マキタのレシプロソーの選ぶ時のポイントとオススメ機種!
建設現場などプロの現場でもよく見かける工具ですが、使い方が非常にカンタンなのでDIYユーザーにもオススメできる工具の一つ。レシプロソーはその需要の高さから、さまざまなメーカーから販売されています。
その中でも「マキタ」のレシプロソーは、安定した能力と取り回しの良さに定評があります。
そこでこの記事ではマキタのレシプロソーを選ぶ方法に加えて、オススメのマキタ製レシプロソーを厳選して「5機種」ご紹介(^^)
今レシプロソー選びでお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね!
ブレード(替刃)の種類・選び方
レシプロソーの選び方の前に知っておいてほしいのが、ブレードの種類です。レシプロソーは細長いブレード(刃)を往復させながら材料を切断する電動工具ですが、実は切断する材料ごとに適したブレードがあります。レシプロソーの替刃は大きく分けて、
-木材用
-竹用
-ALC用
-鋳鉄管用
-塩ビ用
-ステンレス用
-解体用
の7つが代表的。中には「ALC用」と「木材用」を兼ねた替刃もあるため、どのような材料を切断するかでブレードを選び分けてください。
替刃の種類が決まったら、後は「刃数」「長さ」「厚さ」からブレードを選びましょう!次章からそれぞれ紹介します。
刃数
刃数(ピッチ数)の多いブレードは、切断面がきめ細かく丁寧な仕上がりになる一方、切断スピードは遅くなる傾向にあります。一方刃数が少なければ切断スピードは早くなりますが、切断面は粗くなりやすいです。そのため仕上がり面をキレイにしたいのであれば刃数の多いブレードがオススメとなります。逆に仕上がりよりもスピードを重視するのであれば、刃数は少ない方が良いでしょう。
長さ
ほとんどのメーカーでは150~300mm程度の長さでブレードを取り揃えています。長い方が切断面が広くなるので作業スピードは速くなりますが、本体に伝わる振動も大きくなるために本体を頑丈に抑える必要があります。そのため短いブレードの方が作業はしやすくなります。
厚さ
薄い刃であると切断面もきれいに仕上がり、切りくずも発生しにくい特徴があります。 ただ、太い配管などのを切断する際は厚い刃を選ばなければなりません。
このように「切断する材料」「刃数」「長さ」「厚さ」を軸にすることで、最適なブレードが見つかるはずです。それでは次章から、レシプロソーの選び方について見ていきましょう!
関連記事:レシプロソーの替刃の失敗しない選び方!互換性や替刃使い分け解説
マキタのレシプロソーの選び方
マキタのレシプロソーを選ぶときに大事なのは「電源」と「切断能力」となります。それぞれカンタンに紹介していくので、一緒に見ていきましょう!電源
まずは「電源」です。当然のことですが、レシプロソーは電動工具なので電源を確保しないと動きません。電源を確保する方式は「コード式」と「充電式」があり、それぞれの特徴を次章から紹介します。
コード式
「コード式」は、常に電源を確保しながら作業ができる電源方式です。作業の途中で電源が切れる心配はなく、長時間作業を行う方にオススメとなります。またパワーも持続しやすいため、その点もメリットと言えるでしょう。逆にデメリットは、常に電源を確保する必要があることです。そのため取り回しはあまりよくありません。
充電式
「充電式」は、レシプロソーにバッテリーを取り付ける電源方式です。電源を確保する必要がないため、取り回しの良さがメリット。そのため作業場所が毎日変わる方には、充電式がオススメ。逆にデメリットは、バッテリーの電源が切れてしまうと作業ができないことです。
つまり短時間の作業であれば充電式を、長時間作業をするのであれば「コード式」を選ぶ方が良いでしょう。
切断能力
次に「切断能力」です。マキタからは多くのレシプロソーが販売されていますが、それぞれ能力は異なってきます。下記をご覧ください。上記はマキタのレシプロソー「JR002GRDX」ですが、最大切断能力を見ると「パイプ:φ130mm」「木材:厚さ255mm」と書かれていますよね。
つまりJR002GRDXの場合、「パイプはφ130mmまで切断ができ、木材は厚さ255mmまでのものなら切断できます」ということです。
JR002GRDXは完全にプロ仕様の機種なので切断能力はとても高いですが、中には切断能力が「50mm」の機種もあれば、DIY用だと「30mm」のものもあります。いずれもご自身の利用環境でどのようなものを切断していくのかに合わせて、製品を選んでいくようにしましょう!
マキタのレシプロソーのオススメ機種
ここからはオススメのマキタ製レシプロソーを「5機種」紹介します!ここまで読んで「選び方はわかったけど、どの機種がオススメなのか知りたい!」という方は、ぜひ参考にしてくださいね(^ ^)JR002GRGX
JR002GRDXは40Vバッテリーの充電式レシプロソーです。マキタのHPに「世界最速、充電式レシプロソー」と書かれている通り、圧倒的な切断スピードと低振動が特徴。さらにスライダなどの内部設計を見直したことで耐久性がUPしており、防塵・防水等級はIP56です。建設現場などでガツガツ使用していく方にピッタリで、完全にプロ向けの一台となります。
逆にDIYなど軽作業であれば、オーバースペックになるため別機種を選ぶ方が良いでしょう。
電源 | 充電式 |
切断能力 | パイプ:外径130mm 木材:厚さ255mm |
ストローク数/長 | 0〜3,000min-1/32mm |
質量 | 4.5Kg |
JR360DPG2
JR360DPG2は18V×2本で駆動するレシプロソーです。コード式と同等のパワーを持っており、「取り回しの良さ」と「パワー」を両立した一台となります。また食いつきも良く、引き速度も速いため作業効率UPも期待できます。
なお、レシプロソ機構部の耐久性も高く部分不可・摩耗も大幅に低減されています。性能は上述の「JR002GRDX」とほぼ変わらないため、18Vを持っている方はこちらの機種の方がコスパは良くなるでしょう。
電源 | 充電式 |
切断能力 | パイプ:外径130mm 木材:厚さ255mm |
ストローク数/長 | 0〜3,000min-1/32mm |
質量 | 4.6Kg |
JR189DRGX
JR189DRGXはハイパワーブラシレスモータ搭載の機種で、ストローク数はMAX3,100min-1です。ストローク数が22mmと上述の機種より短く、作業は比較的しやすくなるでしょう。ワンハンドグリップ仕様なので片手での作業もしやすく、疲れづらい設計です。電源 | 充電式 |
切断能力 | パイプ:外径130mm 木材:厚さ255mm |
ストローク数/長 | 0〜3,100min-1/22mm |
質量 | 2.5Kg |
JR184DRGT
JR184DRGTは18Vの充電式レシプロソーとなります。切断能力はここまで紹介した機種に比べて控え目ですが、新品で購入した場合コスパは他機種と比べて良いです。
切断能力はパイプの外径「50mm」、木材の厚さ「50mm」となります。また、軽量なので取り回しも良く上向き作業もしやすい一台です。「高性能な機種よりも取り回しの良い機種がいい」という方にオススメです。
電源 | 充電式 |
切断能力 | パイプ:外径50mm 木材:厚さ50mm |
ストローク数/長 | 0〜3,000min-1/13mm |
質量 | 1.8Kg |
JR3061T
最後に紹介するJR3061Tは電源方式が「コード式」のレシプロソーとなります。パワーが持続するのはもちろん「縦クランク」と1,250Wとパワフルな一台で、長時間パワーが持続する機種をお探しの方にオススメです。またレシプロ機構部・ブレード固定強度・シューの耐久性も高く、タフな環境でも使い続けやすい機種となります。
電源 | コード式 |
切断能力 | パイプ:外径130mm 木材:厚さ255mm |
ストローク数/長 | 0〜3,000min-1/32mm |
質量 | 3.8Kg |
まとめ
最後にまとめておくと、マキタのレシプロソーを選ぶときは「電源」と「切断能力」が非常に大切です。まずは作業環境に合わせて「コード式」か「充電式」を選び、切断する材料に合った切断能力を持つ機種を選びましょう!
ぜひこの記事を参考に、あなたにピッタリのレシプロソーを見つけてくださいね。ただ、レシプロソーをはじめ電動工具は新品で買うと非常に高い買い物となります。そのため...
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