【工具屋直伝】マックス製ねじ打ち機の選び方とオススメ機種を徹底解説!
ロングタイプのビスに対応している機種もあり、幅広い用途に使用できる人気のメーカーです。しかしマックスのねじ打ち機は種類が多いため、逆に「どの機種が良いのかわからない...」と悩む方も多いはず。
そこでこの記事ではマックスのねじ打ち機を買う前に確認してほしい4つのポイントに加えて、オススメの機種を厳選して紹介します!ぜひ参考にしてください。
マックスのねじ打ち機を買う前に必ず確認する4つのポイント
マックスのネジ打ち機を買うときは、下記の4点をポイントにすると選びやすいです。-対応ビス
-サイズ
-重量
-付加機能
どれもわかってしまえばカンタンなので、それぞれ次章から紹介します(^ ^)
対応ビス
一つ目が「対応ビス」です。ネジ打ち機は、それぞれ対応できるビスの長さが決まっており、規定外のビスを装着することはできません。そのため使用する前に対応しているビスを確認するようにしましょう。たとえばMAXのホームページを見ると、下記のように対応ビスの紹介がされています。
また、一般的にネジ打ち機のビス長さは(メーカーによって多少異なりますが)下記の3パターンに分けることができます。
〜32mm | ・ショートタイプのビス ・〜32mmのビスに対しているネジ打ち機は小型で取り回しの良い機種が多い |
〜41mm | ・スタンダードタイプのビス ・多くのネジ打ち機は〜41mmのビスの長さに対応している |
〜51mm | ・ロングタイプのビス ・マックスの一部製品は対応 |
サイズ
二つ目が「サイズ」となります。ねじ打ち機の形状自体はどの機種もほぼ同じですが、サイズ感は大きいものから小さい機種までピンからキリまであります。たとえば下記の「HV-R32G2-G」はサイズが「285(H)×116(W)×300(L)(mm)」とコンパクトで、狭い場所でも作業がしやすい機種です。
記事後半でマックスのオススメ機種を紹介していますが、それぞれサイズが異なってきます。そのため作業内容や用途に適したサイズ感のねじ打ち機を選びましょう。
重量
三つ目が「重量」です。こちらはシンプルなことですが、作業が長くなるようであれば軽量の機種をオススメします。マックスのねじ打ち機はほとんどの機種が「1.8〜2.0Kg」なので、作業時間に合わせた重量の機種を選びましょう。付加機能
マックスのねじ打ち機には付加機能が付いている機種も多いです。代表的な付加機能として、-ねじ残量お知らせLEDランプ
-垂直ガイドバンパ
-浮かせ打ち機構(PAT)
などが挙げられます。「ねじ残量お知らせLEDランプ」は残りのねじ本数が少なくなるとLEDランプで知らせてくれる機能で、意外と便利な付加機能です。「垂直ガイドバンパ」はビットとねじ穴のカムアウトを低減し、作業ストレス緩和に役立つ機能となります。
最後の「浮かせ打ち機構(PAT)」は薄鋼板下地に確実な打込みをする手助けをする機能となります。作業内容に合わせた付加機能がついている機種を選びましょう!
オススメのマックス製ねじ打ち機をご紹介
ここからはオススメのマックス製ねじ打ち機を厳選して紹介します!ここまで読んで...「選び方はわかったけど、どの機種がオススメなのかを知りたい!」
「とりあえずオススメのマックス製ねじ打ち機が知りたい」
という方は、ぜひ参考にしてくださいね。
HV-R41MR1
HV-R41MR1は「新築・改築」の屋根板金施工にオススメのねじ打ち機です。締め込みの負荷が高いカバー工法にもピッタリで、トップ部分は「シリンダキャップ」がついており、部材をキズ付けにくいのも嬉しいポイント。フックは4方向に向きを変えることができ、幅は2段階に切り替えが可能。
使用ビス | FS91343 |
ネジ装填数 | 100本 |
使用空気圧 | 1.8~2.3MPa(約18~23kgf/cm2) |
寸法(H×W×L) | 285×119×275(mm) |
質量 | 1.8Kg |
HV-R41G5
HV-R41G5は打ち込み力を「強・中・弱」の3段階に切り替えができる機種です。そのため作業内容に応じて適したパワーで打ち込みができ、作業効率UPも期待できます。また、従来機から「押付力:約30%ダウン」「ねじ締めスピード:約80%アップ」しており、より使いやすい機種へと進化。なお業界初の機能である「ねじ残量お知らせLEDランプ」が搭載されており、残り本数が少ないことを事前に教えてくれる便利機能付き。
使用ビス | FS91341 |
ネジ装填数 | 100本 |
使用空気圧 | 1.8~2.3MPa(約18~23kgf/cm2) |
寸法(H×W×L)mm | 309×116×300(mm) |
質量 | 2.0Kg |
HV-R41G4
HV-R41G4は「仕上がり」を重視したモデルです。木下地から薄鋼板下地まで対応しており、幅広い用途に使用可能に。マックス独自の「垂直ガイドバンパ」が搭載されており、ビットとねじ穴のカムアウトを低減するため、作業ストレス緩和にも役立ちそうです。また、こちらの機種は「木下地」と「薄鋼板下地」の切り替えレバーがついており、最適なモード設定で作業を行うことができます。
対応ビス | 25・28・32・41mm |
ネジ装填数 | 100本 |
使用空気圧 | 1.8~2.3MPa(約18~23kgf/cm2) |
寸法(H×W×L)mm | 312×116×300(mm) |
質量 | 1.9kg |
HV-R41G3
HV-R41G3は「木下地」に特化している機種となります。「新エアシーケンス(打込力)方式」によりショートストローク打込みが可能となっており、単発打ちのまま速打ちが可能になりました。さらに新エアクッション方式を採用しているため、低反動を実現し、より打ち込みやすい一台に。
使用ビス | 25・28・32・41mm |
ネジ装填数 | 100本 |
使用空気圧 | 1.8~2.3MPa(約18~23kgf/cm2) |
寸法(H×W×L)mm | 279×116×300 |
質量 | 1.8Kg |
HV-R51G1-G
HV-R51G1-Gは「28mm〜51mm」までのビスに対応している機種です。そのため準耐火構造住宅などで使用されるロングタイプの「51mm」のビスにも対応。また、切り替えレバーによって「木下地」と「薄鋼板下地」にワンタッチで最適なネジ締め作業が可能になっています。
また、締め込みスピードもUPしているため、作業効率を上げることも期待。なお、「ねじ残量お知らせLEDランプ」が搭載しており、ねじ残量が6本以下になるとお知らせする機能付き
使用ビス | 28・32・41・51mm |
ネジ装填数 | 100本 |
使用空気圧 | 1.8~2.3MPa(約18~23kgf/cm2) |
寸法(H×W×L)mm | 312×116×300(mm) |
質量 | 2.0kg |
HV-R32G2-G
HV-R32G2-Gは対応ビス32mmまでの機種です。比較的コンパクトなのが特徴で、取り回しも◎。マックス独自の機能である「垂直ガイドバンパ」が搭載されているので、ねじホールド力がUPし、ネジ穴のカムアウトを低減します。
また、従来機より締め込みスピードも上がっており、作業効率UPも期待。さらに「浮かせ打ち機構(PAT)」も搭載しており、薄鋼板下地に確実な打込みが可能に。
使用ビス | 25・28・32mm |
ネジ装填数 | 100本 |
使用空気圧 | 1.8~2.3MPa(約18~23kgf/cm2) |
寸法(H×W×L)mm | 285×116×300(mm) |
質量 | 1.9Kg |
TD-341G4
TD-341G4は木下地から薄鋼板下地まで対応している仕上がり重視のモデルです。「垂直ガイドバンパ」「浮かせ打ち機構(PAT)」が搭載されており、カムアウト低減と薄鋼板下地に確実な打込みを実現できる機種となります。
また、平打ち・斜め打ち対応のワンタッチアジャスタを搭載しており、斜め打ち設定時で隅角部から8mmまでの「隅打ち」と「ねじ頭沈め」が可能になっています。
使用ビス | 25・28・32・41(mm) |
ネジ装填数 | 100本 |
使用空気圧 | 0.6~0.8MPa(約6~8kgf/cm2) |
寸法(H×W×L)mm | 312×116×270(mm) |
質量 | 1.8kg |
まとめ

マックスのねじ打ち機は最大「51mm」のビスにも対応している機種もあるなど、幅広い用途に使用できる機種が多い印象です。さらにMAX独自の機能「垂直ガイドバンパ」が付いており、カムアウトも低減してくれるため初心者にもオススメです。
ぜひ今回の記事を参考にして、あなたにピッタリの一台を見つけてください!ただ一方で、ねじ打ち機をはじめとした電動工具は新品で購入すると非常に高いお買い物になります。そのため...
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マックスとは?
MAXはステープラー(ホッチキス)を日本で初めて販売した企業として知られています。その他にもタイムレコーダーなどの「事務機器」や住宅環境機器メーカーです。その中でもMAXは電動工具の評判も高く、今回紹介した「ねじ打ち機」の他にもエアコンプレッサーなどの「エア工具」「インパクトドライバー」の製造・販売を行なっています。
MAXの工具はどれも洗練されている印象が強く、使いやすい工具が多いです。そのため建設現場で職人さんが使用しているケースも。その中でもMAXの「エア工具」は市場でかなり評価されており、以前は「エア工具=MAX」と認識をしている方も多かったイメージです。
今でもMAXのエアコンプレッサーは多機種販売されているため、もし使用したことがない方は一度MAX製の工具を使用してみてはいかがでしょうか?
アクトツールとは?

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