【2023年版】マキタ製トリマーを選ぶときのポイントとオススメ機種!

トリマーは木材を細かく「加工」するのに長けている工具となります。たとえば角張っている木材の角を丸くしたり、文字の彫刻や切り抜きにも使用可能です。建設現場で働くプロの方が利用していることも多いですが、使いやすい工具なのでDIYユーザーの方にも重宝されています。

トリマーは多くの工具メーカーから販売されていますが、その中でもマキタのトリマーは市場でも人気が高く、使用しているユーザー数も多い印象です

しかしマキタはトリマーを多機種販売しており、初めてトリマーを購入する方にとっては...

どの機種が良いのかわからない
トリマーの選び方がよくわからない

という方も多いかと思います。そこでこの記事ではマキタのトリマーを選ぶときのポイントに加えて、オススメのマキタ製トリマーを厳選して紹介します!それでははじめましょう(^^)

マキタのトリマーを選ぶときの大事な5つのポイント

マキタのトリマーを選ぶときは、下記5つのポイントが非常に大切です!

-特徴
-ビット
-電源
-性能
-サイズ


それぞれ一緒に見ていきましょう!

特徴

まず、マキタ製トリマーの特徴は「充電式と電源コード式」と2つの電源方式があり、種類も多くDIYユーザーの方にもオススメできる機種が豊富にあることです

そのため作業用途の幅も広がります。さらに性能バランスが取れている手堅い機種が多い印象なので「信頼のおけるメーカーの機種が良い」「性能バランスが取れていて、使いやすい機種が良い」という方にマキタのトリマーはオススメとなります。

ビット

次のマキタ製トリマーを選ぶポイントは「ビット」です。ビットとはトリマーの刃の部分で、この刃を使いながら素材の加工を行います。

ビットは取り替えることができ、それぞれのビットごとに得意な作業が異なります。さらにトリマーは種類ごとにビットの「取り付け径」も異なるため、下記の表をご覧ください。

(引用:マキタ-カタログ

表の「チャック孔径(mm)」を見ると、「3・6」「6・8」「6」「8」「12」と機種ごとに径が異なっていることがわかります。この中でもっともビットの付け替えができる刃は6mm軸です。

その為、初めてトリマーを購入する方は「取付け可能ビット軸径:6mm」がおすすめです。なお、注意点として海外製品のトリマーを購入すると取り付け径が6mmではないケースもあるため、輸入品や安価なトリマーを購入するときは注意しましょう。

電源

マキタのトリマーを選ぶときは電源についても確認しましょう。電源は「コード(電動)式」と「充電式」の2つがあり、それぞれメリットとデメリットがあります。下記の表をご覧ください。
電源 メリット デメリット
コード(電動)式 ・作業の途中で充電切れになる可能性がない
・コンセントに挿しながらの作業になる
・常に電源を確保する必要がある
・作業中にコードが邪魔になる
充電式 ・コードがないため、取り回しが良い
・作業場所を選ばずに作業ができる
・作業途中で充電切れになる可能性がある
・バッテリーの充電も必要になる
上記表のとおり、コード(電動)式は電源を常に確保しながらの作業となるため、途中で充電が切れる可能性はありません。ただし作業中にコードが邪魔になる可能性もあり、作業場所付近で常に電源を確保できる環境であることがデメリットです。

一方充電式はバッテリーを利用しながらの作業となるため、コードが不要で取り回しは◎。ただし作業途中で充電切れになる可能性がある点はデメリットとなります

それぞれメリットとデメリットがあるため、作業場所・用途にあわせてどちらの電源方式にするか選びましょう(^^)

性能

トリマーは刃を回転しながら素材の加工をする電動工具です。さらに機種ごとに回転する速さも異なります。下記の表をご覧ください。

(引用:マキタ-カタログ

回転数を見ると機種ごとに「10,000〜30,000min-1」「32,000min-1」「22,000min-1」など回転数が異なっていることがわかります。機種によって用途は異なりますが、回転数が速ければその分作業もスピーディーになる傾向にあります

中にはモーターの回転数を調整できる機能が付いているトリマーもあるため、 色々な硬さの木材を削ったり加工する場合は、回転数が調整できる電動トリマーもオススメです。

サイズ

(引用:マキタ-カタログ

上記はマキタ公式カタログのボードトリマの一覧です。サイズを見てみると、全長が「250〜199」まで幅広く重量も異なります。このようにトリマーごとに重さや全長が違い、コンパクトで片手でも作業ができるものも。

トリマーは1kg〜3kg程度の機種が多いので、短時間の作業であればそこまで労力はかからないでしょう。ただ、長時間に渡ってトリマーを使用するのは割と労力がかかります。その為、作業時間が長くなる場合は重量・全長なども考えつつ選びましょう。 作業をする際に労力がかからない機種選びが大切です!

オススメのマキタ製トリマーを徹底紹介!

ここからはオススメのマキタ製トリマーを厳選して紹介します!充電式・電動式・ボードトリマの順番で紹介するため、

選び方はわかったけど、どれがいいか逆にわからなくなってきた
とりあえずオススメ機種が知りたい

という方は、ぜひ参考にしてくださいね。

充電式

まずは充電式のトリマーを「40V」と「18V」でそれぞれ2機種ずつ紹介します。

40V

RT001GRDX
RT001GRDX
(引用:マキタ

「RT001GRDX」は40Vmaxのトリマーで、ハイパワー&高能率が特徴の機種です。回転数は最大31,000min-1でスピーディーな作業が期待でき、事実作業スピードは18V機器に比べて約35UPしております。

なお「定回転制御」を搭載しており、高負荷の作業を行っても回転数が落ちづらい性能を持っています。付加機能として「速度調整ダイヤル」「LEDライト(2灯)」付き。また「無線連動集塵」機能も搭載しているため、作業場所をクリーンな状態にしながらの作業が可能です。(集塵機とワイヤレスユニットを別途購入する必要があります)

チャック孔径(mm) 6・8
回転数(min-1) 10,000〜31,000
電圧(V) 直流36(40Vmax)
本機寸法(長さ×幅×高さ)mm 126×90×245
質量(Kg) 2.0
仕様 トリマベース
RT002GRDX
RT002GRDX
(引用:マキタ

 RT002GRDXは先ほど紹介したRT00GRDXと性能は同じです。ただしこちらの機種は「プランジベース」となります。プランジベースとは本体とベースの部分が一体化しており、本体を垂直方向に動かすことができます。

そのため始動させた後にビットを回転させた状態で本体の上下ができ、彫り込み加工・平面出し加工をするときに便利です。垂直状態に動かせることができる「RT002GRDX」の方がコストは高くなるため、特定の作業をしないのであれば「RT001GRDX」の方がコスパは良いでしょう。

チャック孔径(mm) 6・8
回転数(min-1) 10,000〜31,000
電圧(V) 直流36(40Vmax)
本機寸法(長さ×幅×高さ)mm 110×227×282
質量(Kg) 3.1
仕様 プランジベース

18V

ここからは18Vのトリマーを2機種紹介します!
RT50DRG
RT50DRG
(引用:マキタ

充電式トリマーの「RT50DRG」は、充電式でありながら回転数が最大「30,000min-1」あるパワフルな一台です。マキタの公式サイトを見るとAC機比で作業スピードが約30%しており、AC機器を超えるパワーを持っています。

コードレスのため長尺材の加工やドアノブの加工などの作業中も取り回しが良く、作業ストレスも大幅に低減。さらに意図しないスイッチオンを防ぐ「待機スイッチ」や「速度調整ダイヤル」「LEDライト」も付いており、プロはもちろんDIYユーザーにもオススメできる一台です。

チャック孔径(mm) 6・8
回転数(min-1) 10,000〜30,000
電圧(V) 直流18
本機寸法(長さ×幅×高さ)mm 134×90×226
質量(Kg) 1.9
RT51DRG
RT51DRG
(引用:マキタ
RT51DRGも先程の「RT50DRG」と性能は同じです。ただしRT51DRGはプランジベースとなるため、本体を垂直方向に動かすことができます。そのため作業用途にあわせてどちらかにするかを選びましょう。

RT51DRGXの方がコンパクトではありますが、質量は重いです。さらにコストもRT51DRGXの方が高いため、コスパを重視する方はRT50DRGを検討するのがオススメです。
チャック孔径(mm) 6・8
回転数(min-1) 10,000〜30,000
電圧(V) 直流18
本機寸法(長さ×幅×高さ)mm 110×227×262
質量(Kg) 3.0
仕様 プランジベース

電動

3701
電動式トリマー「3701」は「追入れ加工」「飾り面取り」「トリミング」に威力を発揮する機種です。非常にシンプルな形状ですが、回転数も30,000min-1とパワーも十分。

マキタらしい手堅いトリマーで、使いやすい一台と言えます。コストも良心的で、電動型トリマーを初めて選び方にもオススメです。
チャック孔径(mm) 6
回転数(min-1) 30,000
電源(V) 単相100
質量(Kg) 2.5
3707FC
電子制御機能がついているマキタの3707FC。ソフトスタートで動き出しの振動を抑えることができ、事故の発生を抑制することができます。ワンタッチロック&昇降微調整機能も搭載で、切り込みの深さの変更も可能。
チャック孔径(mm) 6
回転数(min-1) 35,000
電源(V) 単相100
質量(Kg) 2.5

ボードトリマ

最後にボードトリマーを2機種紹介します!
CO181DRG
CO181DRG
(引用:マキタ

CO181DRGは石膏ボードの切り抜きをスピーディに行える機種です。作業能率はAC機器に比べて約20%UPしており、作業効率を上げることが期待できます。またブラシレスモーターを搭載しており、低振動+細径グリップなので握りやすく疲れづらい設計に。

そのため作業中のストレスも低減。その他「無線連動対応(Bluetooth)」「防滴・防塵APT」「LEDライト」など付加機能も満載で、プロ向けのボードトリマとなります。

チャック孔径(mm) φ3・6
回転数(min-1) 32,000
電圧(V) 直流18
1充電あたりの作業量 約36mm(パーティクルボード厚さ9mm)
質量(Kg) 2.0
3706BSK

(引用:マキタ-カタログ

3706BSKは壁一面に石膏ボードを張ってから切り抜きを行うことができ、継ぎ目も少なく仕上げりもキレイです。さらに短時間での作業ができるため、作業効率を大幅にUPさせることも期待できます。

チャック孔径(mm) 3・6
回転数(min-1) 32,000
電源(V) 単相100
質量(Kg) 2.5

まとめ

いかがでしたか?マキタのトリマーは性能バランスが全体的に高い&手堅い機種が多く、大手工具メーカーならではの信頼性が特徴です。またマキタのトリマーを選ぶときは「ビット」「電源」「性能」「サイズ」がポイントとなるため、この記事の選び方を参考にしてあなたにピッタリのトリマーを探してみてくださいね(^^)

ただ、トリマーをはじめ電動工具というのは高価な商品です。そのため「買い替えたいかど予算がない...」「とりあえず今の機種を使うしかない...」と悩む方もいると思います。

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また、アクトツールでは電動工具の選び方やオススメ機種に関する記事を多数公開しています。もしご興味がある方は、「ブログを読む」から他の記事も参考にしてください。

なお、弊社ではトリマーの販売に加えて「買取」も行っています。アクトツールは自社メンテナンスを行なっており、トリマーを高く買取することが可能です!

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それでは最後までご覧いただきありがとうございました!