【40Vmax】マキタ製「TD001GRDX」40V充電式インパクトドライバーを徹底解説!

2022-8- 1

2019年10月に発売したマキタのTD001GRDX
新型バッテリー「40Vmax」を搭載したインパクトドライバーで、バッテリー寿命も大幅に伸びました。
トルク数も大台の200N・m超えの大幅パワーアップ
そこでこの記事ではTD001GRDXの製品仕様をご紹介します。

記事後半からはライバル機種「WH36DC」と性能比較も行います。 「TD001GRDXとWH36DCどちらにするか迷っている...」という方にもオススメの記事です! それでは始めましょう(^^)

「TD001GRDX」マキタ製インパクト製品仕様

TD001GRDXの大きな特徴は、下記の7点です。

  • マキタ製最強のトルク「220N・m」
  • 締め付けスピードアップ
  • バッテリー寿命アップ
  • あらゆる現場で対応するタフ設計
  • 6つのモード切り替え
  • 本体・バッテリー・ケースにIP56
  • 4色のカラーリング

それでは一つずつカンタンに見ていきましょう!

マキタ製最強のトルク「220N・m」

マキタ製インパクトドライバーで、クラス最強の「220N・m」のトルクを誇ります
現行モデル最強トルクは「ミルウォーキー製のM18 FID2」で226N・mですが、次にTD001GRDXの220N・mです。
日本製ならばトップのトルク数値を誇るため、大工・鳶・足場屋の方などプロが利用するイメージです

また、建築ボルト締めや解体工事でも役立つでしょう。 TD001GRDXの締め付け能力は下記のとおりです。

締め付け能力(mm)
小ネジ M4〜M8
普通ボルト M5〜M16
高力ボルト M5〜M14
コーススレッド 22〜125

 

トルクが220N・mと高いため、ネジ締めのときはパワー調整をする方が良いでしょう。
逆に言うとDIY目的でインパクトドライバーを購入する場合、TD001GRDXはオーバースペックです
その場合は18Vの「TD171DRGX」や14.4Vまでグレードを落としても良いかもしれません。 理由はカンタンで、性能とコストは比例するためです。
オーバースペックになると余計なコストがかかるので、作業内容に合わせて選びましょう。
ついでに紹介しますが、トルクを220N・m以上にしたい方はインパクトレンチを選びましょう。

同じくマキタから発売されている40Vmaxのインパクトレンチ「TW001GZ」は、トルク数値が1,350N・mと規格外の強さです。

締め付けスピードアップ

(引用:マキタ公式サイト

締め付けスピードが従来機(18V)より約15%アップしており、2.5秒で締め付け可能に
最長125mmの木材へのコーススレッドビス打ちも可能で、長いネジを締める方にもピッタリです
シンプルに締め付けスピードがかなり速いので、作業効率もアップするでしょう。

バッテリー寿命アップ


(引用:マキタ公式サイト

従来機の18Vと比べると連続作業量も増えています。 夏の暑い日に作業をしても作業量が落ちづらく、安定した作業が可能に。 (引用:マキタ公式サイト

さらに低回転制御なので、バッテリー容量が減っても締め付け速度は最速状態を維持します。

あらゆる現場で対応するタフ設計

(引用:マキタ公式サイト

アンビル剛性も約25%アップしており、タフな現場でも安定して作業ができます。
ちなみにアンビルとはビットを差し込む部品です。
ビットを保持する役目と、ハンマーからの打撃をビットへ伝える大事な部品です。 アンビル剛性がアップすることで、耐久性アップが期待できます。
アクトツールにも「アンビル部分がこわれた...」とお持ちになる方も多いので、アンビルの耐久性が上がることで寿命の長期化も期待できます。
さらに「新・ワンタッチビット」も採用しており、作業中にとつぜんビットが抜けるアクシデントも低減。

ちなみに軸受部にはダブル・ボールベアリング採用で、ビットブレも抑えます。 作業効率アップも期待できますよ(^^) 上記のとおり設計がかなりタフなので、毎日現場で使用する職人さんにはかなりオススメの機種でしょう。

6つのモード切り替え

(引用:マキタ公式サイト

従来のTD171DRGXになかった「ボルトモード」が2つ追加され、より細かい設定が可能に。 それぞれのモードをカンタンに紹介すると、下記のとおりです。

モード 特徴
ボルト1 ・フォームタイ、Pコンの締め付け ・正転では打撃検知と同時に停止 ・逆転では打撃終了後に停止
ボルト2 ・足場設置、解体作業 ・正転では打撃検知後0.3秒で停止 ・逆転では打撃終了後に停止
ボルト3 ・設備のボルト締め ・正転では打撃検知後1秒で停止
木材 ・トリガー全開でゆっくり締め始め開始 ・自動変速で一気に締め付け
テクス用「薄板」 ・ビスを打ち込み後、打撃を検知し自動停止
テクス用「厚板」 ・カムアウト/ネジ頭飛びを低減
ここまでのとおり、TD001GRDXは「パワー・性能・仕様」がすべてトップクラスです。 過酷な現場でも使い続けることが可能で、プロ向けの一台と言えるでしょう。

本体・バッテリー・ケースにIP56

(引用:マキタ公式サイト

IP56とは「防水:5等級」「防塵:6等級」という意味です。 全ての方向から噴射された水を受けても影響がなく(5等級)、粉塵が侵入しない(6等級)のがIP56。
TD001GRDXは「IP56」なので、外で作業すること前提の作りになっており、耐久性もトップクラスと言えるでしょう。 本体とバッテリーが「IP56」になっているのはわかりますが、「ここまでやるかマキタ...」と思うのは、ケースにも防水・防じんがついていること。 (引用:マキタ公式サイト

ケースは「IP65」なので「全方向から強い水を受けても影響がなく、粉塵が侵入しない」等級です。 もちろん故障する可能性はゼロではありませんが、耐久性はアップしています。

5色のカラーリング

(引用:マキタ公式サイト

TD001GRDXからは新色としてオリーブが追加されました。 パープルやオリーブなど珍しいカラーなので、現場での取り違えも防げそうです。

40Vmaxを買うときの注意点!

TD001GRDXは「40Vmax」バッテリーを使用しています。 バッテリー性能は上がっていますが、下記2点に注意です。
いつでも「40V」ではない

(引用:マキタ 公式サイト

マキタが「40V max」と呼んでいるバッテリーですが、じつはカラクリがあります。 それは、バッテリーが満充電されたときの状態が「40V」です。
実際は36Vとなるため、ハイコーキの36Vバッテリーと変わりません。 あえて40V maxと呼んでいるのは、マキタの戦略的な部分が大きいでしょう。

互換性はない

残念ながら「40V max」のバッテリーを、18Vの工具に使用できません。 つまり18Vのインパクトドライバーに40V maxのバッテリーを使うのはNG。
マキタの場合電圧(V)が異なる電動工具を使っている場合、それぞれ対応したバッテリーが必要です。
ちなみにハイコーキの場合「マルチボルトバッテリー」があるので、18V・36Vどちらの電動工具でも使用できます。 互換性の技術だけを見れば、ハイコーキが一歩リードです。

「TD001GRDX」と他のインパクトドライバーと比較してみた!

TD001GRDXとWH36DCの違い

ここからはTD001GRDXのライバル機種「WH36DC(メーカー:ハイコーキ)」と性能を比較していきましょう。

トルクを比較する

最大締め付け能力
TD001GRDX 220N・m
WH36DC 200N・m
TD001GRDXが後に販売されたこともあり、トルクはTD001GRDXに軍配が上がります。

回転数を比較する

TD001GRDX 回転数(min-1)(回転/分) WH36DC 回転数(min-1)(回転/分)
4(最速) 0~3,700 テクスモード 0~3,700
3(強) 0~3,200 ボルトモード(単発・連発) 0~2,900
2(中) 0~2,100 パワーモード(デフォルト) 0~3,400
1(弱) 0~1,100 パワーモード(カスタマイズ) 0~(1,900~3,600)
木材 0~1,800 ソフトモード 0~900
テクス用(薄板) 0~2,400 - -
テクス用(厚板) 0~3,700 - -
ボルトモード(1) 0~2,500 - -
ボルトモード(2) 0~3,700 - -
ボルトモード(3) 0~3,700 - -

 

回転数を比較するとどちらも3,700min-1です。 ただ、モードはTD001GRDXの方が豊富という結果になりました

打撃数を比較

TD001GRDX 打撃数(min-1)(回/分) WH36DC 打撃数(min-1)(回/分)
4(最速) 0〜4,400 テクスモード 0〜2,200
3(強) 0〜3,600 ボルトモード(単発・連発) 0〜4,100
2(中) 0〜2,600 パワーモード 0〜4,100
1(弱) 0~1,100 ソフトモード 0〜2,000
木材 0~4,400 -
テクス用(薄板) 打撃開始直後に停止 -
テクス用(厚板) 0~2,600 -
ボルトモード(1) 打撃開始直後に停止 -
ボルトモード(2) 0~4,400 -
ボルトモード(3) 0~4,400 -
TD001GRDXの方がモードはもちろん、打撃数も上回る結果に。

サイズを比較

サイズ
TD001GRDX(長さ×幅×高さ) 120×86×245
WH36DC(全長×高さ×センタハイト) 116 × 241 × 29

 

全長だけを見るとWH36DCの方が4mmコンパクトという結果になりました。 質量はどちらも1.6kgなので、重さに差はありません。

TD001GRDXとWH36DCで迷ったら

  • より高いトルクを求める方
  • 打撃モードの切り替えがたくさん欲しい方

上記の場合は、TD001GRDXを選ぶ方が良いでしょう。 ただし、ハイコーキのマルチボルトバッテリーを持っている方は、WH36DCを購入する方がコスパは良いです。 TD001GRDXの場合、「40Vmax」のバッテリーが別途必要となります。

マキタのインパクトドライバー「TD001GRDX」まとめ

TD001GRDXは、40V maxを利用しておりトルクもインパクトドライバーの中でもトップです。
プロが利用する機種で、性能バランスも抜群
打撃モードの切り替えもでき、あらゆる現場に対応する一台となっています。 とはいってもTD001GRDXは販売してからまだ日が浅いです。
そのため「値段が高すぎて手が出ない...」と悩む方もいると思います。

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