【完全版】マキタ製テレビ情報まとめ!仕様や口コミは?

(引用:マキタ)

総合工具メーカーとして名高いマキタですが、実はテレビも販売していることをご存じですか??
作業現場での使用はもちろんのこと、災害用やアウトドア用としても大活躍する製品です!

過去にもマキタは屋外用コーヒーメーカー「CM500D」を発表し、業界内外で大きな話題となりましたね。

さすがは国内のトップメーカー、その情熱は工具だけにとどまりません。
お馴染みのマキタブルーが、品質に対する自信を物語っています。

今回は、そんなマキタ製テレビの情報をまとめました。

競合メーカーであるハイコーキ製テレビ「UR18DSML」との比較も行っているので、購入を検討中の方はご覧ください。

マキタのテレビの仕様(スペック)は?

(引用:マキタ)

マキタが出した代表的な充電式ラジオ付きテレビといえば「TV100」です!

屋外でテレビやラジオが楽しめるほか、Bluetooth接続によりスマートフォンなどの音楽も再生できます。

さっそく基本スペックを確認しましょう。

液晶ディスプレイ
サイズ:10V
画素数:1,024×600
スピーカー
90mm×2個
外部端子
外部アンテナ端子:75ΩF型端子
ヘッドホン端子:ø3.5mm ステレオミニジャック
USB端子(Aタイプ):USB2.0(出力DC5.0V、0.7A)
Bluetooth
対応プロファイル:A2DP(SCMS-T対応)/AVRCP
オーディオコーデック:SBC、AAC
通信距離:10m
防水性能
IPX4
電源
・純正リチウムイオンバッテリー(スライド式)
10.8V/14.4V/18V
・家庭用電源
AC100V
重量
5.2kg
メーカー小売価格
73,100円(税別)
カタログスペックを眺めていると、徐々に「TV100」の特徴が分かってきます。
以下に「オススメな点」「残念な点」をまとめてみましょう。

「TV100」のここがオススメ

ここがオススメ①:大きな液晶とコンパクトな本体

TV100の液晶サイズは10V
iPadと同程度の大きさです。
視野角も80°と比較的広いので、複数人で視聴するのにも適しています。

大画面の液晶である一方、ベゼル(枠)には無駄がなく、本体はコンパクトに収まっています。
箱形のボディは安定感があり、車載もしやすいでしょう。

ここがオススメ②:Bluetooth接続に対応

TV100はBluetooth接続に対応しているため、スマホなどに入れた音楽を手軽に再生できます。
本体には90mmサイズのスピーカーが搭載されているため、音質面も問題ありません。
作業現場やキャンプ場など、さまざまなシチュエーションで楽しめるでしょう。

ここがオススメ③:マキタのバッテリーが使用可能

TV100はマキタのスライド式バッテリー(18V・14.4V・10.8V)に対応しています。
すでにマキタの工具を揃えている方は、バッテリーを流用できる可能性が高いでしょう。

気になる連続使用時間は、最大でテレビ約11時間、ラジオ約14時間です(18V・6.0Ahのバッテリーの場合)。
半日は使える計算なので、屋外用としてなら十分に楽しめます。

「TV100」のここがイマイチ

ここがイマイチ①:HDMI・AUX端子がない

TV100にはHDMI端子が付いていません。
したがって、HDMIを用いてストリーミング動画を見る機器(FireTV, choromecast, Apple TVなど)には非対応です。

そのほか、AUX端子も付いていないため、対応する映像機器(ビデオカメラなど)との接続もできません。

ここがイマイチ②:DVDが観れない

HDMI接続ができないTV100は、DVDやBlu-rayの鑑賞もできません。
ただし、USBメモリに保存した動画(音楽・写真)を再生することは可能です。
少し手間はかかりますが、どうしても観たい作品があるなら検討してみましょう。

防災用コンボキット「CK1010」

(引用:マキタ)

マキタからは「TV100」を同梱した防災用コンボキット「CK1010」販売されています。
「CK1010」のセット内容は以下の通りです。
  • 充電式ラジオ付テレビ(TV100)
  • 充電式LEDワークライト(ML104)
  • バッテリ 4.0Ah(BL1040B)
  • 充電器(DC10SA)
  • ツールバッグ
また、「CK1012」は18Vの機種となっています。
「CK1012」のセット内容は以下の通りです。
  • 充電式ラジオ付テレビ(TV100)
  • LEDワークライト (ML807)
  • バッテリ6.0Ah  (BL1860B)
  • 充電器 (DC18RF)
  • ツールバック

充電式のテレビとライトで、緊急事態に対応できます。
両者はバッテリーの互換性があるため、どちらか必要な方だけ使える点が便利といえます。

さらに、テレビを通してUSB機器の充電ができる点も魅力です。
付属するバッテリーの容量は4.0Ah。一般的なスマートフォンなら1.5~2回分は充電できます。
セット全体で6kg以上の重さがありますが、付属のツールバックに入れることで持ち運びも容易です。

マキタのテレビの口コミは実際どうなの?

ここからは、マキタ「TV100」に関する口コミを取り上げます。
通販サイトでは、肯定的な意見否定的な意見の両方が見受けられました。

肯定的な意見

テレビは綺麗です。色もコントラストも文句なし。本体のデザインも良いと思います。バッテリーを入れる部分も大きくてACアダプターや外部アンテナ、リモコンも収納できます

Amazon

かなり喜ばれました~♪ 画質は良く ツインステレオスピーカーが最も良かったです。画質も綺麗で 喜ばれました。現場で使用する様で購入して良かったです

Amazon

否定的な意見
あとHDMI入力が有ったら最強だったのに実に残念!!今の時代USBに動画いれて…なんてnonsense!! HDMIにfireTVの時代!!そしたら、キャンプでもどこでもmakitaTV+fireTVで最強タッグができるのに、実に残念!!

Amazon

ラジオ受信の画面はメモリーチャンネル20チャンネルの表示のみです。も少しラジオらしい画面にできなかったのでしょうか。すごい手抜きです。これほどの大きさですから、ラジオはプリセットメモリーで局名表示にしたら使い勝手はよかったと思います

Amazon

こうして見ると、画質や音質が高く評価されている反面、HDMI端子などの機能面があと一歩、といったところでしょう。

次の項目では、競合製品との比較を行っていきます。

マキタのテレビ vs ハイコーキのテレビ

(引用:ハイコーキ)

マキタだけでなく、ハイコーキからも現場用の携帯テレビが販売されています。
スペック自体は似通っているため、どちらを買うべきか悩まれるかもしれません。
以下に比較表を掲載するので、それぞれの長所と短所をよく確認してください。 マキタ vs ハイコーキ スペック比較表
マキタ「TV100」
ハイコーキ「UR18DSML」
周波数帯域
470-770MHz
76-108MHz
470-770MHz
76-108MHz
ディスプレイ
10インチ
8インチ
連続使用時間
テレビ視聴:約5時間(18V 3.0Ah) 
テレビ視聴:約5時間(18V 3.0Ah)
入力端子
USB
USB、SDカード、AUX
防水性能
IPX4
IPX4
本体サイズ
縦238mm×横300mm×高さ230mm
縦305mm×横405mm×高さ265mm
重量
5.2kg
4.2kg
サイズ:マキタの方が大画面&コンパクト

(引用:マキタ)

気になる画面サイズは、マキタ「TV100」が10インチであるのに対し、ハイコーキ「UR18DSML」は8インチしかありません。
その差は歴然としています。

ハイコーキは画面が小さい分、本体もコンパクトと思うかもしれません。
しかし、画面の周囲を防護フレームで囲う形状のため、全体的にマキタよりひと回り大きくなっています。

重量に関しては、ハイコーキの方が軽く、持ち運びやすいといえるでしょう。

使用時間:ほとんど同じ(バッテリーの互換性に注意)

(引用:マキタ)

バッテリー持ちに関しては、カタログ上どちらも変わりません。

「TV100」も「UR18DSML」も、18V・3.0Ahのバッテリーで約5時間テレビを視聴できます。
もちろん、6.0Ahのバッテリーを使用すれば、その視聴時間は約2倍になるでしょう。
各社ともスライド式のバッテリーに対応しており、同じ規格であれば、他の充電工具のバッテリーが流用できます。

各メーカーの工具を揃えている方は、手持ちのバッテリーを確認してみましょう。

価格:ハイコーキの方が2万円近く安い

(引用:ハイコーキ)

「TV100」のメーカー小売価格は73,100円、対する「UR18DSML」(本体のみ)の価格は48,500円
両者の価格差は2万円近くと、見過ごせないほど開きがあります。

注意点として、上記の両モデルにはバッテリーと充電器が含まれていません。
「UR18DSML」のみ、バッテリーつきのモデルが60,500円で販売されています。 機能性:ハイコーキにはSDカード&AUX端子がある

(引用:ハイコーキ)

その他、端子に関してはハイコーキに軍配が上がります。
「UR18DSML」にはSDカードスロットがついているので、カメラで撮った写真をテレビで見る際に役立ちます。

同様に「UR18DSML」にはAUX端子もついているため、外部機器の再生、特にビデオカメラの映像を映し出したい方に適しています(機器のAUX規格が映像に対応している必要があります)。

まとめ

今回はマキタ製テレビの情報をまとめました。
結論として、あなたが次のように考えているならマキタのテレビをおすすめします。

  • できるだけ大きな画面でテレビを観たい
  • 手持ちのマキタ製バッテリーを流用したい
一方で、次のような方はハイコーキを検討してみましょう。
  • ビデオカメラなど外部機器の映像を再生したい
  • できるだけ安い製品を探している

現場でのちょっとした息抜きや、キャンプ場などのアウトドア、さらには非常用のツールとして。
さまざまなシチュエーションで携帯テレビが役立つはずです。

なお、アクトツールではマキタのテレビの取り扱いがあります。
格安でご用意しておりますので気になる方は、以下のリンクより商品をご確認ください!

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