マキタの集塵機の選ぶ時のポイントとオススメ機種!

DIYやベランダ掃除はもちろん、内装工事の後片付けなど用途が幅広い「集塵機」。名前のとおり塵を集める機械で、他の電動工具と連結して使用されることも多く、幅広い業種で利用されています。

その中でも今回は種類の多さと性能の高さで定評がある「マキタ」の集塵機にスポットを当てていこうと思います。本記事ではまず、集塵機と掃除機の違いについて解説し、その後マキタの集塵機の選び方・オススメ機種の順番でご紹介(^^)

今集塵機選びでお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね!

集塵機と掃除機の違い

ゴミを吸い取る」という点から言えば、集塵機も掃除機も用途は同じです。ただ、違う点が吸い込めるゴミの種類となります一般的に集塵機は「床」に加えて「空気中」にあるゴミを吸い取ることができる工具です

一方掃除機は「床」に落ちているゴミを吸い取るのが用途となります。また、集塵機の中には「液体」を吸い取ることができる機種もあり、集塵機の方が掃除機と比べて幅広い種類のゴミを吸い取ることが可能です。

マキタの集塵機の選び方

★マキタ(makita) 集じん機 乾式 VC0840【草加店】
ではここから、マキタの集塵機を選ぶポイントについて見ていきましょう。集塵機を選ぶときは、下記の点が非常に大切です。

-接続
-タイプ
-容量


どれもカンタンなことなので、それぞれ次章から一緒に見ていきましょう!

接続

まずは「接続」です。集塵機は電動工具と連動して使用されることも多いのですが、電動工具との接続方法には「コンセント」と「Bluetooth」の2つがあります。

コンセント

コンセント」接続は従来からある方法で、電動工具と集塵機をコンセントで繋いで使用します。

比較的コスパの良い機種も多く、連動コンセントの消費電力の範囲ならば使用することが可能です。ただし有線なので、作業中にコードが邪魔になり取り回しが悪くなるケースも

Bluetooth

Bluetooth」接続は近年登場した接続方法で、電動工具と集塵機を無線で接続する方法です。コードレスなので、作業中にコードが邪魔になる心配もありません。

ただ、Bluetooth接続はコンセント接続よりも値段が割高になるケースも多く、その点はデメリットと言えるでしょう。

タイプ

次に「タイプ」です。
実は「集塵機」と一言で言っても、種類があります。
代表的なタイプとして「乾湿」「乾式」「粉じん専用」の3つです。
次章からそれぞれ紹介します。

乾湿

VC001GZ
(引用:マキタ

「乾湿」タイプの集塵機は、「乾燥した粉塵」+「液体」を吸い込むことができます。

乾式

VC005GZ
(引用:マキタ

「乾式」タイプの集塵機は、乾燥した粉塵を吸い込むことができます。

粉じん専用

VC867DZ
(引用:マキタ

「粉じん専用」は、文字どおり「粉じん」を吸う専門の集塵機です。  

いかがでしょうか?おそらく多くの方であれば、「乾湿タイプの集塵機は乾いたゴミも液体も吸い込めるからお得じゃない?」と思うかと思います。

ただ、そうとも言い切れません。

なぜなら乾湿タイプの集塵機は「フィルターの目」が比較的粗く、木の屑などを剃ったときにフィルターを通り抜け、モーターまでいってしまう可能性があります

モーターに異物が混入すると壊れてしまう可能性もあり、その点は乾湿タイプのデメリットと言えるでしょう。そのため水などの液体を吸わないことが前提であれば、「乾式」タイプの集塵機をオススメします

一方ベランダ掃除などに使用するのであれば、雨水を吸い込む可能性もあるため「乾湿」タイプの集塵機を検討する方が良いでしょう。

「乾湿式」と「乾式」の形状の違い
乾湿と乾式タイプの形状の違いは、ホースの長さです。乾式タイプの集塵機は電動工具と繋ぐための「ホース」がついています。

もちろん乾湿タイプにもついていますが、乾式タイプの方がホースも長いです。

容量

最後の集塵機を選ぶポイントが「容量」となります。一般的に集塵機の容量は「8L」と「15L」が非常に多く、シンプルなことですが15Lの方がより多くゴミを溜めることが可能です。

言い換えれば、容量が大きくなればなるほどゴミを捨てるまでのスパンが長くなります。そのため、何度もゴミを捨てるのが面倒であったり、一度の掃除でたくさんのゴミを吸い取るのであれば、容量の大きい「15L」の機種を選ぶ方が良いでしょう。

もちろんそこまでゴミを捨てないのであれば、「8L」を検討しても良いのですが、実はマキタから発売されている「8L」と「15L」の集塵機はサイズ・価格に大きな差はありません。

下記をご覧ください。
(引用:マキタ-カタログ

「VC001GZ」と「VC003GZ」は、それぞれ容量が「8L」と「16L」の集塵機です。サイズをご覧いただくと分かるように、そこまで大きな差はありませんよね。

また、価格も3,000円程度変わるだけで、大きくかけ離れているわけではありません。そのため価格・サイズ的に問題がなければ、16Lの集塵機がオススメと言えるでしょう

マキタの集塵機のオススメ機種

ここからはオススメのマキタ製集塵機を紹介していきます!ここまで読んで、「とりあえずオススメ機種も知っておきたい!」という方や、まだ少し悩んでいる方は今回紹介する機種の中から選ぶのもアリですよね(^^)それでは見ていきましょう。

VC001GZ

VC001GZ
(引用:マキタ

VC001GZは40Vmaxバッテリーの「乾湿」タイプの集塵機です。マキタの誇る40Vmaxバッテリーで強力な吸引力に加えて、運転音は46dBと静かな機種となります

ハイパワーブラシレスモータを搭載しており、40Vmaxバッテリーは2本並列ができ、バッテリー式でありながら長時間の作業にもオススメ。ノズルは薄型で首元が可動するため、狭いところに入りやすいのも特徴の一つです。

最大吸込み仕事率 310W
集塵容量 8L
吸水量 6L
サイズ(長さ×幅×高さ) 366×334×397mm
質量 10Kg

VC867DZ

VC867DZ
(引用:マキタ

VC867DZは18V×2本の「粉じん専用」タイプの機種です。サポートリングと排気口の設計を見直し、モータから伝わる振動と風切音を低減しているのが特徴となります。

なお、Bluetooth連動型なので工具のスイッチをONにすると、自動的に集塵機のスイッチもONになるカンタン起動。さらに「ギュッパフィルタ」なので、スイッチをON/OFFにするたびにチリ落としを行い、清潔感を保ちます。

最大吸込み仕事率 75W
集塵容量 8L
最大風量 1.3m3/min
サイズ(長さ×幅×高さ) 366×334×368mm
質量 8.3Kg

VC750DRG

VC750DRG
(引用:マキタ

VC750DRGは集塵容量が「7.5L」と8Lよりもやや小さい乾湿タイプの集塵機。質量が4.1Kgと非常にコンパクトで使い勝手が良く、サッシレールのゴミを吹き飛ばす作業にも適しています。

他にも「水回り作業後・車内の清掃」にも使用でき、電動工具との接続もできます。そのため取り回しの良さや軽量さをお求めの方は、こちらの機種を検討しても良いでしょう。

最大吸込み仕事率 50W
集塵容量 7.5L
吸水量 4.5L
サイズ(長さ×幅×高さ) 418×251×278
質量 4.1Kg

VC0840

★マキタ(makita) 集じん機 乾式 VC0840【草加店】
VC0840はAC100Vの「粉じん専用」集塵機です。コンセントに繋いで電源を確保するため、作業途中で電源が切れる心配はありません。

また、電動工具との接続は無線なので、コードが邪魔にならない点もポイントが高いです。粉じんのみを吸うのが前提であれば、こちらの機種も良いでしょう
最大吸込み仕事率 220W
集塵容量 8L
最大風量 1.9m3/min
サイズ(長さ×幅×高さ) 366×334×368mm
質量 7.4Kg

VC0820

(引用:モノタロウ

VC0820は吸込仕事率が最大350Wのパワフル集塵機です。「乾湿」タイプなので液体系のゴミを吸い取ることができ、集塵機用高効率モータを搭載

電動工具を接続するときはヘッド部を逆向きに取り付けができ、作業性UPも期待できるでしょう。タンクはポリ袋を抜きやすいようストレート形状になっており、不意な移動を防ぐ「キャスタストッパ」機能付きです。

最大吸込み仕事率 350W
集塵容量 8L
吸水量 6L
サイズ(長さ×幅×高さ) 366×334×368mm
質量 7.1Kg

VC009GZ

VC009GZ
(引用:マキタ

最後に紹介するのが「背負式集塵機」のVC009GZ。質量は4.3Kgと集塵機の中では軽量で、背負うことができるため機動性高く狭い作業場所でも取り回しの良い作業が可能に。

風量調整・無線ボタン・無線連動・バッテリ容量の確認は手元のスイッチで操作ができ、作業の効率性UPも期待できます。

最大吸込み仕事率 モード3:165W
モード2:85W
モード1:45W
集塵容量 紙パック:2L ダストバッグ:1.5L
最大風量 1.9m3/min
サイズ(長さ×幅×高さ) 233×150×375
質量 4.3Kg

まとめ

いかがでしょうか?今回はマキタの集塵機の選び方とオススメ機種を厳選してご紹介しました(^^)

最後にまとめておくと、マキタの集塵機を選ぶときは下記の点がポイントとなります。

-接続
-タイプ
-容量


まずは電動工具と「接続」する方式を「コンセント」もしくは「Bluetooth」のどちらかを選び、粉じん・液体を吸うのであれば「乾湿」タイプを選びましょう。

一方で水などの液体を吸う予定がなければ「乾湿」もしくは「粉じん専用」を検討してください。最後に「8L」もしくは「15L」どちらかの容量を選べば、きっとあなたにぴったりの一台が見つかるはずです!

ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
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