【2023年最新版】マキタのハンマードリルを選ぶ時のポイントとオススメ機種!

大手工具メーカーマキタは、ハンマードリルを多数販売しています。マキタ製ハンマードリルは「パワフル&付加機能の多さ」が特徴で、性能バランスの高い機種が多い印象です

ただ、マキタからは性能・仕様が異なったハンマードリルを多数販売しており、「ハンマードリルの選び方がわからない」「どの機種がいいのかわからない」という方もいると思います。

そこでこの記事では、マキタのハンマードリルを選ぶときのポイントに加えて、オススメの機種を「充電式・電動式」に分けて紹介します

ハンマードリルの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください(^^)

ハンマードリルとは?

まず、ハンマードリルとはどのような工具なのかについて解説します。ハンマードリルとはコンクリートの穴開けに利用される電動工具で回転するドリルの方向に対してハンマーのように打撃を加える工具です

そのためスピーディに穴を開けることができ、さらにはコンクリートの「剥がし」「削り」などのはつり作業をするシーンなどでも活躍する電動工具となります。よくハンマードリルと混同しやすい工具として「振動ドリル」もありますが、作業方法が異なります。

ハンマードリルは「回転」+「打撃」で穴をあけるのに対して、振動ドリルは「回転」+「振動」で穴を開ける仕様です。

打撃がないのでハンマードリルよりパワーは劣りますが、割れやすいタイルやレンガなど繊細な作業には振動ドリルのほうが向いています。それでは次章から、マキタのハンマードリルを選ぶときのポイントについて見ていきましょう!

マキタのハンマードリルを選ぶときのポイント

マキタのハンマードリルを選ぶときは、

-特徴
-電源
-用途
-集塵機能
-ビット軸


上記5つが非常に大切です。

特徴

マキタのハンマードリルの大きな特徴は「パワフル」「集塵機」の2つです。特に40Vmaxバッテリーを使用したハンマードリルは、AC機器の1.3倍の速さでコンクリートに穴を開ける「HR001」シリーズがあります

また18Vのハンマードリルもクラス最速の穴あけ能力を保有している機種も多く、マキタ製ハンマードリルはパワフルなのが特徴です。

さらにハンマードリルと充電集塵機をBluetoothで連動させる「AWS」も特徴で、ハンマードリルのスイッチを入れると集塵機も連動してオンになり、作業効率を上げてくれる機能となります。

そのため「パワーが欲しい」「集塵機と連動してハンマードリルが良い」という方は、マキタの機種がオススメです(^ ^)

電源

ハンマードリルは電動工具であり、基本的にはバッテリー式AC電源式(コード式)の2つに分けられます。

バッテリー式

バッテリー式は、コードがないので、取り回しの良さに優れており作業がしやすくなります。 現場にあらゆる工具が揃うと、コードだらけになって足がとられてしまっては危険なので、バッテリー式は重宝します。

持ち運びは自由自在なので、屋内でも屋外の使用でもできます。
以前はバッテリー式の電動工具はパワー不足が問題とされることもありましたが、近年は技術の進歩によってバッテリー式でもパワフルに仕事をこなせるものがほとんどです。

バッテリーがあるぶん、AC電源式より重量が重くなる傾向にあります。

AC電源式

AC電源式は、安定した電力供給が見込めますし、電源と繋がっているので電池切れの心配がありません。 電源のある場所でしか使用できないので、屋内での使用に向いています。

コードがついているので、取り回しが多少悪いと感じることもあるかもしれません。 バッテリー式と比べると、比較的安価である傾向にあります。

用途

使用用途でハンマードリルを選ぶのも大事なポイントです。 仕事で使用するのであれば、パワーや効率の良さ大切になってきます。 取り回しのしやすいバッテリー式を選んだり、パワーも18V以上のハンマードリルを選ぶと安心です。

また、集じん機能がついていたり、18V/14.4Vの両用タイプなども効率よく仕事をする点では便利なスペックとなります。 一方DIY・家庭向けの場合は、パワーは14.4Vあればほとんどの作業はこなせるでしょう。

屋内使用であれば、コード式のハンマードリルの方が軽いので、長時間使っても疲れにくく、女性の方や力のない人にもオススメです。

集塵機能

付いていたら嬉しい機能の1つとして、集じん機能があります。 集じん機能とは、ドリルを使用した際にでる粉じんを、吸い取ってくれる機能です。 これが付いていれば、作業現場が汚れることなく、また誤って粉じんを吸い込んでしまう恐れもありません。

もともと集じん機能が付いているハンマードリルは値段は最低でも4-5万円以上はかかるので、便利な反面コストは多少かかります。 また、別売りで集じん機を取り付けられるタイプも多くあります。

ビット軸

シャンクの種類 電動ハンマー おすすめ
先端ビット(ドリル・チゼルなど)の柄の部分がシャンクです。機械によって刃の取付部分の構造が異なりますので、使用する機械に合ったシャンクを選択する必要があります。形状は大きく分けて下記3種類があります。

-六角シャンク
-SDSマックスシャンク
-SDSプラスシャンク

上記の通り、機種ごとにシャンクの形状が違います。その為、使いたい機種がシャンクの形状と同じであることをチェックしておきましょう。 間違えてしまうと、新たにシャンクを購入したりと手間がかかってしまいます。

オススメのマキタ製ハンマードリルを厳選紹介!

ここからはオススメのマキタ製ハンマードリルを「充電式」「電動式」に分けて紹介します!

ここまで読んで「選び方はわかったけど、いまいち選べない」「とりあえずオススメ機種が知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください(^^)

充電式

充電式のハンマードリルは40Vと18Vの機種を紹介します。

40V

HR008GRMX

 HR008GRMXはマキタのHP内で「30mmクラス最強」と呼ばれており、パワフルな穴開け能力が魅力の機種です。穴開けスピードは従来機から「約35%UP」しており、ハイパワーブラシレスモータを搭載。

さらに定回転制御なので、負荷をかけても回転数が低下しづらく安定した穴開けができます

その他2つのカウンタウェイトで振動を提言する「AVT」、ビットロック時の振り回されを感知してモーターを自動停止する「AFT」も搭載されており、プロ向けの一台と言えるでしょう。なお、防じん・防水保護等級はIP56なので、雨水が入っても比較的壊れづらい機種とも言えます。

穴開け能力 コンクリート:30mm 鉄工:13mm 木工:32mm コアビット:80mm ダイヤモンドコアビット:80mm
回転数 0〜840min-1
打撃数 0〜4,500min-1
寸法(長さ×幅×高さ) 422×97×242mm
質量 5.2Kg
HR001GRDX / HR001GRDXV
HR001GRDX
(引用:マキタ

HR001GRDX/Vは、マキタ製AC機器(28mm)と比較して穴開けスピードが「約30%UP」している機種となります。下記の回転数・打撃数を見ると、先ほど紹介した「HR008GRMX」の数値を上回っていることがわかり、非常にパワフルな一台です。

また、ダストケース400mlで99.97%の捕集率の「HEPAフィルタ」も搭載しており、トリガースイッチと連動してモータが起動します。パワーと性能バランスが非常に高い一台で、こちらも建設現場などでプロが使う機種です

穴開け能力 コンクリートブロック:28mm 鉄工:13mm 木工:32mm コアビット:54mm ダイヤモンドコアビット:65mm
回転数 0〜980min-1
打撃数 0〜5,000min-1
寸法(長さ×幅×高さ) 358×102×232
質量 3.7Kg

18V

ここからは18Vのマキタ製ハンマードリルを紹介します!
HR183DRGX / HR183DRGXV
HR183DRGX
(引用:マキタ

 HR183DRGX / HR183DRGXVは、軽量で取り回しの良さが大きな特徴の一台です。質量は2.2Kgと軽量ワンハンド仕様。取り回しの良さを生かして給湯ホースなどの固定用サドルバンド取り付けや、コンクリートプラグの打ち込みで便利です

また防振サイドグリップ・ハンドルによって手に伝わる振動を低減し、作業中のストレスも大幅に軽減してくれるでしょう。なお、集塵容量400ml、ビット全長165mmの集塵システム機能も搭載しています。

軽量かつ性能バランスの取れた機種なので、18Vのハンマードリルの中でもかなりオススメできる一台です。

穴開け能力 コンクリート:18mm 鉄工:13mm 木工:24mm
回転数 0〜1,100min-1
打撃数 0〜5,000min-1
寸法(長さ×幅×高さ) 288×86×215mm
質量 2.2Kg
HR244DRGX / HR244DRGXV

(引用:アクトツールオンラインショップ

HR244DRGX / HR244DRGXVは操作性に優れた一台です。重心が手元に近く、軸芯を押しやすいハンドル位置と製品バランスの良さから、圧倒的な操作性の良さを追求しています。

さらにラバージョイント構造でバッテリー端子部に伝わる振動を低減し、作業中のストレスも低減してくれるでしょう。穴開け能力は40Vに比べて控え目ですが、下記の穴開け能力でも問題ない場合は、コスパ的にもこちらがオススメです。
穴開け能力 コンクリート:24mm 鉄工:13mm 木工:27mm コアビット:54mm ダイヤモンドコアビット:65mm
回転数 0〜950min-1
打撃数 0〜4,700mi-1
寸法(長さ×幅×高さ) 328×85×213mm
質量 3.0Kg
HR171DRGX
最後に紹介する充電式ハンマードリルは、「全長273mm・質量2.1Kg」とコンパクトさを追求したHR171DRGXです。取り回しの良さはもちろんですが、防振ハウジングが手元に伝わる振動も低減。

さらに1充電あたりの作業量は「φ8mm/深さ40mm」と、ボディサイズと比較して非常にパワフルな性能を持っています。ただ40Vと比較すると性能は控え目になるため、「パワーよりも取り回しの良い機種が欲しい」という方にオススメの一台です。
穴開け能力 コンクリート:17mm 鉄工:10mm 木工:13mm
回転数 0〜680min-1
打撃数 0〜4,800min-1
寸法(長さ×幅×高さ) 273×86×211mm
質量 2.1Kg

電動

ここからはマキタの電動式ハンマードリルを紹介します!
HR1841F

HR1841Fは18mmクラス最強(2017年10月時点)のハンマードリルで、穴開けスピードは従来機から「約25%UP」しています。さらに18mmで初めて低振動機構を搭載した機種で、振動値も大幅低減。


振動値が大幅に低減したことで、コンクリートの小径穴開けをさらにスピーディで快適に行うことが可能に。その他LEDライト、ビットブレ防止、空打ち防止機構なども搭載されています。

穴開け能力 コンクリートブロック:18mm 鉄工:13mm 木工:24mm コアビット:35mm ダイヤモンドコアビット:65mm
回転数 0〜2,100min-1
打撃数 0〜4,800min-1
寸法(長さ×幅×高さ) 285×75×208mm
質量
HR2631F
HR2631Fは低振動機構「AVT」が搭載されている機種です。ビット先端からの不快な振動を大幅に吸収し、疲れにくく快適な作業が実現できるでしょう。さらに「防振スプリング」で打撃エネルギーをスプリングが低減し、カウンタウェイトで振動を相殺し本体も安定します

その他ビット振れ防止・ワンタッチ深さ調整・集塵カップ付きと付加機能も多数あり、ダイヤモンドコアビットも80mmまで使用できるため、プロ向けの一台となります。
穴開け能力 コンクリートブロック:26mm 鉄工:13mm 木工:32mm コアビット:68mm ダイヤモンドコアビット:80mm
回転数 0〜1,200min-1
打撃数 0〜4,600min-1
寸法(長さ×幅×高さ) 361×77×209mm
質量 2.7Kg
HR2811F
最後に紹介するのが「HR2811F」となります。寸法・質量もコンパクトで取り回しも良く、穴開け能力も◎。「回転」「回転+打撃」「打撃」の3モードがあり、ハツリもできる万能型となります。
穴開け能力 コンクリートブロック:28mm 鉄工:13mm 木工:32mm コアビット:80mm ダイヤモンドコアビット:80mm
回転数 0〜1,100min-1
打撃数 0〜4,500min-1
寸法(長さ×幅×高さ) 320×89×225mm
質量 3.2Kg

まとめ

いかがでしたか? 今回はマキタ製ハンマードリルの選び方に加えて、オススメの機種を「充電式・電動式」に分けて紹介しました。ぜひ今回紹介した機種の中から、あなたにぴったりのハンマードリルを探してください(^ ^)

ただ、ハンマードリルをはじめ電動工具は新品で購入すると非常に高い商品です。もちろんその分作業効率がかなりUPするメリットはありますが、高すぎて新品だと手が出ないようなケースもあると思います。

そのようなときはぜひ、アクトツールのオンラインショップをチェックしてください

アクトツールではマキタ製ハンマードリルを格安で多数ご用意しており、きっとあなたが欲しい一台もあるはずです!ご興味がある方は、下記のボタンからオンラインショップをのぞいて言ってください(^ ^)

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店舗 全国18店舗