【工具屋直伝】マキタの釘打ち機の選び方&オススメ

2023-1-11
効率良く釘を打ちたい時に便利なのが釘打ち機。トンカチで作業するよりも効率良く作業できるため、建設現場では必ず一台見る電動工具です。その中でも大手工具メーカーの「マキタ」釘打ち機は市場でも人気が高い機種となります。

しかし「釘打ち機」を一つとっても、種類や価格帯はさまざま作業用途と合っていない釘打ち機を購入すると、後々後悔する可能性もあります。そこでこの記事ではまず、釘打ち機を選ぶときの重要な3つのポイントについて解説(^^)

記事後半からはオススメのマキタ製釘打ち機を、「高圧」と「常圧」に分けてアクトツールが厳選して紹介します!ぜひ、最後までチェックしてくださいね。

釘打ち機の選び方は?

まずは、釘打ち機を選ぶときのポイントについて解説します!とは言ってもポイントは下記のとおり3つだけです。

-常圧・高圧
-用途(釘を打つ材質)
-釘の長さ

どれもカンタンです(^^)次章から一緒に見ていきましょう。

常圧・高圧

釘打ち機は通常、空気の力を使って釘を打つ電動工具なので、エアコンプレッサーと一緒に使うのが一般的です。

その中でエアコンプレッサーには「常圧」と「高圧」があり、釘打ち機にも同じく「常圧」と「高圧」の2つがあります。それぞれの特徴をまとめると下記の通りです。
常圧/高圧 特徴
常圧 ・大型 ・低価格
・DIYで使うケースが多い
高圧 ・反動が少ない
・プロが使うケースが多い
あくまで参考ですが、プロが使う釘打ち機は「高圧」が多い印象となります。一方「常圧」の場合、作業時に反動を感じるケースが多く、高圧に比べて大きい機種が多いです。

ただ低価格なので、DIYとして使うユーザーが多いと言えるでしょう。「高圧」は小型機が多く、パワーも強い機種が多く見られます。そのため大量の釘を一気に打ち込んでいくような作業をするなら、高圧がオススメ。

ただしDIYとして使わなくても、一度に数本の釘しか打たない、太い釘を使わない、のであれば「常圧」でも問題ないでしょう。作業用途に分けて、どちらにするかを選んでください!

なお、エアコンプレッサーがまだない方は、「コンプレッサーの選び方&おすすめ機種【徹底解説】」を参考にしてくださいね。記事内ではコンプレッサーの選び方とオススメ機種をカンタンにまとめています(^ ^)

用途(釘を打つ材質)

常圧・高圧のどちらにするかが決まったら、次は釘を打つ材質に適した機種を選びましょう。釘を打つ材質は「内装・駆体・フロア・コンクリート・下地・鋼板・石膏ボード・サイディング」などが挙げられます。

釘を打つ材質によって、機種は変わります。 例えばマキタのカタログを見ると、下記のように記載されています。 

(引用:マキタ公式カタログ

上記のように「内装・躯体・コンクリート・2×4・下地・鋼板・石膏ボード・サイディング」と幅広い材料に釘を打てる釘打ち機もあります。中には「下地」のみ対応している機種も販売されています。

間違って購入すると、後々買い直しなど面倒なことになってしまう可能性も。機種によって用途はそれぞれ大きく変わるので、購入前に必ず確認するようにしましょう。

釘の長さ・種類

まず、釘の長さです。釘打ち機の種類によって使用できる釘の長さは異なります。下記をご覧ください。
(引用:マキタ公式カタログ
上記はマキタ公式カタログの釘打ち機の性能表ですが、右上の「65mm」と書かれています。

こちらは使用できる釘の長さを示した数値となり、「19〜32mm」や長いものだと「40〜50mm」などさまざまです。そのため使用する釘の長さによって、機種も選び分けることが大切です。

さらに機種ごとに使用する「釘の種類」も異なるため、次章から一緒に見ていきましょう!

種類

釘打ち機で使う釘も、機種によってそれぞれ対応した釘を使う必要があります。代表的な釘の種類は下記の通り。
釘の種類 用途
N釘 一般的な釘
BN釘 2×4材に使われる釘(細め)
GN釘 石膏ボード用
CNZ釘 メッキ付き
CN釘 2×4材に使われる釘(太め)
SN釘 シージングボード用
たとえばマキタの「AN636H」をカタログで見ると、下記のように記載されています。

(引用:マキタ公式カタログ

書いてあるとおりですが、AN636Hは「N釘:45〜65mm」「CN釘:50〜65mm」「GN釘」の他にワイヤ釘・シート釘が使用できる機種ということになります。それぞれ購入する前に、どの釘を使用できる釘打ち機なのかもあわせて確認して購入するようにしましょう!

さて、次章からはさっそくマキタ製のオススメ釘打ち機を紹介します。「高圧:50mm」「高圧:65mm」「高圧:75mm」「高圧:90mm」の順番で紹介し、その後「常圧」の機種も紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね(^ ^)

オススメのマキタ製釘打ち機を厳選紹介!

ここからはアクトツールが厳選したマキタ製釘打ち機を紹介します!ここまで読んで、

選び方はわかったけど、どれがいいのかわからなくなってきた...
とりあえずオススメを買いたい

という方もいるかと思います。
そのような場合は、ぜひ下記からも参考にしてください。

高圧50mm

AN534H

AN534H

(引用:マキタ公式サイト

まず紹介したいのが「AN534H」です!トップキャップ幅が従来機より15mm小さくなったことから、狭い場所への打ち込みもよりカンタンに。交換式コンタクトトップ&太径ドライバーにより幅広い種類の釘を正確に打ち込むことが可能になっております。

さらに握ったまま片手で操作できる位置にエアダスタボタンも配置されており、掃除の効率もUP。排気量とエア空気消費量も抑えられており、排気量は「約82dB」と低めです。

使用空気圧力 1.18~2.26Mpa
釘装填数 ワイヤ釘:200〜400 シート釘:200
使用釘長さ ワイヤ釘:32〜50mm シート釘:19〜50mm(ナロー)・27〜50mm(ワイド)
使用ホース内径 マキタ高圧エアホース4.0mm以上
質量 1.8Kg
AN534HM

(引用:マキタ公式サイト

なお、マキタからは上記で紹介した「レッド」の他に「ブルー」もあります。好みにあわせて選びましょう(^^)

サイディング用高圧エア釘打 AN510HS

(引用:マキタ公式サイト

こちらは「サイディング」「下地」専用の釘打ち機「AN510HS」となります。ドライバ痕が釘頭に残らないためサイディング張りの見た目が非常にキレイです。さらに質量1.8Kg、全高280mmと全体的にコンパクトなため取り回しも◎。

「コンタクトアームの押し当て」「トリガーを引く」の順番を変えることで、自動的に「単発」「連続」打ち自動切り替えもできる便利な機能付きです。サイディング・下地作業でしか釘打ち機を使わないようであれば、こちらの機種を検討しても良いでしょう。

使用空気圧力 0.98〜2.26MPa
釘装填数 シート釘(逆巻き):300
使用釘長さ シート釘(逆巻き):27・32・38・40・45・50
使用ホース内径 5.0mm以上
質量 1.8Kg

高圧65mm

AN636H

高圧65mmのマキタ製釘打ち機と言えば「AN636H」です!トップキャップ幅は85mmと従来機より「-7mm」コンパクトに。全方向にスパイクできる新形状が採用されており、どの角度から打ち込んでも滑りにくいスパイクスリムノーズとなります。

さらに内部構造を見直し高耐久で、壊れにくい仕様です。もちろんエアダスタに加えて可動式ドライバガイドもついているので、釘倒れする可能性も低くなります。細かい機能ですがドア側・マガジン側どちらからでも閉じることができ、釘交換もカンタン。
使用空気圧力 1.18〜2.26
釘装填数 ワイヤ釘:200〜400 シート釘:200
使用釘長さ ワイヤ釘:32〜65mm シート釘:26〜65mm(ワイド)
使用ホース内径 マキタ高圧エアホース4.0mm以上
質量 2.1Kg
AN636HM
「AN636HM」は上記で紹介した「AN636H」のブルーバージョンです!好みによって選んでください(^^)

高圧75mm

AN731H

AN731H

(引用:マキタ公式サイト

高圧75mmの「AN731H」は少ないエア消費量でもパワフルに使えるのが特徴で、圧力が低下してもしっかりとした打ち込みができる機種となります。太い釘や集成材などの硬木はもちろん、根太レス工法や斜め打ちなどパワーが必要になる作業でかつやくが期待できるでしょう。

さらにコンタクトアームのストローク量を反動が最も小さくなる数値にしてあることで、作業中のストレスも軽減。さらに「可動式ドライバガイド」搭載で、細い釘から太い釘まで自動で対応する優れものです。ノーズ部分もスリムで、狙いやすく滑りにくいプロ御用達の一台と言えるでしょう。

使用空気圧力 1.28〜2.26MPa
釘装填数 ワイヤ釘:150〜300 シート釘:200
使用釘長さ ワイヤ釘:45〜75mm シート釘:38〜65mm(ワイド)
使用ホース内径 マキタ高圧エアホース4.0以上
質量 2.5Kg
なお、AN731Hは「エアダスタ付き」ですが、エアダスタなしの「AN730H」も販売されています。エアダスタがない分少しお得になるので、作業用途に合わせて選んでください!

高圧90mm

AN936H

AN936H

(引用:マキタ公式サイト

AN936Hは「新・スパイクスリムノーズ」&「コンパクトボディ」を採用しており、狙い通りにパワフルな打ち込みができる一台となります。斜め打ちでも滑りづらく、全方向にスパイクが可能に。

さらに内部構造の見直しから高耐久機種を実現しており、長い期間使い続けることが期待できます。その他「エアダスタ」「低反動」はもちろん、釘交換がカンタンな「新・ピーチマガジン」も搭載されており、90mmの高圧機釘打ち機ならばこちらを選べば間違いはないでしょう。

使用空気圧力 1.28〜2.26MPa
釘装填数 ワイヤ釘:120〜300 シート釘:200
使用釘長さ ワイヤ釘:45〜90mm シート釘:45〜75mm(ワイド)
使用ホース内径 マキタ高圧エアホース4.0mm以上
質量 2,7Kg
AN936HM
AN936HM

(引用:マキタ公式サイト

上記で紹介した「AN936H」のブルーバージョンとなります。

常圧

ここからはオススメのマキタ製「常圧」釘打ち機を3機種紹介するので、あわせて参考にしてください(^^)

内装用38mm釘打ち機 (常圧) AN302P

(引用:マキタ公式カタログ

こちらは内・外装作業をメインとした作業にピッタリの「AN302P」です。質量も1Kg以下と軽量で、作業中に重さのストレスも感じづらい一台となります。

使用空気圧力 0.44〜0.69Mpa
釘装填数 ポケットネイル:150・188
使用釘長さ ポケットネイル:25〜38mm
使用ホース内径 6.5mm以上
質量 0.97Kg

サイディング用50mm釘打ち機 (常圧) AN552

(引用:マキタ公式カタログ

サイディング作業を中心に「下地」「鋼板1.6mm以下」にも使用できるAN552。軽量タイプなので使いやすく、取り回しも◎な一台です。

使用空気圧力 0.44〜0.69MPa
釘装填数 300
使用釘長さ シート釘(逆巻き):27〜50mm
使用ホース内径 6.5以上
質量 2.0Kg

和風天井用釘打ち機 (常圧) AN201P

(引用:マキタ公式カタログ

最後に紹介するのが少しめずらしい「和風天井用」釘打ち機のAN201Pとなります。全体的に非常に薄いので、和風天井などの作業がカンタンに。質量も1.0Kgと軽量で、使いやすい一台です。

使用空気圧力 0.44〜0.69MPa
釘装填数 ポケットネイル:150
使用釘長さ ポケットネイル:16〜25mm
使用ホース内径 6.5以上
質量 1.0Kg

まとめ

マキタ(makita)製の釘打ち機は性能・種類ともにレベルが高いため、この機会に検討しても良いと思います。その際は「常圧」or「高圧」に加えて、用途や釘の長さを基準に選びましょう!

ただ、電動工具全般に言えることですが、新品で購入すると非常の高価です。そのため...

予算がないから釘打ち機を買えない...
買い替えたいけど、とりあえず今のを使うしかない

と悩む方もいると思います。
そんなときは、ぜひアクトツールのオンラインショップをチェックしてください!アクトツールでは「高圧」のマキタ製釘打ち機を中心にご用意しており、ご興味がある方は下記のボタンからのぞいてみてくださいねくださいね(^^)

アクトツールでマキタ製釘打ち機を見てみる!

なお、アクトツールでは電動工具全般の「選び方」や「オススメ機種」に関する記事を多数執筆しています!はじめて電動工具を購入する方や、プロ用工具をお求めの方はきっと参考になると思うので、ご興味がある方は「ブログを読む」からぜひチェックしてください!

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!また別の記事でお会いしましょう。