【プロ厳選】マキタの電動カンナおすすめ機種まとめ!
木の表面を削る「カンナ」は、数ある大工道具の中でもポピュラーなもののひとつ。
とはいえ、きれいに削るためには相応の技術が必要で、初心者には扱いにくい工具でもあります。
その点、電動カンナ(電気カンナ)は扱いが簡単です!
大量の木材を効率よく削れることから、プロの大工職人さんを含めて多くの方に愛用されています。
今回は、特に人気のマキタ製電動カンナをご紹介。
全ラインナップを掲載した上で、アクトツール厳選の4製品を解説しています。
「安心のマキタ製にしたいんだけど、型番の違いが分からない」
「電動カンナってどんな種類があるの?」
そんな疑問はすぐに解決。
この記事を読めば、製品の違いと特徴が一目で分かります。
製品カタログに目を通す前に、記事をお読みください!
・電動カンナの種類
・オススメの型番
・替刃の種類
・アタッチメントについて
マキタの電動カンナの種類は?
早速、マキタ製電動カンナのラインナップを見ていきましょう。
ちなみに、以下の製品はすべて集塵機との接続に対応しています。
別売のアタッチメントやジョイントを取り付けることで、削り屑がスムーズに排出され、効率よく作業を進められるでしょう。
プロ用モデル
青緑のカラーが特徴の業務用モデル。
プロはもちろん、DIYユーザーの高度な要望にも応えてくれます。
わかりやすいように、ここでは「コード式(切削幅:~110m)」「コード式(切削幅:136mm~)」「充電式」の3タイプに分けて紹介します。
コード式(切削幅:~110mm)
オーソドックスなコード式モデルです。
角材を削るだけなら、切削幅82mmの「KP0800ASP」で十分でしょう。
切削幅110mmの「1911BSP」は、2×4材を削るときなどに重宝します。
コード式(切削幅:136mm~)
(画像:1804N)
型番 | 最大切削幅 | 最大切削深さ | 特徴 |
1804N | 136mm | 3mm |
・ワイドタイプ |
1805N | 155mm | 3mm | ワイドタイプ |
KP312 | 312mm | 3.5mm | ワイドタイプ (1尺) |
こちらは、切削幅が136mm以上の超ワイドタイプ。
太い木材も効率よく削れます。
ただし、サイズには注意したいところ。
「1804NSP」と「1805NSP」は約8kg、1尺幅の「KP312」にいたっては約18kgもの重量があります。
充電式
(画像:KP181D)
型番 | 最大切削幅 | 最大切削深さ | 特徴 |
KP181D | 82mm | 3mm |
・バッテリー18V ・高トルクタイプ ・無線連動機能 |
KP180D | 82mm | 2mm | バッテリー18V |
KP140D | 82mm | 1.6mm | バッテリー14.4V |
「KP181」は、最大切削深さ3mmを誇るハイスペックモデル。
Bluetoothによる集塵機との連動機能など、便利な機能が満載です。
「KP180D」と「KP140D」の違いは電圧にあります。
重量はほとんど変わらないので、手持ちのバッテリーに対応する方を選ぶのもいいでしょう。
DIY用モデル
(画像:M194)
こちらはDIY向けモデル。ホームセンターなどで販売されている、明るい緑のカラーが特徴の製品群です。
コード式製品のみの展開で、切削幅82mmの「M193」と、110mmの「M192」が主力となっています。
マキタの電動カンナのオススメ型番は?
マキタの電動カンナをずらりと並べてみましたが、正直なところ「種類が多すぎて何を選んでいいのか分からない」のではないでしょうか?
そんなあなたも大丈夫。
ここからは、アクトツールが厳選したオススメ製品を紹介します。
ぜひ購入の参考にしてください。
「KP181D」機能性を重視する方にオススメ
標準小売価格:43,300円(本体のみ)
「KP181D」は、充電式でありながらも抜群の高トルクを誇る最上位モデル。切削スピードは従来比約2.6倍と、頭ひとつ抜きん出たスペックを誇ります。
また、最新技術として無線連動システム「AWS」を搭載。
本体のスイッチを入れると、Bluetooth接続された集塵機のスイッチも自動的に入ります。
従来はコード式モデルでのみ実現していた仕組みですが、充電式の「KP181」に導入されたことで、より効率的な作業が可能となりました。
最大切削幅
|
82mm |
最大切削深さ | 3.0mm |
回転数 | 12,000回転/分 |
参考価格:26,800円 (本体のみ)
「KP140D」は、14.4Vの優れた操作性と機能を持つモデルです。最大切削幅も82mmと充電式ながらAC機に匹敵する切削力です。
また、ダストバックがついていて集じん機接続可能なので、現場を汚すことなく作業が行えます。
最大切削幅
|
82mm |
最大切削深さ | 1.6mm |
回転数 | 15,000回転/分 |
販売価格:32,400円
一方の「1911B」は、切削幅110mmのワイドモデル。こちらは2024年現在も販売されており、新品で入手可能です。
3寸5分の柱をひと削りできる製品ですが、本体は以外にもコンパクト(重量4.2kg)。
取り回しやすく、快適な作業が期待できます。
ちなみに、替刃式と研磨式の両タイプが販売されているので、購入の際はお間違え無く。
最大切削幅
|
110mm |
最大切削深さ | 2mm |
回転数 | 16,000回転/分 |
持ちやすいグリップにパワフルな性能で、これから日曜大工を始めたい方にはぴったりです。
また、ベース部にはV字の溝がついており、面取り作業も楽々とこなせます。
最大切削幅
|
82mm |
最大切削深さ | 2.5mm |
回転数 | 17,000回転/分 |
マキタの電動カンナの替刃の種類は?
ここまで紹介してきた電動カンナは、すべて替刃式のもの(一部に研磨式と併売の製品もあり)。
使用の上では予備のカンナ刃を揃えておく必要があります。
注意点として、マキタに限らず、電動カンナは切削幅によって替刃の種類が異なります。
購入の際は型番を間違えないようにしましょう。
マキタ純正品
(画像:A-17033)
型番 | 刃長 | 対応製品 | 販売価格 |
A-17033 | 82mm | KP1800ASP 140D/180D/181D 1900BA SP1 M191/M194 | 1,498円 |
A-17681 | 110mm | 1911B M192 | 1,998円 |
A-17049 | 136mm | 1804N | 2,398円 |
A-17164 | 155mm | 1805N | 2,698円 |
A-10724 | 312mm | KP312 | 5,198円 |
型番ごとの刃長、対応製品、販売価格は上記の通りです。
DIY向けモデル「M191」「M194」「M192」に関しては、プロ向けモデルと同じ替刃が使用できます。
サードパーティ製品
(画像:UID 替刃)
流通量の多い1900Bに関しては、サードパーティ製の替刃も販売されています。UIDの替刃は、通常タイプのほか、上位製品としてハイス鋼(高速度工具鋼)を使ったタイプも展開。
耐久性・切れ味ともに申し分ありません。
マキタの電動カンナのアタッチメントは?
マキタの電動カンナ用のアタッチメントは多数の商品が存在します。代表的な商品を数個挙げさせていただきますので、よろしければ必要に応じて参考にしてみてください!
集塵用フード
別売りの集塵機を接続して粉塵の飛沫を防止するためのアダプターです!目や気管支に入り込んで炎症を起こしてしまうので、マスクやゴーグルの次に必須となるアイテムかもしれません。
Bluetoothを利用した「AWS」という連携機能を利用して、集塵機の動作と電動カンナの動作を連携させることが可能です!
オプション品
上記にあるスタンドや、継ぎ足しローラーなどの商品を利用すればマキタの電動カンナをより効率よく・安全に・精密に使用できるようになります。以下に販売リンクを挿入しておきますので是非ご覧ください!
名称 | 型番 | 価格(Bildy参照) |
スタンド | 193902-8 | ¥10,120(税込) |
継ぎ増し定盤(手押用) | 192381-7 | ¥9,592(税込) |
フットスイッチスタンド | 192264-1 | ¥53,680(税込) |
分決めストッパー | 192384-1 | ¥1,496(税込) |
継ぎ増しローラー(2個1組) | -- | -- |
適用機種:2034・2034C | 192226-9 | ¥33,880(税込) |
適用機種:2035 | A-34431 | ¥12,139(税込) |
適用機種:2004 | JPA123011 | ¥4,576(税込) |
コバトリガイド | 192169-5 | ¥8,096(税込) |
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では、マキタの電動カンナを一挙解説しました。 木材を加工する上で欠かせない電動カンナ。
けっして安くはない買い物ですが、質の高いマキタ製品を揃えて損はしません。
もちろん、中古品を購入すれば格段に費用を抑えられます。
アクトツールでも多くの買取実績があるので、一度アクトツールオンラインショップを覗いてみてください。
アクトツールオンラインショップでは、マキタの電動カンナを多数格安で販売しております!
皆さんが探している一台が見つかるかもしれませんよ!!
ご興味のある方は、下記のボタンからチェックしてください♪