝手と取り回しが良く、大手メーカーならではの信頼性も抜群。
ぜひ購入を検討してくださいね。
とは言っても、ディスクグラインダーなど電動工具はコストがかかる商品です。
そのため...
「新品で買うには予算が足りない」
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