マキタのディスクグラインダーで失敗しないおすすめ機種&選び方

ディスクグラインダーは、さまざまな素材を研磨・切断できる電動工具。ディスク部分を交換することであらゆる素材の加工ができ、ニーズも高いです。

そんな便利なディスクグラインダーですが、今回は「マキタ製ディスクグラインダー」にスポットを当てて紹介します。

電動工具市場で圧倒的なシェアを持つマキタは、多くのディスクグラインダーを販売しています。

たくさん機種があるのはいいことですが、逆に「どの機種がいいのかわからない...」と悩む方もいると思います。

そこでこの記事では基礎知識として、マキタのディスクグラインダーの特徴をご紹介。その後、機種を選ぶときのポイントとオススメのマキタ製ディスクグラインダーを「電源別」「外径別」で紹介します

ぜひこの記事で、あなたにピッタリのディスクグラインダーを見つけてくださいね(^^)

マキタのディスクグラインダーの特徴は?

マキタのディスクグラインダーは、性能バランスが取れた工具も多く、あらゆる現場に対応するのも魅力の一つです。マキタ製ディスクグラインダーの特徴は、下記の3つが挙げられます。

  • 自動モード切替機能
  • Bluetooth連動
  • XLOCK機能

それぞれカンタンに解説します。

自動モード切替機能

GA404DRGXN(引用:マキタ公式サイト

マキタ製には「自動モード切替」機能がついている機種があります。軽負荷時には「ハイスピードモード」でサクサク作業を実現!逆に高負荷時は「高トルクモード」で、パワー重視モードに切り替えができます。素材によってモード切り替えできるのが、マキタ製の特徴。

Bluetooth連動

(引用:マキタ公式サイト

また「無線連動対応型」のディスクグラインダーもあります。

連動コンセント不要で、Bluetoothで集塵機と連動が可能。ディスクグラインダーのスイッチを入れると、自動的に集塵機も起動する仕組みです。

それぞれ起動する必要はありません。そのため効率的に「木屑」「粉塵」など作業中に出るゴミを掃除することができます(^^)

ただ、マキタのディスクグラインダーと集塵機を連動させるためには、別途「ワイヤレスユニット」という部品が必要です。

XLOCK機能 

(引用:マキタ公式サイト

マキタは近年「XLOCK」という機能も追加しました。
ディスクの取り付けをワンタッチで行える機能です。
取り外しもカンタンで、レバーを上げるだけの楽々仕様。
ディスク交換時間の短縮にもつながります。

頻繁にディスクを変える方にとって、便利な機能と言えるでしょう。

マキタのディスクグラインダーの失敗しない選び方は?

前述のとおり、マキタが販売しているディスクグラインダーはさまざま。選ぶときは、ある程度ポイントを絞っていく必要があります
特に重要なポイントは、下記の4つです。
  • 電源
  • 回転数
  • 用途
  • 替刃
それでは、一つずつ見ていきましょう。

電源

まず最初に決めるのは「電源」です。

電源は「コード式」「バッテリー式」の2つがあります。
それぞれ特徴があるので、下記から見てみましょう。

コード式

(引用:アクトツールオンラインショップ

上記画像のとおり、コード式はコンセントから電源を確保します。AC式と呼ばれることもあります。作業場所近くで電源を確保できるなら、コード式もオススメです。

後述するバッテリー式よりコスパが良いことも特徴の一つ。電池切れの心配がないため、ストレスフリーで作業をすることが可能です。

ただ、逆に言えば電源を確保できなければ使用できません
また、作業中にコードが邪魔になるデメリットも。

バッテリー式

バッテリーを装着して作業するため、コード式のように電源を確保する必要はありません。利便性を考えれば、バッテリー式の方がオススメです。


コードもないので、作業中に不便だと感じることも少ないでしょう。
ただ、コード式よりもコストが高くなる傾向になります

また、バッテリーが切れると作動しないため、途中で電池切れになるデメリットも。とはいっても、建設現場などさまざまなシーンで使用する場合は、バッテリー式の方がオススメと言えます。

回転数

ディスクグラインダーは、上記画像の丸い刃が回転することで切断・研磨などの作業ができます。

しかし機種によって回転数は異なります。
そのため用途に合った機種を選ぶことが大切です。

ディスクグラインダーの回転数は、

  • 高速回転型
  • 低速高トルク型
  • 無段変速型

の3つがあるため、それぞれ紹介します。

高速回転型

一般的に普及しているのは、高速回転型です。

回転数は12,000min-1前後で、研磨・切断などあらゆる作業に対応。
ただ、回転数が速いため最初は「削りすぎてしまった」となることもあるので、注意が必要です。

低速高トルク型

回転数は9,000min-1前後と高速回転型よりも回転の速さは劣ります。
ただ、パワーが強いため「石材」「コンクリート」など硬い材料を切断するときにかつやくします

加工する材料によっては、こちらの方がオススメの場合も。

無段変速型

素材に合わせて回転数を変更できるのが無段変速型。
3,000〜11,000min-1前後と幅広く、あらゆる素材を効率的に加工することができます。

ただ、コストが高くなる傾向にあるので、その点はデメリットと言えるでしょう

替刃

マキタのディスクグラインダーに取り付ける「替刃」は、機種によって外径が異なります。代表的なサイズは、
  • 100mm
  • 125mm
  • 150mm
  • 180mm
と4つに分かれます。
外径が大きい方がより厚い素材の切断が可能

ただ、その分重くなります。ちなみにサイズが異なると原則互換性はありません。一般的によく売れるサイズは「100mm」で、サイズが大きくなるにつれラインナップも少なくなります。

用途

先述したとおり、ディスクグラインダーには「高速回転型」「低速高トルク型」「無段変速型」と大きく分けて3モデルがあります。

得意な作業がそれぞれ異なるため、作業用途に合った選び方が大切です。

マキタのディスクグラインダーのおすすめ機種を厳選しました!

ここからは「電源別」「外径別」に分けて、オススメのディスクグラインダーを紹介します。

代表的なマキタのディスクグラインダーは18Vですが、他にも「14.4V」「40V」の機種もあります。

電源別

14.4V充電式オススメ機種

GA400DZ
コスパを重視する方や「シンプルな設計の方が好き」という方は、GA400DZがオススメ。ブラシレスモーターや防じん防滴などの機能は付いていませんが、その分他機種と比べて価格が安めです。

バッテリー的に長時間の作業向きではありませんが、コードレスタイプなので取り回しの良さも◎。過負荷時に点灯するランプはついているので、安全性は他機種と比べてもそこまで差はありません。重量も2.0kgと軽量。
回転数 11,000min-1
作業量目安 コンクリート筋付:切り込み深さ5mm 約8.4m 鉄筋切断:φ10mm 約18本
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm 100×4×15
重量 2.0kg
GA410DZ

(引用:マキタ公式サイト

14.4Vで色々な機能がついている機種が良い!」という方は、GA410DZがオススメ。Bluetooth機能がついており、集塵機と連動運転が可能です。ダイヤル変速が「1〜5」まであり、ステンレス研磨ならば「1」、切断なら「5」と用途に合わせて切り替えができます。


切断スピードも速くパワーも十分。性能が全体的に高く、付加機能で作業効率の大幅アップが期待できます。

回転数 8,500min-1
作業量目安 コンクリート筋付:切り込み深さ510mm DRG:約14.4m
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm 100×6×15
重量 2.2kg

18V充電式オススメ機種

GA404DZN
GA404DRGXN
18Vで人気の高いGA404DZN。ハイパワーですが、作業によって「ハイスピードモード」「高トルクモード」へ自動切り替えし、ストレスフリーな作業を実現しています。

もちろん防滴・防じん機能「アプト」も搭載。急激な回転数低下も自動検知して自動停止するため、安全性も確保。
回転数 8,500min-1
作業量目安 コンクリート筋付:切り込み深さ10mm 約16.8m(6.01Ah)
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm 100×6×15
重量 2.3kg
GA420DRGX
GA420DRGX
18Vのディスクグラインダーで忘れてはいけない「XLOCK」対応のGA420DRGX。ディスクをワンタッチで交換でき、取り外しもレバーを起こすだけ。

通常ディスク交換は工具が必要でしたが、XLOCK機能があるGA420DXは不要です。回転数は8,500min-1とでパワーも申し分ありません。ディスク交換を頻繁に行う方にオススメしたい一台。
回転数 8,500min-1
作業量目安  コンクリート筋付:切り込み深さ10mm 約16.8m(6.01Ah)
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm 100×6×22.23
重量 2.5kg

40V充電式オススメ機種

マキタは40Vmax対応のディスクグラインダーも販売しています。
より性能・パワーを求める方は、こちらを検討しても良いでしょう。

GA001GRDX

(引用:アクトツールオンラインショップ

40Vmaxでパワーを重視する方は、GA001GRDXを検討しましょう。
従来AC(コード型)機器と比べて切断スピードは約40%アップ。

負荷が重くかかる作業も、従来の18V機器と比べて作業時間は約2倍増えています。耐久性が高い新設計で、タフな現場でかつやくする一台です
回転数 8,500min-1
作業量目安 コンクリート筋付:切り込み深さ10mm 約13.4m コンクリート筋付:切り込み深さ20mm 約7.2m
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm 100×6×15
重量 2.6kg
GA019GRMX
GA019GRMX
「無段変速型の方が良い!」という方はGA019RMXがオススメ。ダイヤルが「1」〜「5」まであり、作業によって切り替え可能。「5」にすればMAXの8,500min-1ですが、「1」にすると3,000min-1まで落とすことができます。

Bluetooth対応型なので、集塵機との連動も可能。キックバックによる反動低減で、高い安全性も追求しています。
回転数 3,000〜8,500min-1
作業量目安 コンクリート筋付:切り込み深さ10mm 約21m コンクリート筋付:切り込み深さ20mm 約11.9m
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm 100×6×15
重量 3.0kg

外径別

ここからはディスクの外径別にオススメ機種を紹介します!

100mmクラス

GA4041C
コード式のGA4041C。「新スーパージョイントシステム」搭載で、振動を吸収する仕組みが搭載されています。

そのため作業時のストレスも大幅に軽減され、効率アップが期待できるでしょう。また、再起動防止機能・電子制御・機械式ブレーキも付いており、安全性を追求。

バッテリー式にこだわらず100mmクラスの機種が欲しい方は、ぜひ検討して欲しい一台です。
回転数 2,800〜10,500min-1
電源 単相100V
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm 100×6×15
重量 2.4kg
GA402DZ
14.4Vの従来機種から作業量が大幅アップしたGA402DZ。コンクリート切断にも向いている機種です。11,000min-1と高速回転で、作業スピードもUP。

シンプル機能ですが、過負荷時の警告ランプもついており、モーターを保護しながらの作業も可能に。
回転数 11,000min-1
作業量目安 コンクリートの筋付 切り込み深さ5mm 約11.6m 鉄筋の切断 φ10mm 約38本
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm 100×4×15
重量 2.1kg

125mmクラス

GA5041C
GA5041Cは先ほど紹介した「GA4041C」と機能は同じです。
外径が異なるだけなので、作業用途にあわせて選びましょう

より厚みのある材料の切断が得意なのは「125mm」なので、迷っている方はこちらの方が良いかもしれません。ただ、それぞれ互換性はないので注意してくださいね。
回転数 2,800〜10,500min-1
電源 単相100V
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm 125×6×22
重量 2.6kg
GA520DZ

 

GA520DRGX

XLOCK対応のGA520DZ。ディスクの取り付けがスピーディにでき、取り外しも楽々。AC機並みのハイパワーで、パワー不足を感じることも少ないでしょう。125mmでディスクを頻繁に変える方にオススメの一台
回転数 8,500min-1
作業量目安 コンクリートの筋付 切り込み深さ5mm 約16.8m
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm 125×6×22.23
重量 2.6kg

150mmクラス

マキタ製ディスクグラインダーで150mmクラスになると、基本的にコード式がメインとなります。
GA6021C
150mmになると重量こそ重くはなりますが、パワーは十分。「300mmのコンクリートカッターよりも速く切断できる!」という声もあり、厚みのある素材を切断するときにかつやくします

ソフトスタートで再起動防止機能付き。AC(コード式)で150mmをお求めの方は、こちらを検討しても良いでしょう。ただ、無段変速機能がある方が良い場合は、次の9566CVがオススメ。
回転数 9,000min-1
電源 単相100V
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm 150×6×22
重量 2.9kg
9566CV

 

変速ダイヤル付きの無段変速がついており、軽負荷から重負荷作業まで対応する9566CV。電子制御「過負荷保護機能付」「衝撃緩和システム」が付いています。無段変速の方が良い方は、9566CVがオススメ。
回転数 4,000〜9,000min-1
電源 単相100V
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm 150×6×22
重量 2.4kg

180mmクラス

外径がもっとも大きいマキタの180mmクラス。
ディスクグラインダーを入れるケースも大きくなり、その分厚い素材を加工できます。
GA7011C


(引用:アクトツールオンラインショップ

180mmクラスでは軽量の4.2kg。材料切断時にパワーが落ちづらく、作業のストレスも軽減されます。回転数6,000min-1で問題ない方はこちらをオススメします。ただ、少しでも回転数を増やしたい方は、次のGA7061Fの方が良いでしょう。

回転数 6,000min-1
電源 単相100V
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm 180×6×22
重量 4.2
GA7061F
特に金工作業に適しているGA7061Fです。低振動かつ高耐久な設計となっているので、負荷のかかる作業に向いています。180mmクラスは重量も5kgを超え重いですが、その分作業内容にも幅が出ます。
回転数 6,600min-1
電源 単相100V
砥石寸法(外径×厚さ×内径)mm 180×6×22
重量 5.5kg

まとめ

マキタ製ディスクグラインダーは、性能・付加機能が平均的に高いです。

防じん・防滴機能も付いており、あらゆる現場に対応。
使い勝手と取り回しが良く、大手メーカーならではの信頼性も抜群。

ぜひ購入を検討してくださいね。
とは言っても、ディスクグラインダーなど電動工具はコストがかかる商品です。

そのため...

新品で買うには予算が足りない
買ってはみたいけど、もったいなくて買えない

と悩む方もいると思います。
そんなときは、アクトツールのオンラインショップをチェックしてみませんか?

アクトツールは全国に15店舗あるリユースショップ。
電動工具を専門に販売・買取を行っています

アクトツールは職人さんの口コミから成長した背景もあり、プロからも認められています。

ぜひ下記のボタンからマキタのディスクグラインダーをチェックしてくださいね(^^)

アクトツールでディスクグラインダーを見てみる!

使わないディスグラインダーはアクトツールで売ろう!

アクトツールは全国に18店舗を構える中古工具販売・買取店です!当初は職人さんからの口コミで成長してきた私たちですが、今ではDIY用の工具も多くご用意しており、DIYユーザーの方にも多くご来店いただいております。

アクトツールが全国展開できるまでに至った理由は2つあり、それが「豊富なアフターサービス」と「高価買取」です。

アクトツールでは自社内にて工具のメンテナンスができる体制を整えており、もしアクトツールで購入した電動工具が壊れた場合、店舗まで持ってきていただければ修理対応を行います。また、定期的なメンテナンスも行っており、売ったら売ったままにはしない営業スタイルを貫いています!

さらにもう一つの特徴が「高価買取」です!前述のとおり、アクトツールは自社内で工具のメンテナンスが可能です。そのため買い取った工具の修理・メンテナンスを外部へ委託する必要がないため、その分のコストが浮きます。 浮いたコストを買取価格に上乗せすることができるため、結果的に「高価買取」が実現しています!

なお、アクトツールでは「店頭・出張・宅配」の他、事前に査定額もわかる「LINE査定サービス」も行っており、スマホで売りたい工具の画像を撮影してアクトツールへ送るだけで査定額が送られてくる便利なサービスです。

このようにアクトツールでは工具の買取・販売どちらにも力を入れており、ディスグラインダーなどの電動工具から大工道具、手工具まで幅広く取り扱っております。ご興味がある方は、ぜひ一度店舗までお立ち寄りください(^^)

電話番号 0120-907-134
取扱商材 電動工具・エア工具・エンジン工具・ハンドツール・大工道具など多数
買取方法 店頭・出張・宅配・LINE査定
店舗 全国18店舗