【工具屋解説】マキタ製マルチツールの選び方・オススメ機種

今回は大手工具メーカーマキタのマルチツールについての記事です。マキタ製マルチツールは市場でも人気が高く、圧倒的な信頼感と性能の高さで建設現場などのプロの現場でも重宝されている工具です

またさまざまな作業でマルチにかつやくできる工具なので、DIYユーザーの方にも人気です。しかしマルチツール一つとっても種類が多く...

どの機種を選べばいいかわからない
マルチツールの選び方がわからない

という方もいると思います。
そこでこの記事ではマキタのマルチツールを選ぶときのポイントに加えて、オススメの機種を厳選して紹介します

ぜひこの記事を参考にして、あなたにぴったりのマルチツールを見つけてくださいね(^^)

マルチツールとは?

マルチツールとは名前の通り、マルチに作業ができるツールです。作業用途としては切断・剥離・研磨など幅広く、ゴム・木材・金属などいろいろな素材に使用可能(^^)

マルチツールを一台持っているだけで、できる作業の幅がグッと広がる優れものです。DIYをする上で、必須と言っても良い工具でしょう。

なおマルチツールを販売しているメーカーは「マキタ」「ハイコーキ」「ボッシュ」の3社が代表的。その中でも今回はマキタのマルチツールに絞って紹介します。

マキタ製マルチツールを選ぶときの4つのポイント

マキタのマルチツールを選ぶときは、下記の4つがポイントとなります。

-特徴
-電源
-替刃
-用途


どれもカンタンなので、一つずつ一緒に見ていきましょう!

特徴

まず、マキタのマルチツールをオススメしたい方は...

あらゆる作業に使用したい
使うなら信頼できるブランドが良い

という方です。なぜならマキタ製マルチツールは、先端工具の多さと圧倒的な信頼感が特徴のためです

マキタのマルチツールは先端工具が「42種類」対応しており、1台あればさまざまなシーンでかつやくが期待できます。とくに「切断・剥離・研削」が一台でできるマルチツールは、建設現場などプロの現場で重宝されています。

また、マキタは工具を長年開発・販売をしてきた実績もあり、信頼性の高さも特徴の一つと言えるでしょう。

電源

ここからはマキタのマルチツールの中からオススメの機種を選ぶ方法について紹介します!

マルチツールを選ぶときに大事なポイントの一つ目が「電源」です。
マルチツールには「コード式」と「充電式」があり、それぞれ特徴があります。
電源 特徴
コード式 ・作業時間を気にする必要がない
・電源を確保する必要がある
・作業中にコードが邪魔になる可能性がある
充電式 ・電源が不要でどこでも作業ができる ・作業時間が有限
・バッテリーの劣化で寿命が来る
「コード式」は電源を確保しながらの作業となるので、常に電気が供給されている状態です。そのため作業時間を気にする必要はありませんが、電源がないと稼働できない点はデメリットです

一方「充電式」は電源を確保する必要がなくどこでも作業ができますが、バッテリーが切れると作業ができなくなります

もし電源を常に確保できる場所で作業をする予定ならば「コード式」、比較的短時間の作業や動きながらの作業が多い場合は「コード式」がオススメです(^^)

替刃

マルチツールは、刃(ブレード)を変えることでさまざまな素材を切断・剥離・研磨することができます。

ブレードはマルチツールを購入する時に付属品として付いてくるのが一般的。もし付属品としてブレードが無ければ、新たに購入する必要があります。
下記の表は、マキタが販売している替刃(ブレード)です。 上記はカットソーと呼ばれるブレードで、他にもマキタでは40種類以上の替刃があります。カットソー以外だと「ラウンドソー」「サンディングパット」「スクレーパ」などがあり、刃の種類ごとに細分化されています。

もしあなたが「マルチツールで無垢木材の切断をしたい」と考えた場合、ブレードはカットソーがオススメです。これはカットソーに限ったことではなく、ラウンドソー・サンディングパット・スクレーパなどの刃も同じです。素材に適したブレードがあります。

その為、あなたがマルチツールを購入する際、付属品として多種多様な刃がある機種を選ぶことが大切。また、あなたが使用したい用途のブレードがあるかを必ずチェックしましょう。

もし刃が無い場合でも、Amazonなどで購入できるので心配不要です(^o^)注意点として、マルチツールを使う際は「振動」があるので、替刃の消耗が割と激しいです

その為、交換が必要になるケースもあるのでスペアとして購入しておいても良いかもしれません。

用途

上記は、マキタのカタログから引用しています。マキタ以外にもマルチツールを販売しているメーカーは多くあります。 ほとんどのメーカーのマルチツールは、上記の作業をすることができます。

切断・研磨・剥離ですね。また「切断」に特化しているレシプロソーとマルチツールを比べると、性能はレシプロソーが優位です。DIYなどのちょっとした作業であればマルチツール。

一方、専門的に切断作業を行うようであれば、レシプロソーを選ぶ方が効率も良いケースがあります。 その為、作業用途や専門性も含めつつマルチツールを検討しましょう。

オススメのマキタ製マルチツールを厳選紹介!

ここからはオススメのマキタ製マルチツールを紹介します!ここまで読んで「選び方はわかったけどどの機種がいいかわからない...」「とりあえずオススメ機種が知りたい」という方は、ぜひ参考にしてくださいね(^^)

充電式

TM52DRG

TM52DRGは、「STARLOCK-MAX」対応で重付加作業を可能にしている機種です。3タイプのSTRALOCKブレードの取り付けができ、「STARLOCK MAX」重付加の中でも重いものに対応。

従来機より振動角度は3.6°にUPしており、さらに長いブレードで効率良く作業ができます。また「AVT」を搭載しており、振動部とハウジングを分離し、作業中の振動ストレスも大幅に低減します。充電式の中でバランスが取れた一台で、プロにオススメの機種です。
振動数 10,000〜20,000min-1
振動角度 左右1.8°(計3.6°)
1充電あたりの作業量 プランジカット:約320カット(SPF厚さ38×幅32mm)
本機寸法 322×95×126mm
質量 1.9Kg

TM41DRG

(引用:マキタ
先程紹介した「TM52DRG(18V)」と性能はかなり似ているTM41DRGです。こちらは電圧が14.4Vで1充電あたりの作業時間は34分程度。また、TM51DRGと比べてじゃっかんですがコンパクトな設計になっています

工具の取り付け角度は360度どこでも対応可能でありながら、ハイパワーなので効率の良い作業を実現。なおマキタの電動工具はグリップが握りやすい機種が多く、疲れにくいのもポイントの一つです。
振動数 6,000〜20,000min-1
振動角度 左右1.6°(計3.2°)
1充電あたりの作業量 約34分
本機寸法 340×80×104
質量 2.1Kg

TM30DSH

TM30DSH
(引用:マキタ

TM30DSHは10.8Vスライドバッテリー式のマルチツールです。バッテリー容量的は1.5Ahなので作業時間は控え目ですが、コンパクトで持ち手が握りやすく、取り回しは非常に◎

端子接触点が多く耐久性も向上しており、バッテリー充電は約22分の高速充電。そのため作業時間は長くないけど、取り回しの良いコンパクトな機種が欲しい方にオススメです。なお、作業量を重視する場合は、別売りで「4.0Ah」のバッテリーも販売しているため、そちらを購入しても良いでしょう。

振動数 6,000〜20,000min-1
振動角度 左右1.6°(計3.2°)
1充電あたりの作業量 プランジカット:約12分
本機寸法
質量

電動

TM3010CT

マルチツールの中ではコスパも良く、DIYはもちろんリフォームでも充分使える機種。ブレード交換の際は工具が要らず、初心者の方でも刃の取り替えも楽々です。

ソフトスタート機能も搭載されており、起動した際に作業箇所がズレる確率も大幅低下。ダイヤル変速機能もついているので、素材・作業用途に適した振動スピードにできます。お財布に、初心者に優しい一台と言えます。
振動数 6,000〜20,000min-1
振動角度 左右1.6°(計3.2°)
消費電力 320W
本機寸法 283×68×87mm
質量 1.6Kg

マキタのマルチツールの使い方

マルチツールはさまざまな作業ができる万能工具ですが、実は使い方自体は非常にカンタンです。

手順としては「1.刃を取り付ける>2.スイッチを入れる」の2つだけ。さらにマキタのマルチツールは基本的に刃をワンタッチで取り外しができ、工具も不要となります。なお、刃の交換方法は下記のとおりです。

刃の交換方法

マキタ製マルチツールの刃の交換方法は、

・1.取り外しレバーを引く
・2.刃を外す
・3.刃を押さえているホルダーを抜く
・4.刃を外す


となり、慣れると1分もかからずにブレード交換もできるようになります。

まとめ

いかがでしたか?マキタのマルチツールは仕様できるブレード数が多く、あらゆる作業に対応する万能型工具です。また、長年工具を開発し続けたマキタブランドは信頼性も高く、迷ったらマキタのマルチツールを選べば間違いはないでしょう。

その中でマキタのマルチツールを選ぶときは「電源」「替刃」「用途」の3つが大切になるため、今回紹介した選び方を参考にしてください。また今回紹介したマキタのマルチツールはどの機種もオススメの一台となるため、あわたせて参考にしてくださいね(^^)

ただ、マルチツールをはじめ電動工具というのは高い買い物です。新品で購入すると数万円は基本的にかかってくるため...

マルチツールを買いたいけど、予算がない
我慢して今の古い機種を使い続けるしかない...

と悩んでいる方もいると思います。
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機種 販売価格
TM3010CT 11,000円
TM51DZ 15,400円
TM41DRG 29,800円
TM52DRG 34,800円
※上記の機種と価格は2023年2月現在のもので、相場や商品状態によって価格は変動します。

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アクトツールとは?

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なお、アクトツールでは工具の「買取」も行っております。

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電話番号 0120-907-134
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買取方法 店頭・出張・宅配
出店地域 全国15店舗
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